海の底

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評判

海の底の評価:

4.27/5点 レビュー 158件。 A ランク

Amazon書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点4.27pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全259件 201〜220 11/13ページ
No.59
(4pt)

まさに「掘り出し物」。清々しい気分になれます。

コピーからエイリアン系の壮絶な展開を期待して読み始めたら大違い。
バトルは二割で潜水艦に非難した自衛官と子供たちの6日間のバトルと言うか
触れ合い。「亡国のイージス」等の詳しいメカニック・指揮系統の説明はないので
講釈好きな男の人には期待外れですが、読み終えた後の「清々しさ」は100%保証します。

海の底 Amazon書評・レビュー: 海の底より
4840230927
No.58
(5pt)

おもしろく読みやすいです。

ついに文庫化されたので、読んでみました。
謎の生物に横須賀が襲撃されるという衝撃的な事件が、
巻き込まれて潜水艦でたくさんの子供を保護することになった自衛官と
できる限り被害を出さないように防衛の指揮をとる警察官の視点から描かれています。

パニックものなんでしょうが怖いという印象は全くなく、登場人物の魅力に引き込まれて一気に読める作品です。
海の底 (角川文庫) Amazon書評・レビュー: 海の底 (角川文庫)より
4043898029
No.57
(5pt)

おもしろく読みやすいです。

ついに文庫化されたので、読んでみました。
謎の生物に横須賀が襲撃されるという衝撃的な事件が、
巻き込まれて潜水艦でたくさんの子供を保護することになった自衛官と
できる限り被害を出さないように防衛の指揮をとる警察官の視点から描かれています。

パニックものなんでしょうが怖いという印象は全くなく、登場人物の魅力に引き込まれて一気に読める作品です。
海の底 Amazon書評・レビュー: 海の底より
4840230927
No.56
(5pt)

喫水線上のエンターテイメント。

水上の牢獄と化した潜水艦と、二人の若き海上自衛隊員。
属する家族、コミュニティの中で屈折した自我を持ちながら、潜水艦に迷い込んだ13人の子供たち。
横須賀を駆ける機動隊と、それを率いる警察官僚たち。
敵を滅ぼす力を持ちながら、満足にそれを振るうことのできないジレンマを抱えた自衛隊員たち。

そして、海の底から来た真っ赤な、真っ赤な化け物ども。

多種多様な立場の人々と、それぞれの社会、世界観が交じり合いながら、決して混濁していないその精緻なまでに張り巡らされた設定を縦糸に。
血と汗と、葛藤と慟哭と、激情と懊悩と、ありとあらゆる感情を横糸にして、真紅の海辺を舞台に紡ぎあげられる6日間。

そして迎えるエンドロール。
掛け値なしに素晴らしい物語を堪能して見てください。
海の底 (角川文庫) Amazon書評・レビュー: 海の底 (角川文庫)より
4043898029
No.55
(5pt)

喫水線上のエンターテイメント。

水上の牢獄と化した潜水艦と、二人の若き海上自衛隊員。
属する家族、コミュニティの中で屈折した自我を持ちながら、潜水艦に迷い込んだ13人の子供たち。
横須賀を駆ける機動隊と、それを率いる警察官僚たち。
敵を滅ぼす力を持ちながら、満足にそれを振るうことのできないジレンマを抱えた自衛隊員たち。

そして、海の底から来た真っ赤な、真っ赤な化け物ども。

多種多様な立場の人々と、それぞれの社会、世界観が交じり合いながら、決して混濁していないその精緻なまでに張り巡らされた設定を縦糸に。
血と汗と、葛藤と慟哭と、激情と懊悩と、ありとあらゆる感情を横糸にして、真紅の海辺を舞台に紡ぎあげられる6日間。

そして迎えるエンドロール。
掛け値なしに素晴らしい物語を堪能して見てください。
海の底 Amazon書評・レビュー: 海の底より
4840230927
No.54
(5pt)

番外編が嬉しい

「空の中」に続く、メディアワークスから出版されたハードカバーの文庫版。
基本的にはほとんどハードカバーと変わらない。
詳しい内容はハードカバーの方を見てもらえばいいとして、ここでは番外編について少し。
「海の底 前夜祭」は以前携帯サイトで配信されたものだが、当時読むことができず、いつ読めるのかと待ち続けていたところ、文庫に収録ということで、迷わず手に取った次第だ。
内容は期待に背かず、本当に有川氏にぴったりなシーンだと思う。
ハラハラドキドキの駆け引きと緊張感を持った闘い。
登場人物二人の性格も上手く出ていて、本編を読んだ人は確実に楽しめる。
こんな自衛官がいるなら、日本も大丈夫かもしれないと思わせてくれる作品だ。
同じ登場人物が出てくる番外編としては、「クジラの彼」がある。
読んでハマった方はそちらもおすすめ。

