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No.176
魔女は甦る
中山七里
魔女は甦るの感想
No.175
ダークゾーン
貴志祐介
ダークゾーンの感想
No.174
黒い仏
殊能将之
黒い仏の感想
No.173
黒と茶の幻想
恩田陸
黒と茶の幻想の感想
No.172
大癋見警部の事件簿
深水黎一郎
大癋見(おおべしみ)警部の事件簿の感想
No.171
11枚のとらんぷ
泡坂妻夫
11枚のとらんぷの感想
No.170
午前零時のサンドリヨン
相沢沙呼
午前零時のサンドリヨンの感想
No.169
空飛ぶ馬
北村薫
空飛ぶ馬の感想
No.168
麒麟の翼
東野圭吾
麒麟の翼の感想
No.167
カフーを待ちわびて
原田マハ
カフーを待ちわびての感想
No.166
マスカレード・イブ
マスカレード・イブの感想
No.165
夢幻花
夢幻花の感想
No.164
密室蒐集家
大山誠一郎
密室蒐集家の感想
No.163
火蛾
古泉迦十
火蛾の感想
No.162
完全恋愛
牧薩次
完全恋愛の感想
No.161
緋色の囁き
綾辻行人
緋色の囁きの感想
No.160
殺竜事件-a case of dragonslayer
上遠野浩平
殺竜事件-a case of dragonslayerの感想
No.159
東京島
桐野夏生
東京島の感想
No.158
愚か者死すべし
原尞
愚か者死すべしの感想
No.157
Φは壊れたね
森博嗣
Φは壊れたねの感想
被害者である製薬会社社員をはじめとして、薬大生である被害者の彼女、本庁から来た宮條、そして主人公である槇畑の過去物語が次から対へと語られ、前半の物語は非常に重苦しい雰囲気。
しかし後半、カエル男を台無しにしたあのバイオレンスがここに再登場する。
意外すぎる犯人もその原因の一端ではあると思うが、このバイオレンスが、「麻薬は恐ろしい」「麻薬は憎むべき存在」という作者のメッセージを遥か彼方に忘れ去らせてしまっている。
まぁ、舞台となった薬物研究所は謎が多く残ったままで、ここに勤務していた社員達は全員の名前まで明らかになったものの連絡が取れないまま。
昔のパートナーを失った渡瀬も、宮條の協力者だった人物も、「彼の意思を継ぐ」的な何のアクションも起こさないまま。
古手川もこのままでは使えないただの笑いもののまま。
特に、麻薬を憎みその撲滅に全てを捧げているキャリア組宮條が、あのようなな退場をさせられた事については流石に納得がいかないのですが、この作品には続編があるということ。
出し惜しみしない作者さんのことだから、宮條を物語の舞台から降ろしたのにもしっかりした理由があるのではと思ってます。
それは後編を読めば分かるはず、と信じたい。
この作品単体では低い評価となるのは仕方ない。
で、埼玉県民から言わせてもらうと所沢はそんな僻地ではないです。