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三人の中の一人



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【この小説が収録されている参考書籍】
三人の中の一人 (1977年) (イフ・ノベルズ)

三人の中の一人の評価: 3.00/5点 レビュー 1件。 -ランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.00pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全1件 1~1 1/1ページ
No.1:
(3pt)

ファンタスティックなフランス・ミステリ作家がヴァン・ダインに影響を受けたら

ステーマンという作家は、「六死人」といい「殺人者は21番地に住む」といい、ファンタスティックな設定で小説を書くイメージがありますが、この作品でも小人を登場させたりして、アングロ=サクソン系の作家とは全く異なる謎解きを展開してくれます。
 しかし犯行検証場面に「ベンスン殺人事件」の有名な弾道推定場面(図入り)を臆面もなく使っており、その結果で犯人の背丈を推定すると小人になるとか巨人になるとか、ヴァン・ダイン読者が唖然とするような仮説を導くのです。これは影響を受けたというより、完全にファイロ・ヴァンスの実証法を茶化してますよね!
三人の中の一人 (1977年) (イフ・ノベルズ)Amazon書評・レビュー:三人の中の一人 (1977年) (イフ・ノベルズ)より
B000J8TZN6

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