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水神
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書籍一覧
4件 登録されています
■水神(上)
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発行日:2009年08月28日
出版社:新潮社
ページ数:285P
【あらすじ】
天が村の傍らに与えた恵みとなるはずの筑後川。だがその水は、一滴も村に流れてはこなかった―黙して泣き続けるよりも、身命を賭し、戦って散った方が、いい。川面に響いた五庄屋の悲痛な叫びが、一人の老武士の心を動かした。江戸時代の九州、民の夢をのせた工事実現まで、あとわずか。しかし―絶望に抗う人間たちの猛く尊き姿を見よ。
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■水神(下)
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発行日:2009年08月28日
出版社:新潮社
ページ数:281P
【あらすじ】
反乱と無情な抵抗。全てを飲み込む大河との合戦に終止符を打つためには、神への供物が必要なのか―一大事業がはじまった。巨石を運び、水門を築く百姓たち。大河の土手には、工事が失敗したら見せしめに庄屋たちを吊るすための五本の磔柱が立てられた―入魂の書き下ろし千枚、この感動、比するものなし。
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■水神(上) (新潮文庫)
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発行日:2012年05月28日
出版社:新潮社
ページ数:348P
【あらすじ】
目の前を悠然と流れる筑後川。だが台地に住む百姓にその恵みは届かず、人力で愚直に汲み続けるしかない。助左衛門は歳月をかけて地形を足で確かめながら、この大河を堰止め、稲田の渇水に苦しむ村に水を分配する大工事を構想した。その案に、類似した事情を抱える四ヵ村の庄屋たちも同心する。彼ら五庄屋の悲願は、久留米藩と周囲の村々に容れられるのか―。新田次郎文学賞受賞作。
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■水神(下) (新潮文庫)
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発行日:2012年05月28日
出版社:新潮社
ページ数:345P
【あらすじ】
ついに工事が始まった。大石を沈めては堰を作り、水路を切りひらいてゆく。百姓たちは汗水を拭う暇もなく働いた。「水が来たぞ」。苦難の果てに叫び声は上がった。子々孫々にまで筑後川の恵みがもたらされた瞬間だ。そして、この大事業は、領民の幸せをひたすらに願った老武士の、命を懸けたある行為なくしては、決して成されなかった。故郷の大地に捧げられた、熱涙溢れる歴史長篇。
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