マンチュリアン・リポート

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評判

マンチュリアン・リポートの評価:

3.89/5点 レビュー 82件。 C ランク

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平均点3.89pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全92件 61〜80 4/5ページ
No.32
(5pt)

よくできた作品です

「蒼穹の昴」シリーズの第四部とのこと、どう展開していくのかと行方を案じながら読み始めました。
「そう」と応える昭和天皇がご出演なさるところでズッコケそうになりながらうまく話を組み立てたなと感心し、機関車に語らせるという奇抜なアイデアにやられたと思い、李春雲の出現に時間の経過を知らされ、最後の報告書第七信でとどめを刺された思いです。
史実と絡めたフィクションとしてはよくできているといつも感心させられます。
マンチュリアン・リポート (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: マンチュリアン・リポート (講談社文庫)より
4062775042
No.31
(5pt)

よくできた作品です

「蒼穹の昴」シリーズの第四部とのこと、どう展開していくのかと行方を案じながら読み始めました。
「そう」と応える昭和天皇がご出演なさるところでズッコケそうになりながらうまく話を組み立てたなと感心し、機関車に語らせるという奇抜なアイデアにやられたと思い、李春雲の出現に時間の経過を知らされ、最後の報告書第七信でとどめを刺された思いです。
史実と絡めたフィクションとしてはよくできているといつも感心させられます。
マンチュリアン・リポート (100周年書き下ろし) Amazon書評・レビュー: マンチュリアン・リポート (100周年書き下ろし)より
4062165007
No.30
(4pt)

中国の近代史に焦点を当てた傑作。

「蒼穹の昴」から始まる一連の物語の完結譚として読みました。色々に見方はあるかと思いますが、中国人民の運命に立ち向かっていく姿には、粘り強さと大局観のようなものを教えてくれます。浅田次郎のストーリーテーラーとしての非凡さも相まって、一つの壮大な絵巻物がおわつたなぁ、という満足感をもたらしてくれました。もし、浅田次郎がこの続きをさらに書いてくれるのなら、きっとまた読むと思います。
マンチュリアン・リポート (100周年書き下ろし) Amazon書評・レビュー: マンチュリアン・リポート (100周年書き下ろし)より
4062165007
No.29
(4pt)

中国の近代史に焦点を当てた傑作。

「蒼穹の昴」から始まる一連の物語の完結譚として読みました。色々に見方はあるかと思いますが、中国人民の運命に立ち向かっていく姿には、粘り強さと大局観のようなものを教えてくれます。浅田次郎のストーリーテーラーとしての非凡さも相まって、一つの壮大な絵巻物がおわつたなぁ、という満足感をもたらしてくれました。もし、浅田次郎がこの続きをさらに書いてくれるのなら、きっとまた読むと思います。
マンチュリアン・リポート (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: マンチュリアン・リポート (講談社文庫)より
4062775042
No.28
(5pt)

面白かった

蒼穹の昴、珍妃の井戸、中原の虹から続く壮大な浅田ワールドの最後は、まさに総集編的。懐かしい登場人物も出て来ました。
マンチュリアン・リポート (100周年書き下ろし) Amazon書評・レビュー: マンチュリアン・リポート (100周年書き下ろし)より
4062165007
No.27
(5pt)

面白かった

蒼穹の昴、珍妃の井戸、中原の虹から続く壮大な浅田ワールドの最後は、まさに総集編的。懐かしい登場人物も出て来ました。
マンチュリアン・リポート (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: マンチュリアン・リポート (講談社文庫)より
4062775042
No.26
(4pt)

私欲なき人間ほど怖ろしい。

本作を張作霖爆殺事件の浅田異説として読むべきなのか。蒼穹の昴から始まる一連の作品のスピンオフとして読むべきなのか。はたまた。

私欲なき人間ほど怖ろしい。これはシリーズ全体の主人公である李春雲の本作での科白。
私欲でないもの、忠や義など本来尊ぶべきものを追い求めた結果としての悲劇。あるいは追い求める過程で知らずうちに逸れてしまったがための惨状。もしくは追い求めることに固執し後戻りできず陥った泥沼。

