■スポンサードリンク
悪霊館の殺人
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
悪霊館の殺人の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.20pt |
■スポンサードリンク
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全3件 1~3 1/1ページ
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
古い本格探偵小説好きには魅力一杯の作品である。私はこの手の作が大好きです。現時点で作者が筆を折ってることが、残念です。篠田作品のファンとして、再起を願っています。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
平成を舞台にここまで探偵小説を復元したのは素晴らしい。 ただし、600ページをこえるボリュームと起伏の少なさはとっつき にくくしているかもしれない。定価も1,700円以上と 決して安くはない。 また、オーバー100マイルとの書評が裏表紙に載っているが、 せいぜい60マイル程度のスピード感だ。 不気味さと謎がもっとあれば、ページをめくるスピードも上がった かもしれない。 建物の中で興味をそそるのは、一馬大先生の書斎くらいで 館も望海荘もまったく雰囲気が感じられない。 ちょっと羨ましいと思う程度。 この作品はむしろ映像化した方が受けそうだ。 独身主義の探偵・弥生原と2つ年下の偉そうな友人築島。 この2人の関係は妖しさを放っているので、配役に よっては特に女性に人気が出るかもしれない。 もちろんジャニーズのタレントがどちらかの役をやることになれば、 興醒めであることは言うまでもない。 まあ疲れる本でした。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
登場人物が多いのにもかかわらず、 いまひとつ整理されて記述がされていない感じがした。 だから、自分の頭の中で組み立てをますます強要されてしまい、 終章まではうまく読みこなすことができなかった。 多くの読者は『館』と名が付けばある種の雰囲気を想像すると思うのだが、 それが十分に活かされてないのもあって、 小難しく感じてしまうのではないだろうか。 余計な会話も多く感じられて、 それを省いてゆけばもっとスッキリとした作品に仕上がったと思う。 だが、終章の展開は見事で、 ここだけでも読む価値があると感じた。 ヴァン・ダインの『グリーン家殺人事件』に倣ったのだろうが、 それ以上に今までの状況が明確に提示されて、 とても良かったと思う。 犯人は最初の方で勘でわかってしまったが、 論理立てて説明されると驚きだった。 画期的な作品だと思う。 他の作品も読んでみたいと思った。 | ||||
| ||||
|
■スポンサードリンク
|
|
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!