モンスター

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評判

モンスターの評価:

3.63/5点 レビュー 517件。 A ランク

Amazon書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点3.63pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全403件 321〜340 17/21ページ
No.83
(5pt)

純愛…だね。

〈読み終えて〉
最初。タイトルと本のデザインで
怪物のスプラッターものかと思ってた。
ところが読み込んでいくうちに
これは大変な純愛小説だと思った。

読む進めていくうちに
男である自分の肩身がせまくなっていくのを感じたし
主人公の青春時代の悲壮感がとても苦しく感じた。

女性の果てのない美への執着心。
テレビでそんな特集番組を笑って見てたけれど
これを読んだら笑えなくなった。

この本を読んでる途中で
僕は小学・中学で同級だったひとりの女性を思い出して
とても胸が切なくなった。
でも…詳しくは書けまい。
なぜなら僕もこの本に出てくる
つまらない男たちとまるで一緒だと感じたからだ。

男として読んでる自分がとても
後ろめたくも感じてしかたなかった。

なんせ主人公の美への情熱がすごいし
壮絶な人生で
果たして僕だったらどうなんだろうと考えたが
やっぱり女性にしかわからない聖域にも感じで
読んでいた感は歪めない。

予想外の結末に思わず泣いてしまった。
僕にしてみれば悲しい結末も
もしかして彼女には最高に幸福な結末だったのかもしれない。

想像と違った内容だし
期待してなかったので
読み終えた後の感覚は
予想外の切なさでいっぱいになった。
とても壮大な純愛ドラマを見終えた感じになった。

美しさって…いったい…なんなのだろうか?
モンスター Amazon書評・レビュー: モンスターより
4344018079
No.82
(5pt)

美容整形ってすごい

全く知らない世界を見せてくれる作品でした。
あくまでも私にとってはですが、びっくり。
出てくる美容整形の専門家が冷静に美しさを語り、それに近づくための
施工を説明する件は、うなりました。
人が美しいと感じるもの、黄金比など、時代とともに遷移していく
と思いますが、その時代背景とはなんでしょう。
でも黄金比は今も昔も変わらないのかな、、株価のテクニカル分析でも出てくるくらい。

生物の世界はいろいろありますが、オスのほうが美しいほうが多いのかという印象
を持っています。その美しさや強さをみせてメスを獲得していく、メスが選ぶ側が
多い様な印象があります。
人間は、やっぱり女性のほうが選ぶような感じでしょうか?
でも、それはそれこそ美しい女性に限られる? 美男子は女性を選ぶ側に回る?
外見より中身というけど、中身は見ただけじゃわからないから、まず外見で
スクリーニングすると思います。だから、外見がいい人は恋愛市場では間違い無く有利でしょう。
中身については、いい悪いというより、相性だという気がするな。

作品に出てくるエイスケさんは、賛否両論ありますが、自分に素直でいいと思います。
崎村さんは達観しているのか、、こんな人滅多にいないよ。
最後のエピローグはなんか、興ざめかなー。 あってもなくてもいいと思うが、微妙。
あくまで、個人の感想です。
モンスター (幻冬舎文庫) Amazon書評・レビュー: モンスター (幻冬舎文庫)より
4344418506
No.81
(5pt)

美容整形ってすごい

全く知らない世界を見せてくれる作品でした。
あくまでも私にとってはですが、びっくり。
出てくる美容整形の専門家が冷静に美しさを語り、それに近づくための
施工を説明する件は、うなりました。
人が美しいと感じるもの、黄金比など、時代とともに遷移していく
と思いますが、その時代背景とはなんでしょう。
でも黄金比は今も昔も変わらないのかな、、株価のテクニカル分析でも出てくるくらい。

生物の世界はいろいろありますが、オスのほうが美しいほうが多いのかという印象
を持っています。その美しさや強さをみせてメスを獲得していく、メスが選ぶ側が
多い様な印象があります。
人間は、やっぱり女性のほうが選ぶような感じでしょうか?
でも、それはそれこそ美しい女性に限られる? 美男子は女性を選ぶ側に回る?
外見より中身というけど、中身は見ただけじゃわからないから、まず外見で
スクリーニングすると思います。だから、外見がいい人は恋愛市場では間違い無く有利でしょう。
中身については、いい悪いというより、相性だという気がするな。

