使いこまれた財産
- 弁護士ペリー・メイスンシリーズ (82)
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ペリー メイスン第75話。ビート族と財産家の娘と管財人。デラにあらためて感謝するメイスン。メイスンはメキシコで慇懃な扱いを受け、トラッグから100%の協力を依頼され、ドレイクとともに質問に応じます。法廷シーンは陪審裁判、珍しくバーガーの反対尋問が冴え渡ります。最後はメイスンの閃きとトラッグの協力で幕。全体的にピリッとしない話です。銃は38口径スミス・アンド・ウエッスン、銃身の短いレヴォルヴァ、シリアルK524967が登場。このシリアルはKフレームAdjustable sight1963年製を意味します。該当銃はM15(Combat Masterpiece)かM19(Combat Magnum)、光った描写が無いのでステンレス製のM67やM68ではないでしょう。ところでバーガーは尋問中に拳銃製造メーカーの名を挙げますが「コルト、スミス・アンド・ウエッスン、ハーリングトン、リチャードソンあるいは…」(原文: Was it a Colt, a Smith and Wesson, a Harrington and Richardson, a-) 続きが気になります。 | ||||
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ペリー・メイスン・シリーズの1965年の第75作。 若い投資コンサルタントのダットンが、メイスンに相談に来る。デジールという若い女性の父親の遺産を信託で管理しているが、財産目当ての取り巻きから彼女を守るため、法を逸脱した手段を講じてしまったというのだ。畑違いの分野でもあり、最初は冷たかったメイスンだが、ダットンが報われない片思いから危ない橋を渡っている事を知り、依頼を引き受ける。だが幸か不幸か、事態はメイスンの十八番の分野−殺人事件へと急展開する。 非常に残念ながら、メイスン物としては、これまでになく出来が悪い。この解決の仕方では、ダットンを絶体絶命のピンチから救うには、全然不充分としか思えないのだ。法廷での駆け引きや、真犯人をおびき出す罠など、その他の点でも光るものは感じられない。評価は大いに迷ったが、長年のファンとして星2個は忍びず、大々おまけの星3個。 | ||||
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