夜勤事件 〜Chilla's Art ノベライズ集〜
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あらすじ
大学生の田鶴結貴乃は生活費を稼ぐため、コンビニで高額時給の深夜バイトを始めた。だが初出勤にもかかわらず先輩の船橋は早々に退勤し、いきなりワンオペの夜を過ごすことになってしまう。そこへ降りかかる奇妙な出来事の数々。謎の忠告をしてくる客。故障なのかひとりでに開閉を続ける自動扉。そして自分宛に届いた謎のビデオテープ。テープの差出人は不明で、再生してもただ暗闇が映るばかり。さらにその後も毎晩奇怪なトラブルが相次ぎ、ついには自宅にまで差出人不明のビデオテープが送られてきてーー。奇妙なコンビニで起こり続ける異変を追う『夜勤事件』ほか、『閉店事件』『夜間警備』『誘拐事件』『パラソーシャル』の計五編を収録!(「BOOK」データベースより)
評判
夜勤事件 〜Chilla's Art ノベライズ集〜の評価:
0.00/10点 レビュー 0件。 - ランク
夜勤事件 〜Chilla's Art ノベライズ集〜の総合評価:
4.00/10点 レビュー 1件。
感想一覧
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まぁ、はっきり言ってノベライズは失敗ですね。
まず、異なる内容の複数のゲームをノベライズしたからであろうが、心霊系のホラーとストーカー系のホラーが混在し、一冊の本としてのコンセプトがゆらいでいる。読み終わっても、心霊なのかストーカーなのかどっちやねん?という話もある。
それに、ゲームの世界なら許される行動でも、小説の登場人物がすると不自然すぎてしらける。
ゲームの設定上 恐怖にさらされる人を独りにしなくてはいけないからと、始めたばかりのアルバイトを深夜にワンオペにするカフェやコンビニ、怪異に直面した直後に、次のステージに移動して業務を続ける登場人物、明らか内危険で入るべきではない場所に入っていく登場人物と、現実には そんなのありえないでしょ、という箇所が多い。その場から逃げ出したりしたらゲームとしては成立しないから、ゲームのキャラクターが 自ら危険に足を踏み入れていくのはしかたないことでしょうが、小説でそれをやられると なぜそうするのか説明がつかないから不自然すぎる。
あと、ゲームであれば 追い詰められてゲームオーバー、リプレイ、となる展開なのか、怪異につかまって絶体絶命!となり、次の行で そこで目が覚めた、と夢だったことにするパターンが多すぎ。収録された短編小説5話のうち3話で繰り返されている。これも、ゲームを無理にノベライズした弊害でしょうね。
文章はすべて一人称独白調。 文章力の足りない作家さんが多様する形式ですね。登場人物に「文章を書くのはあまり得意ではない」と言わせて、文章がつたないのは登場人物をそういう設定にしているからという言い訳をしているが、プロの作家である以上、そんな言い訳せず良い文章を書くよう努めてほしいものだ。