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No.171
ハーメルンの誘拐魔
中山七里
ハーメルンの誘拐魔の感想
No.170
恩讐の鎮魂曲
恩讐の鎮魂曲の感想
No.169
図書館の殺人
青崎有吾
図書館の殺人の感想
No.168
祈りの幕が下りる時
東野圭吾
祈りの幕が下りる時の感想
No.167
海賊とよばれた男
百田尚樹
海賊とよばれた男の感想
No.166
ジヴェルニーの食卓
原田マハ
ジヴェルニーの食卓の感想
No.165
死神の浮力
伊坂幸太郎
死神の浮力の感想
No.164
虚無への供物
中井英夫
虚無への供物の感想
No.163
震度0
横山秀夫
震度0の感想
No.162
陰の季節
陰の季節の感想
No.161
白ゆき姫殺人事件
湊かなえ
白ゆき姫殺人事件の感想
No.160
銀翼のイカロス
池井戸潤
銀翼のイカロスの感想
No.159
ロスジェネの逆襲
ロスジェネの逆襲の感想
No.158
邂逅の森
熊谷達也
邂逅の森の感想
No.157
悪夢の観覧車
木下半太
悪夢の観覧車の感想
No.156
孤独の歌声
天童荒太
孤独の歌声の感想
No.155
バトル・ロワイアル
高見広春
バトル・ロワイアルの感想
No.154
パラサイト・イヴ
瀬名秀明
パラサイト・イヴの感想
No.153
楽園
宮部みゆき
楽園の感想
No.152
マドンナ
奥田英朗
マドンナの感想
いわゆる裏七里と言われている御子柴や犬養シリーズでは、メッセージ性の高い作品を多く世に送り出している作者ですが、この作品はそれらの中でも最もメッセージ性が高いのではないかと思います。
子宮頸がんワクチンの副作用を題材に薬害問題を描いた作品。
犬養の特性も発揮しづらい舞台であった事もあり、それを補うべく女性のパートナー、とも思ったのですが、そのパートナー、犯人推理には全く役に立っていません。
女性の代弁者として、男どもに物申すといった役どころで、正直捜査の場には邪魔者以外の何者でもなかったですね。
ってなわけで、ミステリー色は薄くなり、社会派に傾いています。
そもそも登場人物が少なく容疑者候補が絞られる上に、◯◯犯にしか思えない手口でしたから、読中から最後の展開が何となく予想できてしまいました。
お得意のどんでん返しも、着地点が予想できていたので効果半減といったところでしょうか。
だったら面白くなかったのか、というと決してそうではなく、これまでの無理くりなどんでん返し作品が安っぽく思えてしまえるくらい、読後はずっしりと印象深い作品になりました。