青屍 警視庁異能処理班ミカヅチ
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初版刊行(参考)
種別
長編
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あらすじ
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評判
青屍 警視庁異能処理班ミカヅチの評価:
0.00/10点 レビュー 0件。 C ランク
青屍 警視庁異能処理班ミカヅチの総合評価:
9.73/10点 レビュー 15件。
感想一覧
サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
Amazonレビュー
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
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読み進めてまず感じたのは、事件の異常性がさらに一段上がっている点でした。全身に多数の穴が開いた遺体や、蒸し焼きの遺体など、描写自体がかなり強く、グロテスクに感じる場面もあります。怪異の存在もよりはっきりと前面に出てきており、不気味さというよりは、理不尽さや説明のつかない恐怖が印象に残りました。
一方で、物語の軸としてはキャラクターの変化が大きく描かれていると感じました。主人公と周囲の人物との関係性に変化があり、これまで冷静だったチームの空気にも少しずつ揺らぎが出てきます。特に、人とのつながりや感情が物語に影響を与える場面が増えており、単なる事件処理ではない方向へ進んでいる印象でした。
印象的だったのは、怪異に「動機がない」という描かれ方です。これまでの巻でも理不尽さはありましたが、今回はより一層その要素が強く、理由のない恐怖に向き合う構図になっているように感じました。この点は好みが分かれるかもしれませんが、シリーズとしての特徴がはっきりしてきた部分でもあると思います。
自宅で電子書籍として読みましたが、200ページ強で構成も整理されており、テンポよく読み進めることができました。内容は重いですが、展開に引き込まれて一気に読み切れるタイプの一冊です。
全体として、シリーズの中でも内容の密度が高く、物語とキャラクターの両方が大きく動いた巻だと感じました。描写の強さやテーマの重さはありますが、その分読み応えもあり、続きへの期待が高まる内容だと思います。