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No.6(ナンバーシックス)#5
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No.6(ナンバーシックス)#5の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.40pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全10件 1~10 1/1ページ
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続きが気にならない内容だったので途中で読むの断念しました。すみません。 | ||||
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のっけからの地獄描写、小学生にはお勧めできません。 人がつぶれる鈍い音が響き、生臭い匂いが立ち込めている一巻です。 その地獄から抜け出して、小部屋にたどり着いたのに、なぜまた地獄へ舞い戻る必要があるのか。 小部屋で、ネズミと紫苑の心理描写をやる必要性があったのかもしれませんが、 体力気力とも限界だろうに、無駄に動いてるなあ、行数稼ぎ??と邪推してしまいました。 紫苑が自分の心の中の邪悪を見るのに、暗闇では説得力がなかったから?? 互いの表情を読むためにも、灯りが必要だったから?? というわけで、まるまる1冊を使い切りましたがほとんどストーリーは進みません。 紫苑の中の怪物が(多分、誰の心の中にも住んでる)おぼろげな形を取り始め ネズミがそれにおびえる、、変わらないで欲しいと願う それだけです。 6巻では、新たな登場人物が出てきて、ナンバー6の謎が少し解明されるようですね。 | ||||
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まず、あさのあつこさんのこの小説にBLなんて言葉似合わない。 あさのあつこさんは同性愛だとか異性愛だとか世間が勝手に作り出した枠組みにこだわっていないように思うから。考え方を変えれば誰もが同性愛者、異性愛者になる可能性がある。 あさのあつこさんはこういった"性"に捕われないで、もっと先を見てるんだと思う。 この小説は読めば読むほど考えさせられる。思った以上に深い。 後書きに性について全く触れないところがまた気になる。なんとなく試されてる気がしてならない(笑) 本をどういう視点で読むかは、その人の自由だ。 だが視点を変えれば新しい発見がきっとある。 | ||||
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ついに明かされる矯正施設の内部。主人公の紫苑は予想をはるかに超える矯正施設内部の地獄絵図に驚愕し、心身ともに衰弱していく。しかし、ネズミに厳しい言葉を投げかけられることで幾度となく生にすがり立ちあがっていく。そんな姿勢が人々の心にいつの間にか伝播していく。外の人々も内の人々も楽園都市の偽りと崩壊の兆しに気付いてゆき、新たなる動きが現れ始める。理由なく人と人が結びつきあったり信じあっていくことの神秘さが少し見えてくるかもしれない。 | ||||
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紫苑とネズミが遂に強制施設へと潜入します。 強制施設の内部の状況に自分を見失いそうになる紫苑。 そして徐々に明らかになるネズミの過去…。 強制施設前と後でのイヌカシや大河達の心情が変化していく。 はらはらドキドキで紫苑達を描く#5は必見です! なかなか話が進まないのは本が薄いからかもしれませんが、次巻が早く出ることを祈りましょう。 | ||||
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続きが気になる…。続きがまだ出ていないから、最新刊のこの5巻をギリギリ我慢できるまで、読むのを我慢してたけど、ついに読んじゃいました。 あさのあつこさんの本格SF(だよね〜?)の最新刊です。 この巻で、「ネズミ」の過去が少し垣間見えてきました!その代わり、物語の前半は「紫苑」の主観で描かれていたのに、最近は「イヌカシ」や「ネズミ」の視線で話が進むので、「紫苑」という少年が少し不透明な存在になってきました。 それから、衝撃の事実が発覚しました。イヌカシが女の子だったなんて〜!! もう、これから「NO.6」(物語の中の楽園とし)はどう変化していくんでしょうか!?ドキドキです。 それにしても「NO.6」の矯正施設は怖そうです。読みながら想像すると、私の貧弱な脳みそはナチスドイツの収容所しか思い浮かべられませんでした…。 ともかく、早く続きが読みたいぞー!! | ||||
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矯正施設への侵入、というよりは、人狩りで狩られて放りこまれたわけですが・・・。 その場所で紫苑が見たものは、地獄のようなありさまでした。 動物のように狩られた後は、死体と怪我人の山の上に、ゴミのように落とされます。 なすすべもなく死んでいくものたちの中で、ネズミは確信を持って細い道を進みます。 4巻目は矯正施設へ入るところで終わっていましたが、結局そこからあんまり進んでない感じです。 ラストに垣間見えた紫苑の変化と、ネズミの秘密がこれからどう展開していくのか、とても気になります。 | ||||
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紫苑とネズミの仲はますます強く結ばれていっています。ネズミだけでなく、絶対的に他人を信用できないはずの西ブロックの人々もどうしても、心開きたくなる紫苑はすごい!! たしかに同性愛っぽいなって、感じるところもあります。でも、これがどちらかが女の子だったとしたら、もっと早くに恋愛に関わる醜さっていうか、ベタベタ感みたいのが出てきてしまって、物語のおもしろさも半減しそう… と、ちょっと想像してみて感じました。 そういうところも含め、人間関係だけじゃなく、生きることについて考えさせられます。 どれだけの人が、死にたいくらいの思い・死ぬ思い、してもしっかりと生に喰らいついていけるのだろう… | ||||
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#1〜#4まではリアリティがあると思った。 けれど#5に来て「老」という存在が出てきたところで、 ちょっとリアリティが欠けてしまったと感じる。 今までのリアリティが安っぽく感じられてしまい、 自身のみの力で矯正施設を攻略して欲しかったと思う。 ストーリーの進みもやや遅めに感じられる。 感情を書くのも必要かもしれないが、あまりにも だらだらしてはいないだろうか。 (決してストーリー展開が面白くないというわけではないのだけど) ということで星を一つ減らした。 今回は紫苑の一面が覗き、ネズミの哀願が 大きく物語を揺らすような気がした。 他を思いやり、守ろうとすること。 それが紫苑の「断罪」になり、ネズミの「哀願」となる。 #1〜#4までに書かれていた異常なまでの 『他人を助けようとする、好こうとする気持ち』の 一部結末と言えるかもしれない。 ここから二人の仲をどう描くかは作者に期待したい。 一部で腐女子向けというものが囁かれているが、 確かに『少年同士の友情』と一くくりに出来るものではない。 『愛情』と軽々しく呼んでいいものが二人の間にあるとは 思えないので、あえて何も言わない。 | ||||
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この巻が、1番好き。深い。紫苑とネズミのお互いへの想いが、深い。 死と生。憎しみと愛。嘘と真実。 そういうもの、全部が含まれているNO.6シリーズだなって改めて思った。 2人の間にあるものは、信頼でも愛情でも憎しみでもなくて、ただ「運命」なんじゃないか。この2人が最終的に犠牲を払い、苦しい思いをして、得るものとは何なのか。次巻が今から待ち遠しい。 ・・・・それにしても。やっぱりこれは同性愛要素が少なからずうかがえる作品だと思った。 普通、同姓に「キスしてやるよ」と言われて赤面・・・するのだろうか。 腐女子向けと影で囁かれているだけのことはある。これが好きな人には、長野まゆみ作品や、三浦しをんの月魚などもおススメ。 | ||||
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