作品に出てくるエイスケさんは、賛否両論ありますが、自分に素直でいいと思います。
崎村さんは達観しているのか、、こんな人滅多にいないよ。
最後のエピローグはなんか、興ざめかなー。 あってもなくてもいいと思うが、微妙。
あくまで、個人の感想です。
モンスター Amazon書評・レビュー: モンスターより
4344018079
No.80
(5pt)

話題の作家の長編書き下ろし

永遠の零の著者、百田尚樹氏による長編書き下ろし作品です。生れながらに不細工だった主人公が思い焦がれる初恋の男子に犯した罪により郷里を追われ整形に邁進してゆく。美を求めて徹底的に整形にこだわる主人公の心情を緻密に描いた異色作品
モンスター (幻冬舎文庫) Amazon書評・レビュー: モンスター (幻冬舎文庫)より
4344418506
No.79
(5pt)

話題の作家の長編書き下ろし

永遠の零の著者、百田尚樹氏による長編書き下ろし作品です。生れながらに不細工だった主人公が思い焦がれる初恋の男子に犯した罪により郷里を追われ整形に邁進してゆく。美を求めて徹底的に整形にこだわる主人公の心情を緻密に描いた異色作品
モンスター Amazon書評・レビュー: モンスターより
4344018079
No.78
(5pt)

単なる整形のお話ではなく、人間の本質そのものを深く掘り下げている本です。

整形とか美という事が人にどう影響するか、というテーマで読むにはもったいないくらい人間の本質を鋭く描いています。
日常、人が無意識に人にしている事や行動している事を見せるために主人公をデフォルメしているだけで『そうそう、これが人間だよな』とつくづく思えます。
もし自分の家が財閥だったら?この会社を持っていなかったら?有名人だったら?
条件を変えたら人は自分をどう扱うのだろう?と考えてしまう場面は日常にありますよね。

主人公の美への執着はやがて自分を縛り、本当の幸せを手に入れられるという場面が来てもそれを選べない。そこが一番の怖さだと思いました。
部分部分にそうそう!と思う事が沢山あって百田さん、さすがという感じでした。
モンスター (幻冬舎文庫) Amazon書評・レビュー: モンスター (幻冬舎文庫)より
4344418506
No.77
(5pt)

単なる整形のお話ではなく、人間の本質そのものを深く掘り下げている本です。

整形とか美という事が人にどう影響するか、というテーマで読むにはもったいないくらい人間の本質を鋭く描いています。
日常、人が無意識に人にしている事や行動している事を見せるために主人公をデフォルメしているだけで『そうそう、これが人間だよな』とつくづく思えます。
もし自分の家が財閥だったら?この会社を持っていなかったら?有名人だったら?
条件を変えたら人は自分をどう扱うのだろう?と考えてしまう場面は日常にありますよね。

主人公の美への執着はやがて自分を縛り、本当の幸せを手に入れられるという場面が来てもそれを選べない。そこが一番の怖さだと思いました。
部分部分にそうそう!と思う事が沢山あって百田さん、さすがという感じでした。
モンスター Amazon書評・レビュー: モンスターより
4344018079
No.76
(4pt)

女性の幸せとは・・

主人公は、田淵和子という女性。
和子は、生まれつき顔が醜かった・・。
なので、「モンスター」というあだ名をつけられる。

学生時代は、同級生のいじめ、好きな男性に相手にされない、などという辛い思いをする。
しかし、就職後に美容整形に目覚める。
先ずは、目から始まり、最終的には全く別の美しい顔となる。

彼女は、幼稚園時代の美しい思い出を忘れられずにいた。
その思い出の男性に恋していた。

そして、美しくなった女性は、生まれ故郷にレストラン経営者として戻ることとなる。
初恋の男性と再会するために・・・。

彼女を通して、女性の美醜による人生の違いを痛感させられた。
確かに、彼女は若い時は辛い思いをした。
しかし、心には狂気を隠し持っていた。
それが、生まれつきのものか、いじめの過程で芽生えたかは不明だが。
また、美しくなった後の、彼女の男性や同級生への仕打ちも酷いものである。

彼女は、心が「モンスター」だったと思う。

物語後半、彼女は、彼女の整形前後の顔を知っているヤクザから求婚される。
彼女は断るが、そのヤクザと一緒になっていた方が幸せになれたような気もする。

初恋の男性との恋は成就するのか?
自分が「和子」だと打ち明けられるのか?

