アドニスの帰還
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警察の民間通訳人をしている日系ブラジル人の女性が 主人公。 ブラジルに関することやら、日本における ブラジル日系人社会のことやら、目新しいことが 出てきて、興味をそらさないつくりになっている。 シンプルで、気負いのないかんじの文体も、 とても読み心地がよかった。 のだけれども…ムラータって何? ヘジオナウって何? と、見慣れないカタカナにひっかかって、 すーっと読み進めないというか、欲求不満が たまる感じがあって…そういった「読者サポート」の 不親切さががっかりだった。 謎解きや、ラストの意外な展開へもっていく 過程の甘さも含め、全体的に本としての 作りの荒さが気になってしまったのも正直なところ。 設定がおもしろいだけに、その辺がとても 残念だった。 | ||||
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安東氏の住む浜松市にはブラジル人があふれているらしい。静岡でブラジル人が事件を起こしてブラジルに逃げ帰ったが逮捕できないというニュースはよく聞くので、これで実態がわかったような気がした。それよりびっくりするのはブラジルの本性だ。取材に凝る作家の作品だからたぶん本当に近いのだと思う。警察が子供を殺す?スーパーが30回!!以上襲われる?地球の裏側の何が起きているのかわかったもんじゃない。この作品の面白いのはそれに司法通訳人という「そんなんでいいんですか?」という仕組みです。確かにちゃんとした通訳を雇うのはお金がかかるだろうけど、、更にサッカーワールドカップをリンクさせたのはうまい!それとラストのからくりは、、一本取られた感がある。ネタばれになるから書けませんが(笑)えーっ!?ちょちょっと!無理もある点もあるけど、一気読みできました。 | ||||
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