京都祇園舞妓 追想の殺人
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長編
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評判
京都祇園舞妓 追想の殺人の評価:
0.00/10点 レビュー 0件。 - ランク
京都祇園舞妓 追想の殺人の総合評価:
9.33/10点 レビュー 3件。
感想一覧
サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
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祇園祭の時期の花街が登場し、舞妓やお茶屋のしきたりや行事がふんだんに盛り込まれています。お茶屋遊びや、季節による習慣ごとなどにも触れており、京都の奥深さを知るには絶好の本と言えるでしょう。
京都だけでなく、古都金沢についても書いてありました。両方の魅力が小説に盛り込まれていますので、新・旅情シリーズに相応しい設定だと思います。
ミステリーとしての構成も巧みで読ませます。推理小説ですからあら筋も含めて内容には一切触れられませんが、ストーリーを追いながら、京都の旅をしている気分に浸れるでしょう。隠れた名店(微妙に名前は変えられていますが、場所やヒントは盛り込まれています)やグルメの知識、知っているようで知らない祇園祭の伝統行事、京都の知られざる社寺、そして舞妓やお茶屋といった祇園の雰囲気を堪能できるように工夫されていますので、様々な楽しみが同時に得られる小説となっています。
今回も有能で特殊な能力を持っている助手の小林健や星井裕の元妻で京都府警にいる安西美雪がストーリーにうまく絡んできます。それぞれの人物描写が描けているからこそ小説の味わいも増すものです。他の登場人物の描き方も同様で上手いものでした。
京都を扱ったミステリーは近年減ってきていますので、このような水準の小説をこれからも世に出してほしいとファンは願っています。