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毒のある果実
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毒のある果実の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.00pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全2件 1~2 1/1ページ
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序盤でツイン・ピークスの影響を受けたことがありありとわかる記述があります。本編もローラ・パーマーを少年にしてそのまんま書いたような内容。デイヴィド・リンチはなにがなにやらわけわからん内容でしたが、推理小説家としてはさすがにそうはいきません。ただなんというか、推理小説のご法度をやすやすとやってのけてしまうわけですよ、この方は。このへんもリンチへのオマージュにさえ感じられ。なんかツイン・ピークス観ていても立ってもいられなくなって、勢いに任せて書いちゃった感が満々なんですな。勢いに任せて書けるところがさすが小説家って感じなのですが、それだけに中味は薄いです。文庫化されなかったのがなによりの証拠かと。のちの推理小説家の初期作品てレベルの内容です。それにしてもローラの花束型死体は、鉄壁な設定なのですな。それに控え競泳パンツ一枚とは、安直すぎ。 | ||||
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ある田舎町を舞台に連続少年殺人とそれらに翻弄される人々の姿を描き、途中、人工授精問題や自殺や色々な要素が散りばめられており意欲的な作品だとは思うが、事件の真相が明らかになるにつれ、それらの要素がどうでも良くなっているし、ミステリーとしては犯人像が荒すぎる気がする。本書のタイトルがアナグラムで最後の行で明かされる真相は非常によく出来ているが、それだけのために一本長編にしたような感じがしてしまい、あまり読んでいてワクワクするようなことはなかった。 | ||||
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