海の底 (角川文庫) Amazon書評・レビュー: 海の底 (角川文庫)より
4043898029
No.53
(5pt)

番外編が嬉しい

「空の中」に続く、メディアワークスから出版されたハードカバーの文庫版。
基本的にはほとんどハードカバーと変わらない。
詳しい内容はハードカバーの方を見てもらえばいいとして、ここでは番外編について少し。
「海の底 前夜祭」は以前携帯サイトで配信されたものだが、当時読むことができず、いつ読めるのかと待ち続けていたところ、文庫に収録ということで、迷わず手に取った次第だ。
内容は期待に背かず、本当に有川氏にぴったりなシーンだと思う。
ハラハラドキドキの駆け引きと緊張感を持った闘い。
登場人物二人の性格も上手く出ていて、本編を読んだ人は確実に楽しめる。
こんな自衛官がいるなら、日本も大丈夫かもしれないと思わせてくれる作品だ。
同じ登場人物が出てくる番外編としては、「クジラの彼」がある。
読んでハマった方はそちらもおすすめ。

海の底 Amazon書評・レビュー: 海の底より
4840230927
No.52
(5pt)

幸せに出会って、幸せに始めよう。

春のある日、桜祭りが開催されている横須賀。
突然、巨大化した水中生物レガリス(ザリガニに酷似)が
大群となって海より襲来し、
人間を餌としたために街は大混乱!!

横須賀で必死に防衛線を守る警察の機動隊の様子と、
艦長がその命をかけて守った子供たちとふたりの海自の潜水艦乗組員が逃げ込んだ潜水艦で過ごした6日間を描いた作品。

それぞれの思惑で動く大人、
プライドや自分の命を捨ててまで市民を守ろうとする機動隊、
悩みを抱え手探りながらも前に進もうとする子供たち。
それぞれが複雑で、それぞれにドラマがあるんやなぁ***と思いました。

ふたりの潜水艦乗組員、
知的で人当たりがいい男前・でも内面クールで無関心なハルと
無骨で直情型・内面は情に厚い夏木。
どちらもとっても素敵です☆

『幸せに出会って、幸せに始めよう。』
本を閉じても、ストーリーは続いていくんやなぁ***って感じさせるラストも良いなぁと思いました(*^^*) 


海の底 (角川文庫) Amazon書評・レビュー: 海の底 (角川文庫)より
4043898029
No.51
(5pt)

幸せに出会って、幸せに始めよう。

春のある日、桜祭りが開催されている横須賀。
突然、巨大化した水中生物レガリス(ザリガニに酷似)が
大群となって海より襲来し、
人間を餌としたために街は大混乱!!

横須賀で必死に防衛線を守る警察の機動隊の様子と、
艦長がその命をかけて守った子供たちとふたりの海自の潜水艦乗組員が逃げ込んだ潜水艦で過ごした6日間を描いた作品。

それぞれの思惑で動く大人、
プライドや自分の命を捨ててまで市民を守ろうとする機動隊、
悩みを抱え手探りながらも前に進もうとする子供たち。
それぞれが複雑で、それぞれにドラマがあるんやなぁ***と思いました。

ふたりの潜水艦乗組員、
知的で人当たりがいい男前・でも内面クールで無関心なハルと
無骨で直情型・内面は情に厚い夏木。
どちらもとっても素敵です☆

『幸せに出会って、幸せに始めよう。』
本を閉じても、ストーリーは続いていくんやなぁ***って感じさせるラストも良いなぁと思いました(*^^*) 


海の底 Amazon書評・レビュー: 海の底より
4840230927
No.50
(5pt)

こんなタイトルつけやがって

無念である。まことに慙愧に耐えない。
血が出るほど唇をかみ締め、ふつふつと沸き起こる後悔の念をこらえる。
まったくなんということだ、こんなにおもしろい本を3年も見逃していたなんて。
だいたい作者も作者だ。なんだ、このタイトルは。こんなにおもしろい本に、なんでこんな地味なタイトルをつける?
だまされてしまったではないか。つまらない純文学と勘違いしてしまったではないか。
それも3年も。
ちくしょう、おれの青春を返せ。