龍玉。天下を治める資格を持つべき者だけが手にできるもの。そうでない者が触れれば身が粉々になる。
張作霖はそれを手にした時には粉々にならなかったが、最後は爆殺で手足を失って死んだ。天命にあらず。そんなことを言っているわけではないだろう。
天下を治める資格など誰も持っていないはずなのに、それはわかっているはずなのに、国のために(私欲なく)戦を行ない、時の為政者だけでなく民草をも巻き込んで粉々にしてしまう。こんなことがどれだけ繰り返されたか。

矜持。この言葉が指し示している、そして忘れ去られつつある人間の美徳は浅田歴史物に通底しているものと思う。が、本作では矜持への思いが少し変化して、それが行きすぎてしまう、それがために隠されてしまう、そして結果として大勢の者を不幸にしてしまうこともある、という風になってきているように感じる。

のっけから昭和天皇を引っ張り出すという冒険までして、個人、軍・政党(=組織)、国家、国際社会それぞれのレベルでの忠義・信条や矜持をリスペクトして人間の素晴らしさを讃えつつ、それがあるべき方向からぶれた時に起きる事態―殺戮、戦争、テロ・・・―の悲惨さに言及する。これまでの浅田作品はここまで踏み込んでいなかったように思う。
シリーズ総集編的でつまらないなと思う部分もあったが、著者の視野が広がって(?、視座が変わって?)きているなという感じがして興味深く読んだ。

評価「4」にしたのは、技巧的な部分(2種の一人称形式、最終章の使い方など)があからさま過ぎるかなと思って。
マンチュリアン・リポート (100周年書き下ろし) Amazon書評・レビュー: マンチュリアン・リポート (100周年書き下ろし)より
4062165007
No.25
(4pt)

私欲なき人間ほど怖ろしい。

本作を張作霖爆殺事件の浅田異説として読むべきなのか。蒼穹の昴から始まる一連の作品のスピンオフとして読むべきなのか。はたまた。

私欲なき人間ほど怖ろしい。これはシリーズ全体の主人公である李春雲の本作での科白。
私欲でないもの、忠や義など本来尊ぶべきものを追い求めた結果としての悲劇。あるいは追い求める過程で知らずうちに逸れてしまったがための惨状。もしくは追い求めることに固執し後戻りできず陥った泥沼。

龍玉。天下を治める資格を持つべき者だけが手にできるもの。そうでない者が触れれば身が粉々になる。
張作霖はそれを手にした時には粉々にならなかったが、最後は爆殺で手足を失って死んだ。天命にあらず。そんなことを言っているわけではないだろう。
天下を治める資格など誰も持っていないはずなのに、それはわかっているはずなのに、国のために(私欲なく)戦を行ない、時の為政者だけでなく民草をも巻き込んで粉々にしてしまう。こんなことがどれだけ繰り返されたか。

矜持。この言葉が指し示している、そして忘れ去られつつある人間の美徳は浅田歴史物に通底しているものと思う。が、本作では矜持への思いが少し変化して、それが行きすぎてしまう、それがために隠されてしまう、そして結果として大勢の者を不幸にしてしまうこともある、という風になってきているように感じる。

のっけから昭和天皇を引っ張り出すという冒険までして、個人、軍・政党(=組織)、国家、国際社会それぞれのレベルでの忠義・信条や矜持をリスペクトして人間の素晴らしさを讃えつつ、それがあるべき方向からぶれた時に起きる事態―殺戮、戦争、テロ・・・―の悲惨さに言及する。これまでの浅田作品はここまで踏み込んでいなかったように思う。
シリーズ総集編的でつまらないなと思う部分もあったが、著者の視野が広がって(?、視座が変わって?)きているなという感じがして興味深く読んだ。

