赤く染まる木々
評判
赤く染まる木々の評価:
4.00/5点 レビュー 2件。 - ランク
Amazonレビュー一覧
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全2件 1〜2 1/1ページ
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赤く染まる木々の評価:
4.00/5点 レビュー 2件。 - ランク
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事態を重視した州警察(MBI)とFBIが捜査に乗り出し、物語はミステリー仕立てで推移する。
ところが、事態は思わぬ拡大を始め、ミステリーがホラーの様相に・・・。
ただし、残虐な連続殺人の割には文体はコメディタッチで、まるでゾンビかキョンシーの映画を見ている感がある。
この小説が書かれたのは2019年で、第1次トランプ政権の後半とのこと。
トランプとおぼしき大統領が事件に対して演説する。「・・・われわれが心配しなければならないのは黒人と、明らかに中国人とインディアンだと。問題は、彼らが本来のアメリカ人のような白人ではないことです。アメリカをふたたび偉大な国にしようではありませんか。・・・」
つまり、この小説はトランプ政権を生み出したアメリカに対するパロディであり、かつ、BLM運動と同様の人種差別への警鐘なのである。
延々数頁にもわたる犠牲者の名前やリンチの起きた地名の単純列挙は、犠牲者を追悼するとともに読者にかつてのヘイトクライムを思い起こさせる。