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おかしな二人: 岡嶋二人盛衰記

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おかしな二人: 岡嶋二人盛衰記の評価:

4.60/5点 レビュー 15件。 A ランク

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平均点4.60pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全29件 21〜29 2/2ページ
No.9
(4pt)

徳さんも大変だったんだろうなー

日本では数少ない二人の合作による推理作家『岡嶋二人』の誕生
から消滅までを綴ったエッセイ。
作者はコンビの片割れであった井上夢人氏。

合作というシステムを、徳山氏と井上氏の二人は作品の量産化
ではなく、質的向上という面で生かしていたのだと思う。
だからこそ岡嶋作品が今もなを根強い人気を持っているのだろう。

しかし、それゆえに二人の間の葛藤は激しかったのではないか。
その辺の事情を、作者の井上氏は赤裸々に、包み隠さず語っている。
これを読むと、井上氏も大変だったんだろうけど、徳さんも大変だった
んだろうなー、と思わずにはいられない。
残念ながら、徳山氏から見た文章は掲載されていないが。

個人的には、さらっと読める井上氏の文章のうまさだけでなく、
徳山諄一という『毒』があってこその岡嶋作品だと思う。

岡嶋二人のファンにはお勧めの一冊。
ただ、作品のネタバレがあるので、この本を読むのなら他の岡嶋
作品を読んでからにした方が良いだろう。
おかしな二人: 岡嶋二人盛衰記 Amazon書評・レビュー: おかしな二人: 岡嶋二人盛衰記より
4062065991
No.8
(5pt)

恋愛小説のような「二人」の物語

岡嶋二人・・・「おかしな二人」をもじってできた、井上夢人と徳山諄一のコンビ名(ペンネーム)。誕生から消滅まで、13年間の岡嶋二人物語。ノンフィクション的エッセイ。

文学青年でもなんでもない二人が、ただ一攫千金を夢見て、江戸川乱歩賞を狙う。
ずぶの素人が、全くのゼロから「読める小説」「おもしろい小説」をモノにしていくまでの過程は、小説作法としても読め、すごく興味深い。

また、二人が互いを補完しあい、刺激しあい、助けあうさまは、作品だけでなく二人の絆のようなものも、同時に作り上げていくように思えて、愛らしく微笑ましい。読みながらにこにこしてしまう。

だからよけいに、消滅にいたる「衰」の部は、悲しくやるせない。解説に大沢在昌氏も書いてあるが、本当に恋愛小説のようだと思った。

二人の人間が出会い、結びつき、別れる。そこに恋愛感情はなくても、深いところで関わり合いつながった関係は、恋愛に似た(もしかしたらそれ以上の)強い感情を生むものになるんだろう。

ラストの別れのシーンは、ちょっと放心してしまうくらい、せつない感動があった。
おかしな二人 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: おかしな二人 (講談社文庫)より
406263399X
No.7
(5pt)

恋愛小説のような「二人」の物語

岡嶋二人・・・「おかしな二人」をもじってできた、井上夢人と徳山諄一のコンビ名(ペンネーム)。誕生から消滅まで、13年間の岡嶋二人物語。ノンフィクション的エッセイ。

文学青年でもなんでもない二人が、ただ一攫千金を夢見て、江戸川乱歩賞を狙う。
ずぶの素人が、全くのゼロから「読める小説」「おもしろい小説」をモノにしていくまでの過程は、小説作法としても読め、すごく興味深い。

また、二人が互いを補完しあい、刺激しあい、助けあうさまは、作品だけでなく二人の絆のようなものも、同時に作り上げていくように思えて、愛らしく微笑ましい。読みながらにこにこしてしまう。

だからよけいに、消滅にいたる「衰」の部は、悲しくやるせない。解説に大沢在昌氏も書いてあるが、本当に恋愛小説のようだと思った。

二人の人間が出会い、結びつき、別れる。そこに恋愛感情はなくても、深いところで関わり合いつながった関係は、恋愛に似た(もしかしたらそれ以上の)強い感情を生むものになるんだろう。

ラストの別れのシーンは、ちょっと放心してしまうくらい、せつない感動があった。
おかしな二人: 岡嶋二人盛衰記 Amazon書評・レビュー: おかしな二人: 岡嶋二人盛衰記より
4062065991
No.6
(4pt)

