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No.84
大誘拐
天藤真
安心して読める名作
No.83
邪馬台国はどこですか?
鯨統一郎
自分もグラス片手に読みたくなる一冊
No.82
三つ首塔
横溝正史
いろんなジャンルがごった煮のシリーズの異色&問題作
No.81
少女
湊かなえ
ブラックな作風とひねくれた物語が面白い
No.80
体育館の殺人
青崎有吾
平成産まれの新たな「日本のクイーン」のデビュー作
No.79
儚い羊たちの祝宴
米澤穂信
夢見る乙女たちの物語……?
No.78
厭魅の如き憑くもの
三津田信三
オカルトとロジック・黒と白が混ざり合うミステリ
No.77
殺意の集う夜
西澤保彦
もう一回乗りたくなるジェットコースター・ミステリ
No.76
龍臥亭事件
島田荘司
読み応え抜群の大作「館ミステリ」
No.75
フリークス
綾辻行人
心も身体も「異形」である人々のお話
No.74
ZOO
乙一
分類不能!それゆえに最もこの作者を象徴している短編集
No.73
虚無への供物
中井英夫
意外と普通(?)な中級者向けぐらいのミステリ
No.72
九尾の猫
エラリー・クイーン
殺人鬼<猫>vsクイーン親子
No.71
甲賀忍法帖
山田風太郎
時代を先取りしすぎな作品
No.70
鉄鼠の檻
京極夏彦
「雪の山荘」ならぬ「雪の山寺」が舞台の連続殺人事件
No.69
夜歩く
もっと評価されてもいいと思います
No.68
幻の女
ウィリアム・アイリッシュ
やっとこ、さっとこ、つかまえた♪
No.67
キングを探せ
法月綸太郎
交わされる四枚のカードと四つの殺意
No.66
折れた竜骨
剣と魔法の世界の本格ミステリ
No.65
七回死んだ男
SF定番のパターンを本格定番のパターンに組み込んだ斬新な作品
しかし作中では誰も死なず、登場人物に根っからの悪人も一人もいない、「安心して読める」ミステリでもあります。
自分は普段は登場人物が悪人やキチガイだらけで、皆で憎しみあって殺し合うような作品ばっか読んでますが、同じ犯罪小説でもこういう真逆の作品もいいものだと思いました。
ただそれだけに誘拐を題材にした作品に、最終的な犯人の生死や人質の安否が読めない緊迫感を求める人には逆に物足りないものがあるかもしれません。
70年代発表の作品と言うことで、随所に時代を感じはしますが、悪い意味での古臭さは感じず、あくまで当時という時代を舞台にした現代にも通じる名作だと思います。
とにかく本来人質であるはずの刀自のスーパーおばあちゃんっぷりが痛快でしたね。
途中の外国人記者のインタビューの場面でカタカナ交じりの文章が数ページだけとはいえ、読みにくくてしょうがないところだけがちょっと不満でした。
▼以下、ネタバレ感想