言語化するための小説思考
評判
言語化するための小説思考の評価:
4.04/5点 レビュー 54件。 B ランク
Amazonレビュー一覧
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全39件 21〜39 2/2ページ
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言語化するための小説思考の評価:
4.04/5点 レビュー 54件。 B ランク
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小説の詳細ページを閲覧すると、ここに履歴が表示されます。最近閲覧した小説詳細ページへ簡単に戻る事が出来ます。
以下、備忘録として個人的に印象に残った箇所です。
・その文章に価値があるかどうかを決めるのは「他者」
・世評が高いけど自分には合わない小説というのは、自分の小説法と著者の小説法が違っているから
・抽象化と個別化は、知らないことを書く上で、想像できそうもなかったことを想像する上で、重要な鍵
・人が世界を認知するときはさまざまな情報が一度にやってくるが、文章で表現するときは順番に描いていかなければならない
・視覚、聴覚、臭覚などの五感、頭の中で考えたことや過去の思い出など、すべて同じ次元でリニアに、一次元的に表現しなければならないのが小説
・「情報の順番」は小説という空間の立ち上げ方を規定する
・「読みやすさ」は「視点人物と読者の情報量の差を最小化する」ことによって感じられる
・名詞と助詞を区別させるために必要なのは読点ではなく漢字
・多くの読者を獲得する小説は、冒頭で行き先を明言し、作品の自己紹介を済ませていることが多い
・小説を読むというのは、一度も会ったことのない、顔も知らない相手の話を聞くという非日常的な行為
・小説家に必要とされる想像力とは、物語を創作するためのものよりも、顔の見えない読者を想定するためのもの
・しばしば読者は、作者が想定していなかった要素と自分の人生を結びつけ、文章の意味を過剰に読み取ってしまう
・小説と歴史の教科書は似ている。歴史という物語は、地球という空間で起こった無数の事象のうち、とりわけ象徴的で影響力の大きな出来事を恣意的に選び、まとめあげたもの
・小説とは伏線そのもので、むしろ回収されない伏線があってはいけないので、「伏線回収がすごい」は賛辞ではない
・読者は一人ひとり異なった欲望を持っていて、かつ同一人物でも時期や年代によって嗜好が変わったりもして、優れた小説一般の物差しなど存在しない
・芸術という営為は、ある情報を他者に渡し、受け取った他者が自分の認知として展開すること
・「読み返し」は現実世界には存在しないので、読み返しを要求する小説は会話の劣化版になってしまう
・芸術作品はその中身によって値段が決まるべき。製作コストによって自動的に定価が決定する小説は、本来の意味で芸術作品であることが許されていない
・小説というジャンルにおいてAIが人間に勝っていないのは、小説の勝利条件(面白い小説とは何か)がまだ誰にも分かっていないから