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骨音 - 池袋ウエストゲートパークIII
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骨音 - 池袋ウエストゲートパークIIIの評価:
| 書評･レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.21pt | ||||||||
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Amazonサイトに投稿されている書評･レビュー一覧です
※以下のAmazon書評･レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全42件 21～40 2/3ページ
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| シリーズ第１作の再来のような完成度の高い一冊でしょう。 なかでもマコト・タカシ・サルのオールキャストによる ストリートファイトは読み応え充分なスカットする作品です。 また男ばかりに縁のあるマコトの久々のロマンス作品も最後 に登場するのですが、これもまたパークシリーズ史上の名作 に仕上がっています！ 標題の作品も含めて、いろんなテーマの作品を楽しめる正に パークシリーズの中では、はずせない一冊と言えるでしょう。 | ||||
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| 池袋ウエストゲートパークの第３弾。「骨音」、「西一番外テイクアウト」、「キミドリの神様」、「ミッドサマー狂乱」の四作。 一番のお気に入りは、「西一番街テイクアウト」マコトのおふくろがいい味出してます。この母にしてこの子有り。 「骨音」は、ちょっとキツかったかな。 | ||||
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| ギャングややくざの力を借りて事件を解決する、良い意味でのお決まりのパターンが売りなＩＷＧＰシリーズ第三弾。 この巻は、今までにはなかったキャラクターの内側が覗けます。 個人的に驚いたのは、タカシの人間性。 いつもクールで何事にも無関心なタカシが、初めて人間性を見せた巻だと思います。 内容も相変わらずいいですが、特に『西一番街テイクアウト』という話が面白いです。 あの三人が、やくざとタイマン。 いい味を出しているマコトの母親も大活躍です。 個人的に一番好きな巻です。 このシリーズの良さは、順序良く読まなくても楽しめるところなので、初めての方も是非手にとってみては？ | ||||
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| ホームレスの人たちが次々に襲われ、骨を折られるという事件が発生した。 犯人は薬をかがせてから骨を折っていた。誰が何のために？マコトは Ｇボーイズの面々と犯人捜しに乗り出すが・・・。表題作を含む４編を 収録。 ホームレスの人たちを襲う連中。彼らはホームレスの人たちを人間とは 見ていない。自分たちの目的を達成するためのひとつの手段としてしか 扱っていない。そこに、自分たちさえよければいいという、現代のひずみを 見るような気がした。ここに収められている作品はどれも重く暗い。 そこには真の救いもない。だが、人は生きていかなければならない。 どんな状況でも。読んでいてそれは強く感じた。池袋を愛するマコトの 活躍はまだまだ続きそうだ。次回作も期待したい。 | ||||
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| 1と2 に比べると いまいち。読む側の期待値も 上がっちゃってるのかもしれませんが。 | ||||
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| ハードカバーで出版時に読んだときに、？？？と思ったのは今までより少し広い、池袋周辺の地理（環境とか）を知らないのか？と思った。その後ＴＶに良く出てくるようになって,城東方面（小岩だったかな？出身と聞いたような）と知り、やっぱり。池袋、目白、高田馬場エリアぜんぜん知らないようですね。 骨音では特に「どーやって、おとめやま公園にホームレスが入れるのだ？しかも池袋→おとめやまの間には、超高級住宅地の目白があるんだよ！おとめやま公園は塀,事務所があり、夕方には閉門してしまうのに｣地図見て距離的に決めたようだ。「おとめ」を「ちびっこ公園」と同じだと思ったんだろうなあ。少しは歩いて取材しろ！って感じた。シリーズ化してるんだからそれぐらいしてくれ。ディテールに間違い、違和感があると気になって話に没入できない。 | ||||
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| ドラマ化された話題作で読まず嫌いでしたが、ふとしたことで手にとってみて、見事にはまりました。特に今作は過去二作よりも現実的に大人になったマコトのちょっとした将来への不安を感じさせる心理描写や、キングタカシが少し人間味を持たせるような場面もあり、よりキャラクターに親近感を感じられるのではないでしょうか。ストーリー展開は相変わらず見事で、軽快かつ深みのある文章は健在です。文句なしにおもしろいです。 | ||||
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| 文章のリズムと物語の終わり方がとても好きです。まことってテレビでは特に触られてなかったけれど、クラシック音楽が好きだったんだねぇ。クールな感じがしてグッド！です。テレビより面白いと思います。 | ||||
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| 本作もさすが、と思わせるストーリ展開で十分期待通りであるが、もう十分な気がした。本シリーズは「少年計数機」が秀逸。作者はもっと違うフィールドでどんどん勝負して欲しい。それだけの実力を十分持っているのだから。応援していくことには変わりありません。 | ||||
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| ちょっとIWGPもこの辺が限界かなって失礼ながら思いました。マコトが性格良過ぎるせいか、オチが読めすぎます。あと、はっきり言ってタカシ出過ぎです。 | ||||
