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tool さんのレビュー一覧

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レビュー数4

全4件 1~4 1/1ページ

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No.4: 2人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(6pt)

名探偵バトルロイヤル

本全体の六割近くが「ゲームプレイヤー」である名探偵たちの能力紹介用短編集になっているのだが、この部分だけでもう面白い。
アメリカン・コミックの「ヒーロー・オリジン」あるいは一話完結のTV推理ドラマの第一話スペシャルをまとめて見ているようなワクワクが、
またいずれ相争う一人一人の「特殊能力」が実例を挙げて紹介されていく様には風太郎忍法帖のような期待感があった。

事件が起きた後は不可能状況からの「証拠発見→トリック推察→犯人指摘→別の証拠による否定」という流れが幾度も繰り返されるのだが
どんなトリックでも「探偵への出題」という前提があるため許容されてしまう、という所は講談社タイガでの別シリーズと同じものを感じた。

最後に個人的な期待として
作中で井上真偽さんの『その可能性はすでに考えた』とその前作であるデビュー作『恋と禁忌の述語論理』について言及されるのだが、『その可能性はすでに考えた』は『恋と禁忌の述語論理』内に名が出てくる複数の名探偵の中の一人を主役にして新たに書かれた長編シリーズの第一作であるという事実…
これははたして、作者からの密かな予告なのだろうか?(そうであってほしい)

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推理大戦 (講談社文庫)
似鳥鶏推理大戦 についてのレビュー
No.3:
(6pt)

いささか疑問があるが…(ネタバレ)

読後感は同作者の『密室の神話』のそれに近い。
あまり好みではない終わり方だった。

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ジョン・ディクスン・カーの最終定理 (創元推理文庫)
No.2:
(6pt)

もやもやする部分(駄文注意)


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ギリシャ棺の謎【新訳版】 (創元推理文庫)
エラリー・クイーンギリシア棺の謎 についてのレビュー
No.1:
(4pt)

いわゆる「密室物」のアンソロジーではないので注意

トリック=「糸を使って外から鍵を閉めた」
この条件で書かれた五篇のミステリ、というコンセプトに惹かれて購入(ただし古本)した一冊。

しかしその内訳は………

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鍵のかかった部屋 5つの密室
似鳥鶏鍵のかかった部屋 5つの密室 についてのレビュー