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マリオネットK さんのレビュー一覧

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レビュー数22

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No.2: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(2pt)

雰囲気に惹かれて読んだら、つまらなすぎて驚きました

古くからの因習・独自の信仰の残る不気味で排他的な孤島、「夜叉島」で起こる猟奇殺人……
とあらすじ、雰囲気だけ見たら凄く面白そうなので読んだのですがもの凄くつまらなかったです。
最初の殺人の後は特に大きく話が動かず、淡々と主人公の聞き込みが続くだけの展開に眠くなります。
排他的な島という折角の舞台設定も特に濃いキャラクターが出たり、主人公に危険が迫るということもなく、単に中々話してくれないってだけ。
本人が登場しないまま単に聞き込んだ情報の名前だけがどんどん増えていきさっぱり頭に入らない。
そもそも主人公の目的の行方不明になった相棒の女性からして、読者としては大して興味を惹かれない。

ただ、私が合わなかったというだけで、延々と聞き込みなどを続け、細い糸を淡々と手繰っていくような話が好き、という方は面白いのかもしれません。
(自分は宮部みゆきさんの「火車」なども面白いと思えなかった人間なので)



▼以下、ネタバレ感想
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黒祠の島 (ノン・ノベル)
小野不由美黒祠の島 についてのレビュー
No.1:
(2pt)

ひどい

出来が悪い、つまらない、不快の三拍子揃った酷い小説でした。
デスゲーム系は元々玉石混合なのでハードルはあまり上げずに読んでるんですが、それでも最低の部類です。

・オリジナリティの欠片もない劣化人狼ゲームのようなルール(そのうえ謎のルール変更が途中で適用されアンフェア)
・主人公とヒロインが無意味に他の参加者を死に追い込むクズ(作中でもクズという前提で書いてるならアリですが本人達や作者的には仕方なかった扱い)
・判断ミスで他人を死に追い込んでおきながら、主人公とヒロインの「感情でなく理屈で動ける人間かっこいい」みたいな思想が不愉快
・そのくせ理詰めで犯人(=参加者の中に紛れ込んでいた魔物)を導き出せるわけではない、お粗末な構成
・デスゲームに巻き込んだ主催者側に何か抵抗の意思を見せるでもなく、他者を積極的に犠牲にして生き残った主人公とヒロインが結ばれて終わりの胸糞END
・薄っぺらな内容の割りに上下巻で無駄にページが多い
殺戮ゲームの館〈上〉 (メディアワークス文庫)
土橋真二郎殺戮ゲームの館 についてのレビュー


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