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蟻地獄



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【この小説が収録されている参考書籍】
蟻地獄
蟻地獄 (新潮文庫)

蟻地獄の評価: 4.47/5点 レビュー 34件。 Aランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.47pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全5件 1~5 1/1ページ
No.5:
(2pt)

馴染めなかったです

インパルスの板倉氏の著書ということで期待したのですが、感情移入出来ない主人公に、説得力に欠ける話の展開と、私には馴染めませんでした。
蟻地獄 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:蟻地獄 (新潮文庫)より
4101212414
No.4:
(2pt)

すごく期待した分…

有名芸人の小説で、アマゾンレビューの評価が高かったため、期待して読み進めましたが、私の期待が高すぎたようです。

求められた金を用意するための主人公の行動が幼く、感情移入することができませんでした。
また、伏線の回収の多くが登場人物の会話で行われるのですが、あまりに丁寧すぎて、回収するためだけの会話に見えて興醒めしました。
ファンには申し訳ないのですが、同級生が書いた小説を読んだ感覚です。

とは言え、自分がこのような作品を書けるのかと言われれば書けないので、板倉氏への敬意を込めて、星は2つとしました。
蟻地獄 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:蟻地獄 (新潮文庫)より
4101212414
No.3:
(2pt)

期待外れ

評価が高かったので読んだのですが期待外れでした。かなり突っ込みどころの多い作品です。
主人公はかなり頭が悪いようです。
正直この作品の評価が高いのが理解できません。
あと、芸人としての板倉さんは大好きです。
蟻地獄 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:蟻地獄 (新潮文庫)より
4101212414
No.2:
(2pt)

言い回しがくどい

情景描写や言い回しがくどく、登場人物達がお喋りで、ストーリーをリードしようとする。
板倉さんがちょっと筆に酔っている印象が強い作品。
蟻地獄 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:蟻地獄 (新潮文庫)より
4101212414
No.1:
(2pt)

う〜ん・・・

いくらなんでも過大評価されすぎじゃないだろうか?

作家の道尾秀介氏が本作を高く評価しているのは知っているが、本評価欄でこの本を評価されている方々の大半は「この本」しか評価していないし、評価自体どれだけの信頼性をおいて良いかわからない。
また発売当初こそ絶賛の書評が並んだものの、そのあとはぱったりと止まってしまったところを見るとどうも思ったより読まれてないのではないかとも想像される。

なお、誤解されないように言うと、自分は個人的には以前からギャグメーカーとしての作者の資質を、インパルスともども敬愛してきたものの一人であることを自負しているが、コレはいくらなんでもないだろうと思う。

全体としてのリアリティのなさは、冒頭のカジノの描写からして明らかだろう。
安易なイカサマでの大勝を目指した結果、主人公がドツボにはまるパターンは「カイジ」や五十嵐貴久らの著作ですでに使い古された感さえあるが、その使い古されたルールすら、作者はよく理解していないようだ。
たとえば、イカサマはそれが実際に使用されたという確固とした証拠がなければ、いくら後付けで情況証拠を上げても無効といった、暗黙のお決まりルールはまったく無視である(本作の例で言えば、通用するしないは別にして、ネタがみつかっても「それを使った、という証拠は?」という反証をしないヤツはアホだということ)。主人公の度を超えたブラフも、傍から見ると不自然さを強調するものでしかなく、その時点で「これからイカサマをやりますよ」とゲロしているようにしかみえない。そもそも「チップ」というものの存在を作者はわかっているのだろうか?

また、作者は主人公について「ちょっと普通より賢い19歳」というものを描いてみたかったとのコメントをしているが、この主人公のどこが賢いのだかちょっと理解に苦しむ。
最初に主人公が思いついたアイデアを、実行に移すに至る経緯など、読んでいてマジで卒倒しそうになった。
コレについても後付けで「ネットで調べたらとても無理なことがわかった」なんて書いていたが、「だったらその時点で調べてみろよ」と言いたくもなるし、調べるまでもなくまともな人間なら普通そんな発想は生まれないであろう。
実際に行われた策にしたところで、「自分だけ生き残るための秘策」など、コントネタとして見ている分には割と面白いかもしれないが、実際にやるのは「どう考えても不自然じゃね?」といったものでしかない。
そのほか、ぱっと思いつくだけでも、一酸化炭素の毒性は酸素で中和できると考えているような表現があったり、科学的な裏付けの全く無い表現も随所に見られる。
エンディングで明かされるオチに限っては、まあそれなりに評価できるとは思うが、その前に提示される暫定的解決など、それまで極悪だった敵役がわざわざ自分から○○を鑑定してやるようなお人好しなことするわけ無えだろうっていうような、それで終わったら誰もがマジでブチ切れるレベルじゃないかと思う。

現在のエンタテインメントシーンにおいて板倉俊之という芸人がもつ偉大な天性については誰もが認めるところと思うが、残念ながらその天性を活かすフィールドは決して物書きではないことがこの小説を読んでよくわかった。
ここまで書く以上、本来は前作の「トリガー」も読んだ上での評価であるべきだが、正直なところちょっとそいつは勘弁してほしい。
蟻地獄 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:蟻地獄 (新潮文庫)より
4101212414

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