名も知らぬ夫
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初版刊行(参考)
種別
長編
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あらすじ
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評判
名も知らぬ夫の評価:
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名も知らぬ夫の総合評価:
8.67/10点 レビュー 3件。
感想一覧
サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
Amazonレビュー
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
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その他、Amazon書評・レビューが 3件あります。
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昭和再販本は、知ってるけど読んだことが無いという理由で手に取ることが多い。この人は名前も知らなかった。元タカラジェンヌで、晩年は占い師に転職したらしい。
一読して驚くのは、むせかえるような女臭さだ。戸川昌子のように幻想的に抽象化された女ではなく、現実的で生々しい。仁木悦子の淡白な上品さとは正反対の極みだ。
とにかく、オンナ・女・おんなが存在感をアピールする。
登場人物のほとんどが人間である以前に女である、と言ってもいいくらいだ。
異様であるが不快ではない。ヒット率五割といったところ。
『ある老婆の死』寝たきり老母の死を願う。60年前からこういう風景があったんだな。
『悪い峠』これも家族殺人だ。予測不能の恐怖がみなぎる。最高のお気に入り。
表題作は、子供のころ会ったきりの従兄弟が訪ねてくる。でも、本当に本人だろうか。婚期を逃しかけている主人公の心情が切ない。
『不安の庭』子供のいない夫婦が、養子をもらうことになった。最初は可愛かったが、成長に伴って扱いづらくなり、妻の苛立ちはつのる。やがて恐ろしい事件が・・。
個性的な作家で、読む価値はあった。