評価「4」にしたのは、技巧的な部分(2種の一人称形式、最終章の使い方など)があからさま過ぎるかなと思って。
マンチュリアン・リポート (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: マンチュリアン・リポート (講談社文庫)より
4062775042
No.24
(4pt)

知りませんでした

浅田次郎先生の蒼穹の昴、珍妃の井戸、中原の虹に続く第4作張作霖爆殺事件を題材とした作品楽しみです。
マンチュリアン・リポート (100周年書き下ろし) Amazon書評・レビュー: マンチュリアン・リポート (100周年書き下ろし)より
4062165007
No.23
(4pt)

知りませんでした

浅田次郎先生の蒼穹の昴、珍妃の井戸、中原の虹に続く第4作張作霖爆殺事件を題材とした作品楽しみです。
マンチュリアン・リポート (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: マンチュリアン・リポート (講談社文庫)より
4062775042
No.22
(5pt)

満州事変の背景を知る

満州事変は非常に背景が複雑できちんと理解できている日本人は少なく、時間ばかりが過ぎ去ってしまい、中国の人たちからすれば一方的に非難する歴史となっています。学校教育では戦後アンタッチャブルな歴史事件でしたが、私は浅田次郎の一連の作品「蒼穹の昴」「中原の虹」「マンチュリアンリポート」で自分なりに歴史認識を得ることができました。敗戦が決まり軍がすべての資料を廃棄したので本当にどこまで事実か誰にもわからないでしょうが、満州事変に興味をもつきっかけになる1冊です。
マンチュリアン・リポート (100周年書き下ろし) Amazon書評・レビュー: マンチュリアン・リポート (100周年書き下ろし)より
4062165007
No.21
(5pt)

満州事変の背景を知る

満州事変は非常に背景が複雑できちんと理解できている日本人は少なく、時間ばかりが過ぎ去ってしまい、中国の人たちからすれば一方的に非難する歴史となっています。学校教育では戦後アンタッチャブルな歴史事件でしたが、私は浅田次郎の一連の作品「蒼穹の昴」「中原の虹」「マンチュリアンリポート」で自分なりに歴史認識を得ることができました。敗戦が決まり軍がすべての資料を廃棄したので本当にどこまで事実か誰にもわからないでしょうが、満州事変に興味をもつきっかけになる1冊です。
マンチュリアン・リポート (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: マンチュリアン・リポート (講談社文庫)より
4062775042
No.20
(5pt)

購入して良かったです。期待した通りの内容でとても満足でした。

購入して良かったです。期待した通りの内容でとても満足でした。
マンチュリアン・リポート (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: マンチュリアン・リポート (講談社文庫)より
4062775042
No.19
(5pt)

購入して良かったです。期待した通りの内容でとても満足でした。

購入して良かったです。期待した通りの内容でとても満足でした。
マンチュリアン・リポート (100周年書き下ろし) Amazon書評・レビュー: マンチュリアン・リポート (100周年書き下ろし)より
4062165007
No.18
(5pt)

装丁は奇麗でした。

蒼穹の昴、中原の虹、珍妃の井戸とシリーズで読むことをお勧め
浅田次郎さんは読者を裏切りません。
マンチュリアン・リポート (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: マンチュリアン・リポート (講談社文庫)より
4062775042
No.17
(5pt)

装丁は奇麗でした。

蒼穹の昴、中原の虹、珍妃の井戸とシリーズで読むことをお勧め
浅田次郎さんは読者を裏切りません。
マンチュリアン・リポート (100周年書き下ろし) Amazon書評・レビュー: マンチュリアン・リポート (100周年書き下ろし)より
4062165007
No.16
(5pt)

すばらしい書き下ろし

昭和初期の大命題を、浅田さんらしく、事件当時に生きていた人々(今回は語りに汽車も加わり)を軸に一歩踏み込んだシチュエーションを最初に持ってきています。この第一章だけでもすばらしい書き下ろしですが、最後辺りに(ほんのちらっと)息子の張学良に待機の指示を父でなく棟梁として与えたくだりは、満州人ですら関わり方が難しい中国問題の在り方を再認識させてくれました。ぜひ次回はプリンス張学良の後半生を語ってください!
マンチュリアン・リポート (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: マンチュリアン・リポート (講談社文庫)より
4062775042
No.15
(5pt)

