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かわいそ笑
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かわいそ笑の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.13pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全52件 41~52 3/3ページ
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ベットで横になりながら読んでいたのですが、見事やられてしまいました笑。 | ||||
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この作品は、物語としてさっぱりと結末がついたり、 なにかの理由がはっきりと明らかになったり、 気持ちが良い読後感を与えてくれるものではありません。 どこか漠然としていて、はっきりとした恐怖は描かれず、 なにが怖ろしいのか、どうして怖いのかを読み手に委ねてきます。 これは支離滅裂で無意味というわけではありません。 例えるなら、暗い部屋で半開きのドアの奥から物音がするようなものです。 ドアの向こうに何が居るのかを物音から想像するときの怖さ、 音がしなくなったときの怖さ、そういった"想像する怖さ"がこの作品から大いに得られます。 直接的なグロテスク表現は少ないですが、 章立てや内容の造りは大変気味が悪く、私は読んだ後で強い嫌悪感を抱きました。 称賛してばかりですが、わかりやすい物語がある作品ではない以上好みが分かれそうです。 筆者である梨さんはオモコロ、noteなどの無料媒体でもホラー作品を発表していますから、 まずはそちらに目を通して惹かれるものがあれば是非購入することをおすすめします。 | ||||
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正直ピンときてないです 値段もページ数にしては高価ですね… 内容も読んだけどあまり覚えてません。 なんとなく全体にまとまりがなく…意味がわかると怖い話系を延々と引き伸ばした感じでしょうか。 怖い話というか、呪い系?なので苦手な人は注意。 | ||||
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あまりにも冒険的、実験的すぎて怪談小説を期待すると肩透かしを食らうと思います | ||||
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とってもこわーい本です。 20代の私にとって、本棚にずっと置いておきたい1冊になりました。 父親の読書習慣の影響か、フィクション・ホラー系をあまり読まない性分でしたが、この本は私の世代の過去に寄り添ってくれたと感じています。 | ||||
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ネット上(SCPのサイト、オモコロ、note、Twitter等)で面白いホラー作品を公開されている著者の初めての単著ということでかなり楽しみにしてました。期待以上の面白さです。ホラー作品ですがメインの怪異がドーンとあって登場人物の顛末や怪異の原因がはっきり順序立てて解明されていく、といったつくりではありません。複数名の体験談、ネット掲示板で囁かれる噂、謎の差出人からの変なメールを辿りながら「どういうことだろう?」「この話とさっきの話もしかして繋がってる?」などと考えながら楽しむ感じです。読み終えてもスッキリはしません。人によっては読者も強制的に巻き込まれ当事者にさせられる演出が精神にこたえるかもしれない。 今まで公開されてきた著者の作品が好きという人は買いです。知らない著者だけどどうかな?という人は、まず冒頭に挙げたweb上の作品(ネットさえ繋がれば無料で読めるものがほとんどです)を読んでみて気に入ったら入手する感じでいいと思います。 | ||||
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梨さんは阿澄思惟によく影響を受けていると思うし、僕も大好きで「みさき る」がネット怪談の最高傑作だと思っていたのですが、正直この作品はそれを超えてきました。ホラーという表現に自らの人生を、産み出したキャラクターを、読者を、全てを捧げたような作品だ。人間の想像力はこんなことも可能にするのかと感動した。 ...一番怖い「状態」ってなんだと思います?子供のころ、夜中トイレに行く時とか、何もない暗闇を見て、立ちすくみ、目を閉じるのも開けるのも怖くて、じっとしていても動いても怖いような状態になったことありません? ああいうのは子供の豊かで純粋な想像力があってこそですが、大の大人に、文字を読ませるだけであのような「状態」にさせることって出来るんでしょうか? 梨さんはそれをやり遂げてしまいました。暗闇を見たときのあの純粋な本能的な恐怖どころか、人間の悪意、恨みのようないわゆるヒトコワ、神や儀式といったスピリチュアルな恐怖まで全て詰め込んだ時限爆弾が、1ページ目を読んだ時点で作動し、最終章で明かされるある仕掛けによって爆発する。僕は今もう、全てのものが怖い。寝ていても怖い。どうしようもない。人間って、こんなどす黒いものを作れたんだ。こんなに気持ち悪くて、受け入れがたいフィクションから現実への影響が存在しうるんだ。これは偉業と言っていいぐらいですよ。彼なりの恐怖の哲学というものがこの本には詰まっている。 | ||||
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他の方が素敵なレビューをしているので詳細は省きます。 怪談好きな方に伝わる言い方をすれば、「自己責任系」「おつかれさま」の部類です。 読んで後悔した気持ちもあるし、これだけ様々な怖さを集約した本を読めて感動した気持ちもあります。 この本をすすめることもまた、呪いになるかもしれません。 | ||||
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著者がネット上で投稿してる怪談を一冊の本にした感じ。理由がわからない原因不明の恐怖ってなんでこんなに怖いし残るのだろうか。 この人のせいで普段何気ない風景ですら想像力が働いて恐怖してしまう脳になった気がする。 隣のマンションの一室に何年もの間、冷蔵庫と色褪せた山積みのダンボールが置かれているんだけど、あれなんだろうね。 | ||||
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よめばわかります | ||||
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おつかれ様の類と言えるのかも知れません。 電子版で読んでると一部QR読み込むのが手間ではありました。 | ||||
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まず、オモコロやnoteで梨さんの記事を読んでいる既存ファンの方には、大満足の内容ではないでしょうか。あの切れ味を、鈍器で大事な箇所を傷つけられるような凶器感を、たっぷりと堪能できます。 いにしえのインターネット……同人誌の奥付に実名や住所を載せ、mixiがSNSとして隆盛し、5ちゃんねるが2ちゃんねるという名前でもっとアングラだったころ。あの時代の息吹や手触りを感じさせるネット怪談を中心に、本書は展開していきます。 Amebaブログの文面とか、Web小説の後書きなんかもうウワーッとなるキツさもありますが、これらのリアリティの積み重ねがしっかりと最後の方に効いてきました。 途中まで読んでもうすら寒く、気持ち悪い怪談の数々。最後に明かされる「やられた」という感覚は、ぜひ多くの人に読んでいただきたい一冊でした。 一部死体の描写などはありますが、全体はそれほどグロくはないのでご安心を。虫描写は苦手な方は注意が必要かもしれません。 言葉にならないこのおぞましさ、どうぞご堪能ください。 | ||||
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