手のひらの蝶

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種別
長編
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あらすじ

2005年08月25日 手のひらの蝶 (角川文庫)

児童精神科医の小村伊緒が勤める児童福祉センター「のぞみ園」に母殺しの容疑者である九歳の少年・真下裕人が保護された。伊緒が治療にあたるうちに、裕人は心を開きはじめるようになる。同じころ「のぞみ園」の近くでは、奇妙な連続殺人事件が起きていた。その現場には母親殺害現場のものと同じ成分の黒い染みが残っていた―。「悪」の本質に挑む驚愕のサイコサイエンス・ミステリ。(「BOOK」データベースより)

評判

手のひらの蝶の評価:

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手のひらの蝶の総合評価:

7.57/10点 レビュー 14件。

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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
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No.14
(5pt)

医療小説好きの方に

マルチ頭脳と評される岡田先生(あ、本名です)ならではの作品でした。私は人間が古いのか、読みながら、中島淳の「山月記」を思い出してしまいました。あれは昆虫でなくて虎でしたが。

先に横溝賞受賞作品の「DZ]を読んでいたので、あの壮大さと比べてこちらはスケールが少し小さいとは思いましたが、舞台になっている地域の住民としては、石清水八幡宮やくずはのゴルフ場などが出てきて、親近感が湧きました。「DZ」が映画化されたらいいのにと、夢見たりしましたが、制作費を考えると、こちらの方が実現に近いかもしれません。

いつもの医学の知識は言うまでもなく、昆虫や吸血鬼の知識も豊富で、作家さんってほんとに博学なのだとしみじみ感じ入りました。臨床用の脳に繋がった、著述家用の別の脳をお持ちなのではと思える程です。

最後に真犯人がわかって仰天しました。ICUから抜け出して、まあ元気な患者だこと。よくぞ助かりました裕人君。でも、この子も腫瘍を手術しないと、とか、伊緒は犯人との性行為で感染してないかとか、要らぬ世話かもしれませんが、その後が心配になりました。感染してから発病するまでの潜伏期間は人によって違うのかとか、色々考えてしまいました。岡田先生の作品は、登場人物が肉親との繋がりが薄く、寂しさを抱えていて、今の社会を縮図的に表しています。

私は医療は全くの素人ですが、十分楽しめますし、医療系がお好きな方には特におすすめします。子供の頃から読書が大嫌いだったのに、岡田先生(小笠原さん)の作品にはまって、次々に読むのが楽しみになりました。
手のひらの蝶 (角川文庫) Amazon書評・レビュー: 手のひらの蝶 (角川文庫)より
4043705026
No.13
(5pt)

医療小説好きの方に

マルチ頭脳と評される岡田先生(あ、本名です)ならではの作品でした。私は人間が古いのか、読みながら、中島淳の「山月記」を思い出してしまいました。あれは昆虫でなくて虎でしたが。

先に横溝賞受賞作品の「DZ]を読んでいたので、あの壮大さと比べてこちらはスケールが少し小さいとは思いましたが、舞台になっている地域の住民としては、石清水八幡宮やくずはのゴルフ場などが出てきて、親近感が湧きました。「DZ」が映画化されたらいいのにと、夢見たりしましたが、制作費を考えると、こちらの方が実現に近いかもしれません。

いつもの医学の知識は言うまでもなく、昆虫や吸血鬼の知識も豊富で、作家さんってほんとに博学なのだとしみじみ感じ入りました。臨床用の脳に繋がった、著述家用の別の脳をお持ちなのではと思える程です。

最後に真犯人がわかって仰天しました。ICUから抜け出して、まあ元気な患者だこと。よくぞ助かりました裕人君。でも、この子も腫瘍を手術しないと、とか、伊緒は犯人との性行為で感染してないかとか、要らぬ世話かもしれませんが、その後が心配になりました。感染してから発病するまでの潜伏期間は人によって違うのかとか、色々考えてしまいました。岡田先生の作品は、登場人物が肉親との繋がりが薄く、寂しさを抱えていて、今の社会を縮図的に表しています。

私は医療は全くの素人ですが、十分楽しめますし、医療系がお好きな方には特におすすめします。子供の頃から読書が大嫌いだったのに、岡田先生(小笠原さん)の作品にはまって、次々に読むのが楽しみになりました。
手のひらの蝶 Amazon書評・レビュー: 手のひらの蝶より
4048734032
No.12
(1pt)

不誠実です

連休挟んでも遅れすぎ。他社から購入の時は連休の場合でも説明のメールが来ましたが、この書店は全く連絡ありませんでした。
手のひらの蝶 (角川文庫) Amazon書評・レビュー: 手のひらの蝶 (角川文庫)より
4043705026
No.11
(1pt)

不誠実です

連休挟んでも遅れすぎ。他社から購入の時は連休の場合でも説明のメールが来ましたが、この書店は全く連絡ありませんでした。
手のひらの蝶 Amazon書評・レビュー: 手のひらの蝶より
4048734032
No.10
(5pt)

「ありえるかも」と思えたら面白い

実際は種が違うと免疫反応で排除されるはずだからありえないんですが、
人間と近い種で、なおかつ恐ろしい動物だったら「ありえるかも」と思えて
もっと別なものになったかもしれないですね。
分子生物学に興味がある素人さん(=私です)なら面白いと思います。
結末は悲しいです。それだけ「こんなことしちゃいけない」という
メッセージも感じました。

医学をしっかり学んだ人だけあって、不愉快なくらい女性の描写が綿密です(笑)。
女性が主人公だと、これだけ専門的内容を含む物語はネチャネチャするような
感じが個人的にするので、男性の主人公でさらっと書いてほしいかったかな。

全体的には好きです、こういう感じ。
手のひらの蝶 Amazon書評・レビュー: 手のひらの蝶より
4048734032

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