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女形
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女形の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.00pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全2件 1~2 1/1ページ
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まず、最初にお伝えします。 表題と内容は一致していません。 無理やりこじつけたか、 アイキャッチのために編集者か出版社が付けた感があります。 女形という歌舞伎に不可欠な俳優についての記述を期待する方にはお薦めしません。 それでも☆4つなのは、内容が素晴らしいからです。 近代社会から取り残されたかのような歌舞伎界の描写から 京都の街中を主人公と歩いている錯覚を起こす細かいくだりから 中途から横溝正史っぽくなって、犯人の見当がつくところから(笑) グイグイ読ませます。 登場人物もとても魅力的です。 ただ、血脈が入り組んでいるので家系図は欲しかったですね。 この題名でなければ、目に留まらなかったと思います。 それを考えれば、面白いミステリーに出会えたきっかけになったのだから 良い名前だったと言えるのでしょう。 | ||||
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タイトルに惹かれて、読み始めたら推理小説でした?!(笑) 登場人物はみんな虚構の歌舞伎役者たちですが、海老蔵を思わせる信十郎…等みんな魅力的です。 次第に明かされる歌舞伎役者たちの深い人間性や、背負っている業の深さに圧倒されて一気に読んでしまいました。 読み終えた今は、久しぶりに面白い小説に巡り合えた喜びでいっぱいです。 歌舞伎に付いても良く勉強されて書かれたようで、歌舞伎ファンなら一層楽しめます。 歌舞伎ファンでなくても、知らない世界を垣間見る楽しみを十分に味わえるように書かれています。 この書をきっかけに本物の歌舞伎を観たくなる人も多いでしょうね。 | ||||
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