(以上、気狂いのたわごとでした。皆さんは冷静に読まれますように。)
海の底 (角川文庫) Amazon書評・レビュー: 海の底 (角川文庫)より
4043898029
No.49
(5pt)

こんなタイトルつけやがって

無念である。まことに慙愧に耐えない。
血が出るほど唇をかみ締め、ふつふつと沸き起こる後悔の念をこらえる。
まったくなんということだ、こんなにおもしろい本を3年も見逃していたなんて。
だいたい作者も作者だ。なんだ、このタイトルは。こんなにおもしろい本に、なんでこんな地味なタイトルをつける?
だまされてしまったではないか。つまらない純文学と勘違いしてしまったではないか。
それも3年も。
ちくしょう、おれの青春を返せ。

(以上、気狂いのたわごとでした。皆さんは冷静に読まれますように。)
海の底 Amazon書評・レビュー: 海の底より
4840230927
No.48
(4pt)

女性の心理描写が秀逸。

まず読んでみると、やはり台詞回しや登場人物の性格設定などにライトノベル/漫画的なものが多くあります。
この点で抵抗のある人もちょっといるかもしれません。
が、普通の文章で言えば他の作家さんと比較しても遜色ない、あるいはそれ以上の文章力で書かれていますので、
所々の漫画的な台詞に目を瞑れば、ラノベなんて!と毛嫌いしていたむきにも読めると思います。

さて、内容について。
なかなか分厚いこの本(文庫にすると上下巻に分割されるでしょうか)ですが、展開、というかエビの登場は物凄く早いです。
ものの数ページで奴らは押し寄せて来ます。事前の登場人物の説明などは一切ありません。
ちなみに、あとがきで作者の方も述べておられますが、潜水艦は最終章まで一海里たりとも動きません。
序盤に出港しようとしてほんのちょっと動くぐらい。
なので、自衛隊の潜水艦と某国の潜水艦が深深度で魚雷を撃ち合う!なんてのを御所望の方にはまったくお勧めできません。
福井春敏氏の『終戦のローレライ』や池上司氏の『無音潜行』などをお勧めします。(未読ならば、ですが)

従来の怪獣映画に見られるような自衛隊が大量に火力を投入!
しかし大量に押し寄せる巨大エビには歯が立たず!なんていう怪獣ファンが唸るような派手な展開もありません。
あるのは機動隊が巨大エビと繰り広げる肉弾戦の描写ぐらいです。登場する機動隊員もほとんど小銃の弾の一発も撃ちません。

この作品で特筆すべきは、さすが女流作家!と言いたくなる女性の心理描写です。
自分が男性の為、この心理描写が合っているのかいないのかは計りかねますが、
男性の作家ではおそらく何ともなく描かれるであろう所を、事細かに書いています。
これが男性作家だったら、『あの』描写なんてなかったでしょう。多分。

爽やかかつ希望に満ちたラストも良い。
物語としては良質だと思います。
海の底 (角川文庫) Amazon書評・レビュー: 海の底 (角川文庫)より
4043898029
No.47
(4pt)

女性の心理描写が秀逸。

まず読んでみると、やはり台詞回しや登場人物の性格設定などにライトノベル/漫画的なものが多くあります。
この点で抵抗のある人もちょっといるかもしれません。
が、普通の文章で言えば他の作家さんと比較しても遜色ない、あるいはそれ以上の文章力で書かれていますので、
所々の漫画的な台詞に目を瞑れば、ラノベなんて!と毛嫌いしていたむきにも読めると思います。

さて、内容について。
なかなか分厚いこの本(文庫にすると上下巻に分割されるでしょうか)ですが、展開、というかエビの登場は物凄く早いです。
ものの数ページで奴らは押し寄せて来ます。事前の登場人物の説明などは一切ありません。
ちなみに、あとがきで作者の方も述べておられますが、潜水艦は最終章まで一海里たりとも動きません。
序盤に出港しようとしてほんのちょっと動くぐらい。
なので、自衛隊の潜水艦と某国の潜水艦が深深度で魚雷を撃ち合う!なんてのを御所望の方にはまったくお勧めできません。
福井春敏氏の『終戦のローレライ』や池上司氏の『無音潜行』などをお勧めします。(未読ならば、ですが)

