あかりの湖畔
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初版刊行(参考)
種別
長編
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あらすじ
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評判
あかりの湖畔の評価:
0.00/10点 レビュー 0件。 - ランク
あかりの湖畔の総合評価:
6.50/10点 レビュー 4件。
感想一覧
サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
Amazonレビュー
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
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〇ただ、共感しきれないところがある。それは読んでいて何かおかしいと感じることがあるからだ。ひとつは、主人公の灯子が、母の出奔ゆえの苦しみを取り除けばあとに何も残らないような人物であることで、例えば、幼馴じみと、妹の恋人と、東京からやってきたアルバイトの学生の三人に並行して中途半端な好意を抱くようなのだが、そしてそれを内に隠して悶々とするのだが、そんなことってあるのだろうか? 主人公は地味であっても魅力ある存在でないとつまらない。
〇また、そのような主人公の気持ちの小さな揺れを描いていく際に不釣り合いなほど劇的な比喩が使われていること。ひとつひとつの表現は作者独自のもので工夫して書いているなあと感心もするのだが、ちょっと大げさではないかと白けてしまうこともある。全体の3分の2ほど進んだところで母の出奔の秘密が明かされて物語が動き出す(そういえば「花嫁」もそのような構成だった)のだが、そこにたどり着くまでの部分で特にこれが目立つように思う。
〇一言でいえばかなり物足りないのだが、ひょっとすると女性の読者はもっと共感を覚えるのだろうか?