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エルの終わらない夏
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エルの終わらない夏の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点2.67pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全3件 1~3 1/1ページ
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この作者の本を読んだのははじめてです。殺人現場である屋敷の見取り図がついてますし本の裏表紙の説明書きにも謎を探る・・というようなことを書いてあったのでミステリーと思って手に取りました。最初のほうは登場人物のユーをのぞけばミステリっぽい感じでした。ところどころに不明瞭な表現があるものの話はサクサクと進み、読みやすい感じです。それが後半急に時空をこえるSFものになったので驚きました。もしSFなら謎ときの場面はもっと割愛してよさそうだしミステリとしては最後の展開はありえません。読後感は悪くないしストーリーもけっこう好きですがミステリなのかSFなのか、あるいはもっと違うものを目指しているのかが曖昧なので評価は☆3つにします。 | ||||
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ヒロインのエルちゃんの歳と新本格のそれとは、ほぼ同じになるんですね。――ということを、作者は意識していたら、本テクストはやや深読みできなくもないわけで。ラストがあーなってこーなるわけですので、つまりは、歴史は反復するわけでなく、行きつ戻りつしながら螺旋状に進化する、その際には、先人の業績が常に同伴する、ということ――だけれども、全体的にもちょっとタイトに仕上げた方がよかったかしらん。ミステリ的な思わせぶりは、よほど企まないと……「脱格」如何に拘わらず。 | ||||
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母を亡くした少女・荏瑠は突如現れた伯父に引き取られ、その館で生活することになる。その館は17年前、身元不明の女性が殺害され、その直後に父が行方不明になった館であった。迷宮入りした事件、父の失踪の理由を求め、荏瑠は調査を始める。 う~ん…これ、ジャンルは何になるんだ? 先に書いた説明文だけ読むと、普通のミステリみたいに見えるんだけれども、序盤から謎の少女・ウラニアが現れたりするところから、単純なミステリではないことはわかるんじゃないかと思う。大体、4分の3くらいまでは、ごくごく普通のミステリのようにストーリーが進むんだけれども、そこから一気に急展開を見せる。こういう方向に進むとは思わなかった…。 読んでいて突如として神様視点の説明文になる部分があったりしたのが少し気になったんだけれども、切ない青春ものという感じで楽しめた。 | ||||
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