すばらしい書き下ろし

昭和初期の大命題を、浅田さんらしく、事件当時に生きていた人々(今回は語りに汽車も加わり)を軸に一歩踏み込んだシチュエーションを最初に持ってきています。この第一章だけでもすばらしい書き下ろしですが、最後辺りに(ほんのちらっと)息子の張学良に待機の指示を父でなく棟梁として与えたくだりは、満州人ですら関わり方が難しい中国問題の在り方を再認識させてくれました。ぜひ次回はプリンス張学良の後半生を語ってください!
マンチュリアン・リポート (100周年書き下ろし) Amazon書評・レビュー: マンチュリアン・リポート (100周年書き下ろし)より
4062165007
No.14
(5pt)

パイフーチャン・ワンレンシー

蒼穹の昴シリーズの中で、最も重圧感がある作品だと思いました。
申し上げたいことは大きく2点です。

1 歴史の知識
張作霖爆殺事件について、中学・高校の歴史で習った程度の知識しか持ち合わせていませんでした。
しかしこの本を読んで、「ああ、そういう感じの筋書きなのか」という、おおまかなストーリー観を得ることができました。
この本は小説なので、全てが正しいというyわけではないのでしょうが、これから日中関係を勉強するためには、知っておく方が良い内容だと思います。

2 天下を治めるとはどういうことなのか
小説の中には、天命の具体が登場します。
しかし、張作霖が何者で、何を目的にどうしたのかという、この小説の内容を考えるにつけ、天下を治めるということは、現在日本で行われているような全く危機感のない議論ではないのではないかという気がしてきました。
それだけではなく、この本を読む者は、「生きるとはどういうことなのか」という命題を突きつけられるのではないかと思います。
個々の人間が必至に生きる。その総体である天下を治めるということが、どいういうことなのか。

これからの読書の視点を与えてくれる良い本でした。

ただ、蒼穹の昴シリーズで思ったことは、毛沢東があんまり出てきませんできた。
浅田次郎さんには、今後、毛沢東について書いて欲しいと思います(もうあるのかもしれませんが。)
マンチュリアン・リポート (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: マンチュリアン・リポート (講談社文庫)より
4062775042
No.13
(5pt)

パイフーチャン・ワンレンシー

蒼穹の昴シリーズの中で、最も重圧感がある作品だと思いました。
申し上げたいことは大きく2点です。

1 歴史の知識
張作霖爆殺事件について、中学・高校の歴史で習った程度の知識しか持ち合わせていませんでした。
しかしこの本を読んで、「ああ、そういう感じの筋書きなのか」という、おおまかなストーリー観を得ることができました。
この本は小説なので、全てが正しいというyわけではないのでしょうが、これから日中関係を勉強するためには、知っておく方が良い内容だと思います。

2 天下を治めるとはどういうことなのか
小説の中には、天命の具体が登場します。
しかし、張作霖が何者で、何を目的にどうしたのかという、この小説の内容を考えるにつけ、天下を治めるということは、現在日本で行われているような全く危機感のない議論ではないのではないかという気がしてきました。
それだけではなく、この本を読む者は、「生きるとはどういうことなのか」という命題を突きつけられるのではないかと思います。
個々の人間が必至に生きる。その総体である天下を治めるということが、どいういうことなのか。

これからの読書の視点を与えてくれる良い本でした。

ただ、蒼穹の昴シリーズで思ったことは、毛沢東があんまり出てきませんできた。
浅田次郎さんには、今後、毛沢東について書いて欲しいと思います(もうあるのかもしれませんが。)
マンチュリアン・リポート (100周年書き下ろし) Amazon書評・レビュー: マンチュリアン・リポート (100周年書き下ろし)より
4062165007