悲しい物語

岡島二人はエラリークイーンのように、二人で一人の作家であった。つまり合作ですね。そのコンビは解消されたのだが、その一人のうちの一人の作家。「おかしな二人」のアナグラムというか、パロディというかで「岡島二人」になった。彼らの小説を含め、井上氏の小説は、頭をシャッフルさせられるものが多く、気分転換に良い。これは、それのエッセイなのでいろいろな裏話。喧嘩アリ、恋慕ありと、なかなか読ませる。破局へ向かうことがわかっているレールってのは、すごく物悲しいゆえに、ひきつけられる。平家物語のように。
おかしな二人 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: おかしな二人 (講談社文庫)より
406263399X
No.5
(4pt)

悲しい物語

岡島二人はエラリークイーンのように、二人で一人の作家であった。つまり合作ですね。そのコンビは解消されたのだが、その一人のうちの一人の作家。「おかしな二人」のアナグラムというか、パロディというかで「岡島二人」になった。彼らの小説を含め、井上氏の小説は、頭をシャッフルさせられるものが多く、気分転換に良い。これは、それのエッセイなのでいろいろな裏話。喧嘩アリ、恋慕ありと、なかなか読ませる。破局へ向かうことがわかっているレールってのは、すごく物悲しいゆえに、ひきつけられる。平家物語のように。
おかしな二人: 岡嶋二人盛衰記 Amazon書評・レビュー: おかしな二人: 岡嶋二人盛衰記より
4062065991
No.4
(5pt)

0からを作る事。

まったくの素人から 小説家を目指し
作品を作る楽しさや辛さ。
そして 二人で小説を書く 難しさや楽しさ。
この本を、もう何度読んだかわかりません。
夢に向かって突き進む様子がとても
励みになりました。
おかしな二人 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: おかしな二人 (講談社文庫)より
406263399X
No.3
(5pt)

0からを作る事。

まったくの素人から 小説家を目指し
作品を作る楽しさや辛さ。
そして 二人で小説を書く 難しさや楽しさ。
この本を、もう何度読んだかわかりません。
夢に向かって突き進む様子がとても
励みになりました。
おかしな二人: 岡嶋二人盛衰記 Amazon書評・レビュー: おかしな二人: 岡嶋二人盛衰記より
4062065991
No.2
(5pt)

エッセイ風岡嶋二人ヒストリー

コンビ解消から10年以上経った今でも根強い人気を誇る岡嶋二人の歴史を振り返ったエッセイ。作者はコンビの一人、井上夢人。
結成時のエピソードからコンビ解消にいたるまでの二人の心の葛藤と仕事振りが細かく描写され、ほんとにこんなこと書いていいの?と思われるシーンの続出。単なる歴史を語るタイプの本ではなく、コンビという形を通して、個人個人というものがいかにエゴを持っているかを教えてくれる一冊です。一人で生きるのも辛いですが、二人で生きるのもそれはそれで難しいといった・・・
筆者の絶妙の筆致によっていやみなく二人の間に起こった様々な葛藤が描かれていきます。それはタイトルどおりまぎれもなく“おかしな二人”でした。
岡嶋二人の小説が人気があったのはストーリーが優れているだけでなく、その文章のうまさにもあったんだなあとこの本を読んで感じました。いまだに心に深く刻まれている一冊、文句なくオススメの作品です。
おかしな二人 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: おかしな二人 (講談社文庫)より
406263399X
No.1
(5pt)

エッセイ風岡嶋二人ヒストリー

コンビ解消から10年以上経った今でも根強い人気を誇る岡嶋二人の歴史を振り返ったエッセイ。作者はコンビの一人、井上夢人。
結成時のエピソードからコンビ解消にいたるまでの二人の心の葛藤と仕事振りが細かく描写され、ほんとにこんなこと書いていいの?と思われるシーンの続出。単なる歴史を語るタイプの本ではなく、コンビという形を通して、個人個人というものがいかにエゴを持っているかを教えてくれる一冊です。一人で生きるのも辛いですが、二人で生きるのもそれはそれで難しいといった・・・
筆者の絶妙の筆致によっていやみなく二人の間に起こった様々な葛藤が描かれていきます。それはタイトルどおりまぎれもなく“おかしな二人”でした。
岡嶋二人の小説が人気があったのはストーリーが優れているだけでなく、その文章のうまさにもあったんだなあとこの本を読んで感じました。いまだに心に深く刻まれている一冊、文句なくオススメの作品です。
おかしな二人: 岡嶋二人盛衰記 Amazon書評・レビュー: おかしな二人: 岡嶋二人盛衰記より
4062065991