人生最後に、彼女は幸せを感じたのだろう。
しかし、孤独な女性の一生であった気がしてならない。
モンスター (幻冬舎文庫) Amazon書評・レビュー: モンスター (幻冬舎文庫)より
4344418506
No.75
(4pt)

女性の幸せとは・・

主人公は、田淵和子という女性。
和子は、生まれつき顔が醜かった・・。
なので、「モンスター」というあだ名をつけられる。

学生時代は、同級生のいじめ、好きな男性に相手にされない、などという辛い思いをする。
しかし、就職後に美容整形に目覚める。
先ずは、目から始まり、最終的には全く別の美しい顔となる。

彼女は、幼稚園時代の美しい思い出を忘れられずにいた。
その思い出の男性に恋していた。

そして、美しくなった女性は、生まれ故郷にレストラン経営者として戻ることとなる。
初恋の男性と再会するために・・・。

彼女を通して、女性の美醜による人生の違いを痛感させられた。
確かに、彼女は若い時は辛い思いをした。
しかし、心には狂気を隠し持っていた。
それが、生まれつきのものか、いじめの過程で芽生えたかは不明だが。
また、美しくなった後の、彼女の男性や同級生への仕打ちも酷いものである。

彼女は、心が「モンスター」だったと思う。

物語後半、彼女は、彼女の整形前後の顔を知っているヤクザから求婚される。
彼女は断るが、そのヤクザと一緒になっていた方が幸せになれたような気もする。

初恋の男性との恋は成就するのか?
自分が「和子」だと打ち明けられるのか?

人生最後に、彼女は幸せを感じたのだろう。
しかし、孤独な女性の一生であった気がしてならない。
モンスター Amazon書評・レビュー: モンスターより
4344018079
No.74
(4pt)

男ってバカだぁ

何となく、手に取った百田尚樹の「モンスター」。

主人公の成り上がり的な痛快さがあるものの、
整形で美しくなる主人公の回りの男どもの変わり様の情けなさと言ったら・・・
と言いつつも、自分も男として、主人公に対する回りの男どもの変わりように妙に納得してしまう事も情けない(笑)

文章としても読みやすく、
どこか自分のコンプレックスな部分を掘り起こさせられるような、
非常に面白い小説でした。
モンスター (幻冬舎文庫) Amazon書評・レビュー: モンスター (幻冬舎文庫)より
4344418506
No.73
(4pt)

男ってバカだぁ

何となく、手に取った百田尚樹の「モンスター」。

主人公の成り上がり的な痛快さがあるものの、
整形で美しくなる主人公の回りの男どもの変わり様の情けなさと言ったら・・・
と言いつつも、自分も男として、主人公に対する回りの男どもの変わりように妙に納得してしまう事も情けない(笑)

文章としても読みやすく、
どこか自分のコンプレックスな部分を掘り起こさせられるような、
非常に面白い小説でした。
モンスター Amazon書評・レビュー: モンスターより
4344018079
No.72
(5pt)

人事に感じられませんでした。

百田さんの小説は初めて読みました。
久しぶりに一気に読めた小説でした。
この本を毎日読むのが楽しみで仕方ありませんでした。

他の方が書いているように、表現が古臭かったり、
言葉遣いが芝居がかっているなぁと感じた部分も
ありましたが、それを凌駕する面白さでした。

僕は男性ですが、女性にもてた事が一度もないので
和子の気持ちにシンクロしました。
もっとも、整形しようなどとは思った事はありませんが。

ラストが余りにも切な過ぎます。
幸薄い人生を歩んできた和子(美帆)にとって
余りにも短すぎる青春でした。

今度は「永遠の0」を読んでみたいと思います。

この作品と「永遠の0」は映画化されるそうですね。
モンスター (幻冬舎文庫) Amazon書評・レビュー: モンスター (幻冬舎文庫)より
4344418506
No.71
(5pt)

人事に感じられませんでした。

百田さんの小説は初めて読みました。
久しぶりに一気に読めた小説でした。
この本を毎日読むのが楽しみで仕方ありませんでした。

他の方が書いているように、表現が古臭かったり、
言葉遣いが芝居がかっているなぁと感じた部分も
ありましたが、それを凌駕する面白さでした。

僕は男性ですが、女性にもてた事が一度もないので
和子の気持ちにシンクロしました。
もっとも、整形しようなどとは思った事はありませんが。

ラストが余りにも切な過ぎます。
幸薄い人生を歩んできた和子(美帆)にとって
余りにも短すぎる青春でした。

今度は「永遠の0」を読んでみたいと思います。

この作品と「永遠の0」は映画化されるそうですね。
モンスター Amazon書評・レビュー: モンスターより
4344018079
No.70
(4pt)

