(短編集)
哀しみの終着駅: 怪異名所巡り4
- 怪異名所巡り (10)
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赤川次郎が好きで色々と読んで 来ましたが、今回は、話の魅力に かけるかなと思います。 インパクトが足りないです。 | ||||
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5つの短編集。 忠犬ナナの伝説 哀しみの終着駅 凡人の恨み 地獄へご案内 元・偉人の生涯 やや悲しい物語が多い。結末も幸せではなく、哀愁がただよう。 忠犬ナナの伝説が、いちばん味わい深かった。 | ||||
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リストラにあい、零細企業「すずめバス」に転職した藍は 幽霊と話したりできるという特技を持っていた。 それに目をつけた社長は、幽霊がらみの企画を次々立ち上げて……。 不思議なミステリ短編集、第3作。 忠犬「ナナ」を亡くした男が知りあった女子高生「ナナ」。 二人は急速に親しくなるが……「忠犬ナナの伝説」 ただの別れ話のはずだった、だが……その駅は「特別」な場所だった。 「哀しみの終着駅」 ツアー中、偶然に入ったビルには幽霊が出るという。 ツアー客たちの推薦で、藍が話を聞くことになる「凡人の恨み」 社員旅行で、温泉旅館に宿泊する藍たち。 しかしそこには幽霊が出るという「地獄へご案内」 今は忘れられた元タレント議員。 彼の田舎では銅像の除幕式が行われるといい、藍たちはガイドを務めるのだが。 「元・偉人の生涯」 はっきりしっかりなバスガイドの藍をはじめ、 零細である自社を守るため、なりふり構わない企画を立てる社長や マイペースな美形運転手などが活躍するコミカルな不思議ミステリです。 でも事件の主軸は、人間の弱さや脆さを描いた ちょっとしんみりしたお話が多めです。 怪異系人情モノ、ミステリのようになってきています。 | ||||
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町田藍が活躍する「小手」バス会社「すずめバス」の<幽霊ツアー>シリーズの三冊目。 ホラーと言うでもなく、ミステリーと言うのもちょっとぴんと来ない。でも、間違いなく楽しめるエンターテイメント作品である。会話主体の短編五編からなるが、どの作品も面白い。 ・忠犬ハチ公と「ナナ」に置き換えての「忠犬ナナの伝説」。 ・別れ話から人の死んだ「終着駅」での物語「哀しみの終着駅」。 ・平凡なサラリーマンが丸の内のビルで行方不明になった「凡人の恨み」。 ・大統領を迎えての晴れ舞台での失敗に自殺した警察署長の話「地獄へご案内」。 ・昔の栄光にすがる元タレント議員を扱った「元・偉人の生涯」。 どの一編を取っても、ユーモアの中に悲哀を感じさせてくれ、それでいて人間の温かさを感じさせてくれる本当に楽しい短編集である。それと、何よりも気楽に、時間をかけずに読みきれる。まさにエンターテイメントである。 | ||||
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登場人物の会話が目立つ赤川氏の小説を低俗と評する向きもあるが、会話のみで情景を見事に表現できるところが赤川氏の天才的な技能ではなかろうか。今回のツアーは、死んでなお霊として主人に寄り添う「忠犬ナナの伝説」等、計四話。筒見社長と町田藍の掛け合い漫才の如き会話も前作に引き続き活きています。難しいことは考えずに、純粋に楽しい心霊ツアーをお楽しみいただきたい。 | ||||
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