幻影のマイコ
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あらすじ
環境テロリストが暗躍する宇宙への島女はなぜ消えた? 南洋の楽園に事件を追う、モルディブ探偵物語書下ろし長編ミステリー!宇宙旅行を可能にする軌道エレベーターの地球駅がモルディブ共和国に完成した21世紀末。首都マーレの移民局員マイコが失踪した。手掛かりは彼女が直前に接触した移民申請者カネダの記録。そこには「イルカはもういない」という謎のメモが残されていた。探偵の結城が捜索を依頼されるが、マイコの過去もまた秘密のベールの中だった。やがて背後に、宇宙開発に反対する過激派環境テロリストが浮上、結城は鍵を握る男を追って地球駅へ。事件は南洋から宇宙へと拡大する…。本格ミステリーとSFを融合させた傑作サスペンス!(「BOOK」データベースより)
外部リンク
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評判
幻影のマイコの評価:
0.00/10点 レビュー 0件。 - ランク
幻影のマイコの総合評価:
8.00/10点 レビュー 1件。
感想一覧
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と聞けば、実によくあるハードボイルドの筋書きだが、この小説の舞台は、二〇八五年のモルディブ共和国。
それだけで、如何にこの作品が特異かが判ろうというものだ。
赤道に近く、海に囲まれているということで、気軽に月旅行に行ける軌道エレベーターのターミナルが造られた、近未来のモルディブ、マーレ。
エレベーターの開発企業にも裏社会にも顔が利く日本人、結城世路が探偵役となり大活躍。結城の相棒を自称する少年アプロも、随所で良い働きをしている。
モルディブの地理や文化もそれなりにリアルに描かれており、また軌道エレベーターも現実に研究が進んでいる技術であり、決して荒唐無稽な話では無い。
終盤は、舞台を宇宙に移す。ミステリー、ハードボイルド、SF、アクションの見事な融合だ。