微妙だけど、考えさせられる作品

私が百田直樹という作家を知ったのはごく最近であり、最初に「永遠のゼロ」で衝撃を受け、こんな作家がいたのかと驚いた。その後は、この作家の本を次々と読むことになった。「影法師」、次いで「風の中のマリア」、それからこの「モンスター」にたどり着いた。

いずれの作品も人の生き方とか、社会の本質とか、そういったところに問題提起するような作者の視点があると思う。

この「モンスター」という作品は、なんというか「生きもの」の本質というか、理性とかではコントロールしきれない人間の「生きもの」としての性質というか性格というか、そんなものを浮き彫りにしてくれるような作品であると思う。

作品の終盤の盛り上がりは強烈で、中盤のもったりした感じが一気に消えていく。幾多登場する男性の中で「エイスケ」は少なくとも期待を裏切らないものを備えていたのではないかという気がする。「崎村」という登場人物もいい味出していると思う。主人公が最後、外見的には不幸に見えるが、内面的にはハッピーエンドといえる終わり方をしてくれたのが救いであった。
モンスター (幻冬舎文庫) Amazon書評・レビュー: モンスター (幻冬舎文庫)より
4344418506
No.69
(4pt)

微妙だけど、考えさせられる作品

私が百田直樹という作家を知ったのはごく最近であり、最初に「永遠のゼロ」で衝撃を受け、こんな作家がいたのかと驚いた。その後は、この作家の本を次々と読むことになった。「影法師」、次いで「風の中のマリア」、それからこの「モンスター」にたどり着いた。

いずれの作品も人の生き方とか、社会の本質とか、そういったところに問題提起するような作者の視点があると思う。

この「モンスター」という作品は、なんというか「生きもの」の本質というか、理性とかではコントロールしきれない人間の「生きもの」としての性質というか性格というか、そんなものを浮き彫りにしてくれるような作品であると思う。

作品の終盤の盛り上がりは強烈で、中盤のもったりした感じが一気に消えていく。幾多登場する男性の中で「エイスケ」は少なくとも期待を裏切らないものを備えていたのではないかという気がする。「崎村」という登場人物もいい味出していると思う。主人公が最後、外見的には不幸に見えるが、内面的にはハッピーエンドといえる終わり方をしてくれたのが救いであった。
モンスター Amazon書評・レビュー: モンスターより
4344018079
No.68
(4pt)

計画された美への旅

AKB47をもじって「整形美47」なる言葉があるそうですが、一部のみならず体全体整形してまで、原型を留めなくなるまでする人の気が知れないと半ば馬鹿にして読み出しました。見た目の美しさを求める以上に人生を求める主人公の計画性と実行する決断力、あえてアンバランスに手術しなおすまでの美的感覚、そして素人にはうかがいしれない専門的な技術の実施方法と値段。単なる「ブスから絶世の美女へ」という映画の特撮技術での変身話を超えた面白さでした。本の良いところは視覚に囚われずに頭の中で自分なりの再生が可能なところで、その点では最高に楽しめました。
モンスター (幻冬舎文庫) Amazon書評・レビュー: モンスター (幻冬舎文庫)より
4344418506
No.67
(4pt)

計画された美への旅

AKB47をもじって「整形美47」なる言葉があるそうですが、一部のみならず体全体整形してまで、原型を留めなくなるまでする人の気が知れないと半ば馬鹿にして読み出しました。見た目の美しさを求める以上に人生を求める主人公の計画性と実行する決断力、あえてアンバランスに手術しなおすまでの美的感覚、そして素人にはうかがいしれない専門的な技術の実施方法と値段。単なる「ブスから絶世の美女へ」という映画の特撮技術での変身話を超えた面白さでした。本の良いところは視覚に囚われずに頭の中で自分なりの再生が可能なところで、その点では最高に楽しめました。
モンスター Amazon書評・レビュー: モンスターより
4344018079
No.66
(4pt)