従来の怪獣映画に見られるような自衛隊が大量に火力を投入!
しかし大量に押し寄せる巨大エビには歯が立たず!なんていう怪獣ファンが唸るような派手な展開もありません。
あるのは機動隊が巨大エビと繰り広げる肉弾戦の描写ぐらいです。登場する機動隊員もほとんど小銃の弾の一発も撃ちません。

この作品で特筆すべきは、さすが女流作家!と言いたくなる女性の心理描写です。
自分が男性の為、この心理描写が合っているのかいないのかは計りかねますが、
男性の作家ではおそらく何ともなく描かれるであろう所を、事細かに書いています。
これが男性作家だったら、『あの』描写なんてなかったでしょう。多分。

爽やかかつ希望に満ちたラストも良い。
物語としては良質だと思います。
海の底 Amazon書評・レビュー: 海の底より
4840230927
No.46
(4pt)

ガニラス

23:30頃からちょっとだけのつもりで読み始めたら、
一気に読んでしまい、読み終えたのが3:38だった。
おもしろかった。
人物描写が秀逸で、頭の中にイメージがありありと浮かぶのだけど、
どうもカニの描写がイマイチで、ドラクエのぐんたいガニとか
ガニラスとかそんなのが浮かんだ。
なんか、実写映画の中でデフォルメされたアニメが動いているみたいな印象。

あと、このカニは非常に食いでがありそうなのだが、
誰も食べようとしなかったのだろうか?気になる。
海の底 (角川文庫) Amazon書評・レビュー: 海の底 (角川文庫)より
4043898029
No.45
(4pt)

ガニラス

23:30頃からちょっとだけのつもりで読み始めたら、
一気に読んでしまい、読み終えたのが3:38だった。
おもしろかった。
人物描写が秀逸で、頭の中にイメージがありありと浮かぶのだけど、
どうもカニの描写がイマイチで、ドラクエのぐんたいガニとか
ガニラスとかそんなのが浮かんだ。
なんか、実写映画の中でデフォルメされたアニメが動いているみたいな印象。

あと、このカニは非常に食いでがありそうなのだが、
誰も食べようとしなかったのだろうか?気になる。
海の底 Amazon書評・レビュー: 海の底より
4840230927
No.44
(5pt)

有川さんのなかで1番!!

有川さんの作品の中で一番最初に読んだのですが、個人的には一番好きな作品です。
今回は海自が舞台で、巨大な甲殻類が横須賀を襲うのですが、主に潜水艦の中の出来事です。
戦闘シーンはあまりないので、そういうSFを期待される方にはあわないかと…。
たった6日間ですが、潜水艦内の出来事と甲殻類撃退作戦+恋愛と、とにかく充実しています。
海の底 (角川文庫) Amazon書評・レビュー: 海の底 (角川文庫)より
4043898029
No.43
(5pt)

有川さんのなかで1番!!

有川さんの作品の中で一番最初に読んだのですが、個人的には一番好きな作品です。
今回は海自が舞台で、巨大な甲殻類が横須賀を襲うのですが、主に潜水艦の中の出来事です。
戦闘シーンはあまりないので、そういうSFを期待される方にはあわないかと…。
たった6日間ですが、潜水艦内の出来事と甲殻類撃退作戦+恋愛と、とにかく充実しています。
海の底 Amazon書評・レビュー: 海の底より
4840230927
No.42
(5pt)

自衛隊・・・は?

自衛隊が・・・ちょこっとだけで。
潜水艦も・・・1メートルも動かないで。
大殺戮のシーンがあったかと思うと、シーンと気まずい潜水艦内のシーンがあったりして。
実に妙な物語でした。
いや!良かったですよ!すごく興味深く読みましたもの!圭介くんママのありようにはすごく考えさせられましたし{レベルは違うけど同じような人は確実に居るし}冬さんと夏さんの2人の奮闘ぶりも拍手喝采でしたよ。望ちゃんについては「よく書いてくれました!」というシーンもあり{これは男の人には逆立ちしたって書けないでしょうねえ}すごーくお勧めの一冊なんですよ!!・・・そうお勧めの一冊なんですが・・・
「あれー?!」という気持ちも正直あったのでした。
原因は自衛隊。自衛隊は?!出てこないじゃないの!・・・まあラストでちょこっと出てきたんですが、その出方が・・・一番良い恰好の所だけうわーっと出てきて持って行っちゃって「何かずるくない?あんた達」と腹が立っちゃいましたね。せっかく出てきてくれたのになんですが。
「首になるのも覚悟して、俺が一発ドカンとかましたろ!って奴はいなかったのかー?!」って思いました。何人もの人が助かるのなら首になるぐらいなんですか!って。コルチャック先生を見習いなさい!ナイチンゲールだって許可なしに物資を出した事あるのよ!・・・などなど。しばらくカッカして、そのあとしゅんとして。
まあね。もし。もしも今本当にこういう事態が起きたなら。今現在の自衛隊幹部はB型が多いらしいから無許可でドカーンとやっちゃってくれる人も居るかもしれないんだけど。ぜひやっちゃってちょうだい!と願うばかりです。

