刹那の魔女の冒険
- ヴィッキーシリーズ (3)
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メフィスト賞作家の関田氏の講談社ノベルスから出した美少女探偵ヴィッキーによる本格推理シリーズの3作目にしてラスト作。 ボリュームのシリーズ最長で、それもそのはず、劇中作として2つの従来の路線の学園本格作を挟み込み、それをサンドイッチするように、物語外でのファンタジー世界の殺人と現実世界での作者自信の殺人事件を絡めてそれらが影響しあって混沌としたラストに突入する、完全なるメタミステリーになっている。 2通りの読み方が提示され、著者の指示による読み方だと普通の学園推理、最初から最後まで普通に読むと、同じくメフィスト作家の清涼院流水の作品や積木 鏡介氏の歪んだ創世記と同趣向のキワモノメタミステリーとして読めるというギミックがたまらない。 ここでは評価が異常に低いが、こういうキワモノなギミックとか本来ミステリーファンなら大好きなんだと思うがなあ。うまくいっているかいってないかは別として。しかし相変わらず文章が下手糞というか読みにくなあ。 本作でヴィッキーシリーズを終わらせてやる!という作者の並々ならぬ意欲というより、あまり売れないのでヤケクソ気味になっているのか的な無謀な意欲を感じさせる怪作である。 読み終わって、何だよこれ!と呆れるまでが本書の魅力である。 | ||||
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作中で使われているトリックは面白いのですが、文章が長いです。あえて難しい漢字や表現を使っていたり、必要のない文章が多くて読みにくいです。まるで、中学生の作文を読んでいる気分でした。 また、最後のどんでん返しも設定が特殊であるため、納得できませんでした。終わり方もハッピーエンドなのかバッドエンドなのかよくわからない終わり方です。 もう少し何とかならなかったのかな?と思う本でした。 | ||||
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本当にこの結末で良いの? ここに辿り着くまでが長い。3つのネタのオムニバス形式だが、抑揚が無くて、だれてしまう。特に○○の殺人は、現実感がないので、読み進めるのが非常に辛い。 | ||||
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~交互に語られる作中作とそれを夢として見る主人公の話。作中作パートだけを読む読み方Bと、最初から最後まで読むAの、2つの読み方が提示される。作中作については、デビュー3作目ということなので、まあまあのものだと思った。肝腎の全体を通した仕掛けについてだが、これがまた……。メタミステリに関しては傑作・秀作・駄作など本当に玉石混~~淆の差が激しいが、本作はまあ駄作の部類ではないか。一言で言うと、清涼院流水が書きそうな感じ。作中人物が「物語の中の人物であることを確信している」なんて、よほど巧妙なロジックを組み上げない限り読者が納得できない、危険な仕掛けである。~ | ||||
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発売前から”メタ構造が~”と聞かされていたが、判断はしにくい。前作よりは面白いとは感じたが、メタとしての構造から如何しても小粒な感じを受けてしまった。ラストの記述には賛否両論あるとは思うが、それはそれで良いと感じるし、残念でもある。密室トリックは結構面白い。 | ||||
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