主人公の想いに引き込まれました。

主人公が物心ついたころから自分の容姿のことで辛い思いをし、その暗い過去から明るい世界への扉が整形という方法だった。過酷な整形手術により完璧に近い容姿を手に入れたとき、自分がここまで這い上がってこれた原因に気づいた。幼いころの恋ともあこがれともとれる青年への想いだ。美貌という一つの目標を手にした彼女はそれが最後の試練となった。(内容の説明になってしまいました・・)

主人公がブスということで受ける被害はとても残酷に描かれており、学校・町という狭い不条理な世界で心まで醜くなってしまっても仕方ないことだろうと思う。主人公の異様ともとれる行動は、幼い頃に出会い学生のころ再会した青年に対するものであり、たくさん整形を繰り返したことも、知らず知らずに届かなかった想いに踊らされていたのだ。恋の話だと思うが、主人公があまりにも純粋で真っ直ぐでなりふり構わないためにモンスターのようになってしまったのだろう。
私は、この話が好きです。周りからはどう見られようが、あの真っ直ぐさと努力を惜しまない行動力で目的に進んでいったことがうらやましいと思います。

整形に対する情報などが事細かで、そのようなことを考えて手術を選んでいくのかと関心して読んでいました。
登場人物の男性たちは、みな美貌に翻弄される人ばかり。(主人公が選んだ男性だからかな?)
その男性たちにそれほど違和感をもたない私も男性に対して不信感をもってるのかも。
主人公に対し容姿で態度を変えなかった崎村の存在は救いだなと思った。そういう人物がいて良かった。

女性にとって美を手に入れることは、やはり大きな憧れ。共感できるところもあり一気に読めました。
モンスター (幻冬舎文庫) Amazon書評・レビュー: モンスター (幻冬舎文庫)より
4344418506
No.65
(4pt)

主人公の想いに引き込まれました。

主人公が物心ついたころから自分の容姿のことで辛い思いをし、その暗い過去から明るい世界への扉が整形という方法だった。過酷な整形手術により完璧に近い容姿を手に入れたとき、自分がここまで這い上がってこれた原因に気づいた。幼いころの恋ともあこがれともとれる青年への想いだ。美貌という一つの目標を手にした彼女はそれが最後の試練となった。(内容の説明になってしまいました・・)

主人公がブスということで受ける被害はとても残酷に描かれており、学校・町という狭い不条理な世界で心まで醜くなってしまっても仕方ないことだろうと思う。主人公の異様ともとれる行動は、幼い頃に出会い学生のころ再会した青年に対するものであり、たくさん整形を繰り返したことも、知らず知らずに届かなかった想いに踊らされていたのだ。恋の話だと思うが、主人公があまりにも純粋で真っ直ぐでなりふり構わないためにモンスターのようになってしまったのだろう。
私は、この話が好きです。周りからはどう見られようが、あの真っ直ぐさと努力を惜しまない行動力で目的に進んでいったことがうらやましいと思います。

整形に対する情報などが事細かで、そのようなことを考えて手術を選んでいくのかと関心して読んでいました。
登場人物の男性たちは、みな美貌に翻弄される人ばかり。(主人公が選んだ男性だからかな?)
その男性たちにそれほど違和感をもたない私も男性に対して不信感をもってるのかも。
主人公に対し容姿で態度を変えなかった崎村の存在は救いだなと思った。そういう人物がいて良かった。

女性にとって美を手に入れることは、やはり大きな憧れ。共感できるところもあり一気に読めました。
モンスター Amazon書評・レビュー: モンスターより
4344018079
No.64
(5pt)

ブルドック女が美女に

タイトルは化け者
整形を繰り返していく女の人生を物語った本です。
人間はやはり見た目が大事というのをまざまざと語られている。ただ単に整形の話ではなく、器量の悪い女が美しくなっていき気持ちや性格も綺麗になるという納得する事が沢山あった。やはり美人は性格もよいのは、周りに温かく接してくれる人が多いから素直になれるのだ。不細工は相手にしてもらえないからひねくれる、もっともな意見だ。
最後に恋をしていた男とある意味結ばれそうだったが、美人になる為に苦労した代償が切なすぎた。
同じ様な人は必ずどこかに居ると思うような現実的な物語りでとても面白かった!
モンスター (幻冬舎文庫) Amazon書評・レビュー: モンスター (幻冬舎文庫)より
4344418506