【和久峻三】
シュリーマンの財宝
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古来より奥飛騨に伝わる呪殺の紙草履。ある日、その紙草履が家々の軒下に置かれ、村は騒然となった。
早朝、宇治橋の川原で首を切断された男性の死体とその傍らに出刃包丁を持って立ち尽くす女性が発見された。
保険金殺人の容疑者、寺田春夫は警察の厳しい追及に一度は犯行を自供するが、公判段階で自白をひるがえし、犯行を全面否認する…。
検事・風巻やよいが再び京都地検宇治支部へ着任、その直後、残酷な暴行殺人事件が起きた。
天橋立近くの伊根湾。高台にある「海吼荘」の焼け跡から、男性の生首三つと、美貌の女主人の焼死体が発見された。
美人ホステスをレイプするつもりで誘い出し、崖から突き落として殺害したという容疑で二人の若者が起訴された。
かみさんと保津川下りに興じる赤かぶ検事の目の前で、女性が殺された!何者かにクロスボーで、首を射抜かれたのだ。
事故が多発し、幽霊も出るという噂がある“魔の街道”。大晦日の夜、そこで人を轢いたらしいという中年男が出頭してきた。
資産家の未亡人が自宅で殺された。逃亡する犯人を目撃した家政婦の証言から、外車セールスマンの浦上が逮捕された。
山口地検の赤かぶ検事・柊茂は痩せて頼りなげな男である。しかし赤かぶ検事に不可能はない。
京都地裁の裁判官・松宮亜紀子は、写真週刊誌やストーカー傍聴人に追われる美貌の持ち主。
検事・風巻やよいの前に引致されてきたのは、パートナーの石橋警部補だった。
京都・清滝トンネル内で幼稚園児の送迎車が消失!この奇怪な誘拐事件の現場には、赤かぶ検事の息子・柊正雄判事補が居合わせていた。
高校生の村松光輝は、コンサート会場で、探し求めていた女性との再会を果たした。
お馴染み音川音次郎警部補の記念すべき初登場作品。京都で段ボール箱詰めの女性全裸死体が発見された。
およそ弁護士のイメージとはほど遠いすりきれたワイシャツ、手垢で黒光りした寝巻の紐のようなネクタイ、二十年以上にもなろうかという着古したヨレヨレの背広、塗りの剥げたステッキ―これが法廷荒らしの異名をもつ弁護士猪狩文助の昨日までの姿だ。
飛騨高山は赤かぶ検事スタートの地。そこで相棒の行天燎子警部補の車に殺人予告が投げ込まれる。
古都の奥庭、嵯峨野の竹林に女の悲鳴が響き渡った。それが、世にも奇怪な連続女性殺人の幕開きだった。
冬の渡月橋を臨む旅館で赤かぶ検事夫人と行天燎子警部補は、白い幽霊を見た。
大原女行列を見物後、赤かぶ検事のかみさんは大原女姿の絞殺死体を発見し仰天!被害者は、推理作家藤崎衣代の夫と関係を持ち、二人を離婚に追い込んだ元秘書だった。
若い女性の変死体が発見され、捜査に奔走する赤かぶ検事や行天燎子警部補。
その死体には黒々と蟻が群れていた。縁結び信仰の京都濡れ髪明神で発見された画商の絞殺体。
赤かぶ検事の娘、柊葉子弁護士が京都で誘拐され、葉子に離婚相談を依頼した女性も鞍馬山中で殺されていた。
芦屋の古びた洋館で新婚初夜に惨殺された花婿。半狂乱の花嫁は、庭のヴィーナス像が犯人だと証言するのだが…。
地上げ屋の悪質な営業妨害を老弁護士猪狩文助に相談していたパスタ屋「Z」の主人浜崎隆雄が、殺人罪で勾留された。
法廷に立つや、ヨレヨレ爺さんから熱闘弁護士に大変身する猪狩文助の痛快事件簿。
春待ち遠しい京都で首吊り事件発生!老舗呉服屋「沢宗」の元常務・浜野修吉は、五千万円着服の発覚を苦に自殺したのか?…だが、暗号めいた検眼表(!?)のメモが遺留されているなど、状況には不審な点が多い。
「こうなったら夫を殺すしかないわ」薬品会社社長夫人・華江と社員の北浦は、禁断の不倫関係にあった。
松本市内のホテルのパーティに招待された赤かぶ検事とかみさん・春子は、地元の名士に囲まれておろおろするばかり。
「ぼくは…無罪です」花谷は叫んだ。取調べ中、犯行を自白した彼は今、一転して法廷で全面否認したのだ。
京都府警本部捜査一課の音川音次郎は、正義感あり人情ありという、まれに見る腕利きの刑事。
35億円の遺産をめぐるトラブル!?大手レストラン経営者・松岡宗太郎が殺された!弁護士の日高は、殴られて気絶する直前、現場で犯人を見たといい、宗太郎の養子・信夫だったと断言。
われらが赤かぶ検事・柊茂に転任の辞令がくだる。今度の舞台は下関、そして萩。
長峰の一人娘・絵摩の死体が荒川から発見された。花火大会の帰りに、未成年の少年グループによって蹂躪された末の遺棄だった。
東京のはずれに位置する‘まほろ市’の駅前にある便利屋「多田便利軒」に舞いこむ依頼はどこかきな臭い。
古都のホテルで挙式直後の新郎が殺害された。そもそも怪しげな披露宴であった。
『ただ目撃しただけなのに!?』秋の京都を観光中、殺人現場に遭遇した藤原浜江。
京の豪邸で、赤かぶ検事が主と能面を鑑賞していた時である。土蔵で執事が刺殺され、能面七点が消え失せた。
故美術品密売の裏付け捜査で冬の京都を訪れた赤かぶ検事は、奇怪な殺人現場に出くわした。
結婚を控えた女性警官が政治家をかばって凶弾に撃たれた! 悲劇の背後にはふかい闇があるようで――。
京都五条大橋で女性を轢き殺した久世山朝子は、「幽霊が牙を剥き、私を襲ってきたのでアクセルを踏んだ。
娘・洋子が結婚。音川音次郎警部補は、男手一つで育てた娘を複雑な心境で送り出した。
凄惨だったが、単純な殺人事件に思えた。包丁で刺された男性は死亡し、被疑者の女は素直に犯行を自供している。