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僕と『彼女』の首なし死体
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僕と『彼女』の首なし死体の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.25pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全11件 1~11 1/1ページ
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横溝正史ミステリ大賞優秀賞受賞作品。 お恥ずかしながら、私、横溝正史読んだことない。 つまりは、横溝正史ミステリ大賞はどんな作品が賞されるに相応しいかも知らない。 が、率直に言う。 レベル、低くね? これについて、解説(宇田川拓也)にて横溝ミステリ大賞選考委員の坂東眞砂子の 批評が引いてあったのでそのまま引用する。 > 最終候補作品中、最も不快感を覚えた小説だった。(略) > 真っ先にいえるのは、主人公「ぼく」の性格や心理があまりにも嫌味で、好きになれないということ。その理由は、「ぼく」の存在が、常に事象の上にあり、他社を見下しているようなところにある。(略)何の説得力もないままに、「ぼく」はすべてのものを超越し、何事にも冷静で、淡々としていられる人物として描かれている。作者の自意識過剰が、主人公像に投影された結果ではないかと思う。 さすがである。わかりすぎるぞ坂東眞砂子!なんて的を射た評なんだ! 解説では、 顔が良く、一流商社で働いていて、そこそこ女にモテ、 大胆な発想力と行動力、そして冷静さを併せ持つ、完全超人な主人公が嫌味で 共感を得られないといった説明があったが、それは違う。 虚構の世界なのだから、そういうキャラとして考えれば別にリアリティが無くてもかまわない。 ただし、作者の頑張ってる感(知ってる知識を丸ごと詰め込もうとしてたり)が ぶっちゃけうすら寒い。すべってるよ、それ。って感じ。 中二病的自意識過剰が、随所で見られるが それが作者の狙ってやった演出なのか、作者自身が中二病なのか。 どっちにしても読んでるこっちが恥ずかしくなる、稚拙さがある。 また、ライトノベルだからと言っても、このキャラ達の血の通ってなさったらない。 完璧人間だから共感出来ないのではない。むしろ逆。 AがあるからBがあるといった文章じゃなくて Bという事象のためにAを用意するみたいな 作者の思いつく都合のままにキャラが動くので、 ロボットのように無機質で人間的魅力が全くないから、共感できない。 もっと現実世界で人間観察した方がいいと思う。 人の行動には感情という裏付けがある。 それを作者は理解してない。 あと、個人的に気になった点 街中に設置された警察が証拠として採用するカメラを 作中で「監視カメラ」と言っているが正しくは「防犯カメラ」のはず。 自衛隊を軍隊と言うと色んなとこからめっちゃ叩かれるように これ言い間違えると警察関係の人だと怒られちゃうので注意した方がいい。 編集者も校閲も仕事しよう。 | ||||
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最初は面白かったのですが 後半は期待はずれでがっかりでした。 たぶん好みの問題でしょうか? | ||||
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冒頭のフックと主人公のキャラクターはいいものの これを男性視点での都合のいい展開と女性キャラクターが支えることで凡百のライトノベル風に仕上がっている。 もったいない!と思ったら、作者がそもそもラノベ作家なのね。 一般ミステリーと思ってしまうとハードルが上がりがっかりするかも。 ラノトノベルを買ったつもりで読んだら、また違ったろう。 | ||||
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ミステリの内容については他の方もおっしゃってるとおり 途中で犯人がわかってしまう退屈な展開。 キーである「彼女」の設定もここまでひっぱってきた割に面白みにかけた。 それより、中盤でおこる地震の描写。 2年前の大震災を実際に東京で体験した身としては 不快な人間描写が多く、現実味にかけてしまった。 震災時に助け合いが行われた場所が、小説の中では暴動が起きる展開になったり 読んでいて辛い部分があった。(震災前に描かれた本なのでしょうがないが… 作者による主人公への自己陶酔の文章も鼻にかかり坂東眞砂子氏の酷評もうなずける。 舞台がアメリカだったらよかったのかもしれない | ||||
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途中で結末が何となく分かり、展開も盛り上がりに欠けた 作品。異色ミステリと宣伝してますが、気の抜けたビール を飲んでいるようで、折角の主人公の個性も活かされて いない気がしました。 | ||||
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結構単調ですよね。推理小説としてはかなり弱いです。 ラノベ的な主人公が特に活きる事もなく、 すとんと終わってしまう感じ。物足りなかった。 | ||||
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結構単調ですよね。推理小説としてはかなり弱いです。 ラノベ的な主人公が特に活きる事もなく、 すとんと終わってしまう感じ。物足りなかった。 | ||||
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自己満足の世界で完結しており、読み手を引き込んでいく魅力はない。 登場人物の心象描写が弱く、共感を覚える読者はいるのだろうかと途中で不安を持つ。 話の展開が強引でつなぎが甘く、伏線が伏線になっていない。 真に読者の忍耐力が問われる作品、または飛ばし読みでも十分理解できる作品。 読後の余韻は残念ながらありません。次回を期待します。 | ||||
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自己満足の世界で完結しており、読み手を引き込んでいく魅力はない。 登場人物の心象描写が弱く、共感を覚える読者はいるのだろうかと途中で不安を持つ。 話の展開が強引でつなぎが甘く、伏線が伏線になっていない。 真に読者の忍耐力が問われる作品、または飛ばし読みでも十分理解できる作品。 読後の余韻は残念ながらありません。次回を期待します。 | ||||
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タイトルと「横溝正史ミステリ大賞優秀賞受賞」のコピーに惹かれ購入するも、センセーショナルなのは冒頭部分のみで、あとはだらだらと緊張感もなく物語が進み、本当になにもないまま終了。「この話には最後にきっと驚きの結末があるのだろう…」という期待感だけで途中の「イライラさせられる」ストーリーも我慢して読み続けたが、結局なにもなし。なんだったんだろう、この本は。巻末に載せられている横溝正史ミステリ大賞の選評で坂東眞砂子氏が「最終候補作品中、もっとも不快感を覚えた小説」と評していたが、それも頷ける。表紙、タイトル、あらすじに惹かれて購入すると、「ミステリ好き」は後悔するかも。 | ||||
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タイトルと「横溝正史ミステリ大賞優秀賞受賞」のコピーに惹かれ購入するも、センセーショナルなのは冒頭部分のみで、あとはだらだらと緊張感もなく物語が進み、本当になにもないまま終了。「この話には最後にきっと驚きの結末があるのだろう…」という期待感だけで途中の「イライラさせられる」ストーリーも我慢して読み続けたが、結局なにもなし。なんだったんだろう、この本は。巻末に載せられている横溝正史ミステリ大賞の選評で坂東眞砂子氏が「最終候補作品中、もっとも不快感を覚えた小説」と評していたが、それも頷ける。表紙、タイトル、あらすじに惹かれて購入すると、「ミステリ好き」は後悔するかも。 | ||||
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