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tool さんのレビュー一覧

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レビュー数3

全3件 1~3 1/1ページ

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No.3:
(7pt)

解決後の言葉に不満が


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浜中刑事の迷走と幸運 (本格ミステリー・ワールド・スペシャル)
小島正樹浜中刑事の迷走と幸運 についてのレビュー
No.2: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

時代推理小説+タイムトンネル

ミステリマニアの元OLが、祖母から受け継いだ「家付きタイムトンネル」を使って現代と江戸とを行き来しながら、
現代の科学分析技術を江戸の事件解決に利用する話。

石川英輔さんの『大江戸神仙伝』が好きなので設定に惹かれて買いました。『大江戸~』と同じく時間移動についての説明は特になく
「そういう設定」で済まされているので「SFっぽい」程度だと考えた方がいいでしょう。

現代の科学分析で判明した事実をどうやって江戸の人たちに納得させるか…
森川智喜さんの『トリモノート』も同様の問題を扱っていましたが、あちらはロジック重視の展開だったのに対し
こちらでは「(江戸では主人公だけが知っている)結論に行き着くための別の話の道筋をひねり出す」ことによってなんとか解決しています。

どう考えても「主人公の言動怪しすぎ」というのはこのシリーズのお約束になっており、江戸での協力者である同心「鵜飼伝三郎」が
それらをことごとくスルーしてくれているのには違和感がありますが、ラストである意外な説明がなされこの話は幕を閉じます。

シリーズ物を三冊まとめ買いしたこともあり、好みに合うかどうかおっかなびっくりで読んだ一冊目でしたが十分楽しめる作品でした。
大江戸科学捜査 八丁堀のおゆう (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)
山本巧次大江戸科学捜査 八丁堀のおゆう についてのレビュー
No.1:
(7pt)

タイトルでミステリファンに見過ごされてそう

「光文社時代小説文庫」の一冊ではあるが、執筆者が本格推理作家の面々という書きおろしアンソロジー
続く「赤ノ巻」も購入予定


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忍者大戦 黒ノ巻 (光文社時代小説文庫)
光文社文庫編集部忍者大戦 黒の巻 についてのレビュー