あと「私のことは忘れてください」の台詞が良かったです。あのね皆さんこれの訳はね「じゃあさようなら」よりも「その首洗って待ってなさいよ」の方が近いんですよ。びっくりした?ほんと、日本語って難しいものですねえ。わたくしも最後まで判りませんでしたことよ。ほほほほ・・・気になった方はぜひお読みになってみてくださいませね。
海の底 (角川文庫) Amazon書評・レビュー: 海の底 (角川文庫)より
4043898029
No.41
(5pt)

自衛隊・・・は?

自衛隊が・・・ちょこっとだけで。
潜水艦も・・・1メートルも動かないで。
大殺戮のシーンがあったかと思うと、シーンと気まずい潜水艦内のシーンがあったりして。
実に妙な物語でした。
いや!良かったですよ!すごく興味深く読みましたもの!圭介くんママのありようにはすごく考えさせられましたし{レベルは違うけど同じような人は確実に居るし}冬さんと夏さんの2人の奮闘ぶりも拍手喝采でしたよ。望ちゃんについては「よく書いてくれました!」というシーンもあり{これは男の人には逆立ちしたって書けないでしょうねえ}すごーくお勧めの一冊なんですよ!!・・・そうお勧めの一冊なんですが・・・
「あれー?!」という気持ちも正直あったのでした。
原因は自衛隊。自衛隊は?!出てこないじゃないの!・・・まあラストでちょこっと出てきたんですが、その出方が・・・一番良い恰好の所だけうわーっと出てきて持って行っちゃって「何かずるくない?あんた達」と腹が立っちゃいましたね。せっかく出てきてくれたのになんですが。
「首になるのも覚悟して、俺が一発ドカンとかましたろ!って奴はいなかったのかー?!」って思いました。何人もの人が助かるのなら首になるぐらいなんですか!って。コルチャック先生を見習いなさい!ナイチンゲールだって許可なしに物資を出した事あるのよ!・・・などなど。しばらくカッカして、そのあとしゅんとして。
まあね。もし。もしも今本当にこういう事態が起きたなら。今現在の自衛隊幹部はB型が多いらしいから無許可でドカーンとやっちゃってくれる人も居るかもしれないんだけど。ぜひやっちゃってちょうだい!と願うばかりです。

あと「私のことは忘れてください」の台詞が良かったです。あのね皆さんこれの訳はね「じゃあさようなら」よりも「その首洗って待ってなさいよ」の方が近いんですよ。びっくりした?ほんと、日本語って難しいものですねえ。わたくしも最後まで判りませんでしたことよ。ほほほほ・・・気になった方はぜひお読みになってみてくださいませね。
海の底 Amazon書評・レビュー: 海の底より
4840230927
No.40
(4pt)

痛快大ホラ話!

作者本人も後書きで書いている通りトンデモない大ホラ話です。
そもそもしょっぱなから巨大ザリガニが出現!人間を襲って食べてしまう!!というどう考えてもB級な設定。
こんなノリで始まってるくせに、妙に感動させたり、考えさせられたり、過ぎた若き日々の悩みを振り返りたくなったり。
確実にライトノベルなのに小難しい用語とか組織の説明とかがまた面白い。有川さんらしいスピード感で「ありえない」と思いつつもぐいぐい読ませます。
真剣に裏工作する大人たちの話もいいし、艦内の子ども達とのいかにも青春小説っぽい悩みもいい。セリフのやり取りにも勢いがあって楽しめます。
ご都合主義な感は否めませんが、読後感もいいし、お勧めです!
海の底 (角川文庫) Amazon書評・レビュー: 海の底 (角川文庫)より
4043898029