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| TVドラマの面白さから、原作に興味を持ち、この「骨音」を池袋ウエストゲートパークのシリーズの中で最初に買って読んだ。読んでいると、本の中で描かれた街や人がいきいきとした映像で浮かんでくる。ドラマ既に見ているからというだけではない。それだけ、テンポよく、読みやすく、また、感情移入しやすい文体だと思う。主人公の活躍だけでなく、脇役たちも魅力的だ。実在する人物かのごとくリアリティがある。結構過激なシーンが出てくるのにもかかわらず、読み終わった後はやけにさわやかな感じがするのが印象的だった。 | ||||
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| 普段あまり小説は読まない方なんですが、石田さんの本は本当に読みやすくはまってしまいました！ ドラマを見てた方は登場人物とのギャップもまた楽しめる一冊だと思います。おすすめの一冊です☆ | ||||
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| 池袋ウェストゲートパークシリーズも外伝いれて４冊目、なんか地元意識もあって期待しちゃいます（池袋って他のターミナル駅に比べて評価低いですよね） | ||||
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| きのう、ＮＨＫの「トップランナー」で、石田衣良さんのインタヴューを見た。そしたら「マコト」が、一番自分に似たキャラクターだと思う、と言っていた。読者にとっても、一番感情移入しやすいキャラクターだとは思っていたが（男の場合ね）。だからマコトは、適度に迷いがあって、でも譲れないところは徹底的に頑固で、それでもみんなの真ん中にいるんだ。 レイヴのオーガナイザー達が、独自の世界観を持っているところが良かった。自分たちがカッコイイと思っていることのためなら、陰でどんな汗をかいても金を使ってもやるっていう気概があった。カッコだけの張り子の「ツッパリ」が多い現実に対し、こいつらはホンモノだと思った。単なるやられ役じゃない。いずれ、現実にはうちひしがれる。でもそれが何だ。 私がこの小説内に飛び込んだら、たとえわなに利用されてるとわかっても、ブクロのワン・ナイト・レイヴ運営に見境無く協力するだろう。 | ||||
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| 果物屋兼池袋のトラブルシューター、マコトとＧボーイズのキング、タカシを中心にストリートで巻き起こる様々な「事件」を通して「今」を感じさせてくれる池袋ウエストゲートパークシリーズの第三弾。相変わらず金もなければ彼女もいないマコトが自分の街、自分の仲間のためだけに突っ走っています。マコトが同世代の若者たちのファッションや風俗、そして言動に違和感を感じたり、ちょっと抵抗してみたりするあたりも好感がもてる。自分の好奇心や直感を信じて行動するが決して醜い欲望には呑み込まれないマコトが本当にカッコ良い。シリーズも三作目になるが、登場するキャラクターがいずれも魅力的でシリーズを重ねるごとに文章も洗練され、心から楽しめる作品になっています。 | ||||
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| 言わずと知れたＩＷＧＰシリーズ第三弾。 第一話の「骨音」はドラマ化されました。 あのドラマは痛かった・・・・・。 それはさておき、既に堂に入っている、と言っても言い過ぎではないでしょう。登場人物のキャラがおもしろい、スカしていながら愛嬌がある語り口、モチーフが今っぽい、展開のリズムが良い、という条件が毎回ほぼ満たされている。 こうなるともう、ずっと続いていって欲しいもんです 「次は何日に出版だっけ」みたいな。 今回は「音楽とホームレス」「ヤクザのシマ争いと売春婦の娘」「通貨とボランティア」「ドラッグとレイブと、義足の歌姫」がそれぞれのポイントです。 さあ次は「電子の星」。 | ||||
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| IWGPシリーズ第3弾。 シリーズものとはいっても、基本的には一話完結の作品。 お好きなものから、お好きにどうぞ。 「マコト」が語る池袋のトラブルストーリー。 今回は池袋からも飛び出て、ますます行動範囲が広がります。 語り口はますますカッコよく、クールに。 だけれども内容は少しクールダウン。 マコトは相変わらずパーフェクトなのが少し悲しい。 若者だとしたら、もう少し弱みを見せてくれてもいいんじゃない？ | ||||
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| 本書は「池袋ウエストゲートパーク」シリーズの続編第３弾で、身近に感じやすい若者を主人公に時代の世相を映した事件を解決していくという内容である。 普段テレビのニュースで聞かれそうな事件、今回でいえばホームレス襲撃事件や暴力団の縄張り争いあるいや若者のドラック事件など灰色をイメージするアンダークラウンド的な事件が多く取り上げられる。主人公の真島誠・通称マコトは高校卒業後、実家の果物屋を手伝うどこにでもいそうな若者である。 脇を固めるマコトの仲間がまたイカした奴等ばかりである。池袋カラーギャングのキングでマコトの同級生の安藤崇・通称タカシ。中学時代はマコトの同級生で、当時いじめにあっていた現在やくざの斎藤富二夫・通称サル。幼い頃からマコトを知る池袋警察署長の横山礼一郎・通称礼にい。今回はマコトの母親も活躍する。 言葉を知らないがために不器用で暴力的な生き方しかできないものの、お互いの生きざまにひかれ信頼し集まった仲間たち。これこそが本当の友と呼べる仲間たちだ。お互いに傷をなめ合ううわべだけの友ではない。事件を解決していくうえでこの仲間とともに、最近の若者らしい楽天的な部分とそれに隠れた心揺さぶる熱い気持ちで、苦労して回り道をしながらもすべてを丸く納める。その不器用だがひた向きな生き方にカッコよさを感じる。 ドラマ化されたシリーズ作品でマコト役を演じた長瀬智也ははまり役だと思う。またドラマ化あるいは映画化されることを切に祈りつつ、次回作を待つ。 | ||||
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| 1,2と比べると少しマコトが丸くなったような気がしましたし、なにか1,2にないようなものがありました。 すべての話にGボーイスのキングのタカシが出てきておりいい感じで、読みやすかったです。 まだ、池袋シリーズを読んでいないという方は、1,2を飛ばしてまず3から読んで1,2と制覇していったほうが「読みやすさ」という面ではいいと思います。 今後、池袋シリーズが続くことを期待しております。 | ||||
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