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予測不能の1秒先も濁流みたいに愛してる
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予測不能の1秒先も濁流みたいに愛してるの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.43pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全7件 1~7 1/1ページ
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これほどじゃなかったけど まあこんなカンジでしたかワタシの青春、 うんキラキラしてなかったねえ、 ギラギラしないと生きてけないその後の人生。 | ||||
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音楽家としての作品は普段から愛聴していますが、著書を手に取ったのは今回が初めてです。 読み始めて暫くは物足りなさというか、期待しすぎていたかも…と落胆しかけましたが、キャラクター達の感情が大きく揺らいでいくにつれてどんどん引き込まれる。 主人公の感情表現や台詞など、渚さんっぽい!と思うところが在って、歌とは違った楽しみ方で黒木渚さんの言葉、物語を感じる事が出来ました。 気がつくとカバーを閉じていて、自然と拍手をしてしまうような作品。とても面白かった! | ||||
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同時期に出た最新ベストアルバム 並びに、そのアルバムのリード曲と同名の小説。 タイトルだけで無く、内容もリンクしていて この小説を読む事で 「あ、ここの歌詞 言葉のままの意味で解釈してたけど 実はこういう事だったのか」と 曲の歌詞の意味合いが、読む前と後で大きく変化するギミックが詰め込まれてるのがとても面白い。 そしてそれだけにとどまらず 今回、10周年の節目を記念し行われたライブにも この小説の内容を取り入れた構成が組まれていて、重ねてその世界に引き込まれた。 (※小説の主人公が、作中で歌っていた曲が 実際にライブで演奏されたり等) 失礼な話、以前までは 『音楽家×作家って、二足の草鞋って正直どうなのよ』と 少しバカにしてた所あったけど その2つをミックスさせて こんな融合、伝え方が出来るのかと 強く驚かされ、感動した作品。 | ||||
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才能がある。 | ||||
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一番近くにいる味方こそ最大の敵。 前半は綺麗な青春だったのに後半にかけてゆっくり歪んで不協和音が鳴りながら物語が進んでいった感じ。 途中胸糞悪くなったけどそれは黒木さんの創造力が凄いからなんだろう。 壊れてるけど主人公の中にある音楽は本物だった気がする。 普段、読書は何日もかけてするんだけど続きが気になって1日で読めてしまった!面白かったです! | ||||
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ミュージシャンであり小説家としても活躍する黒木渚の6作目の著作をkindleで購入。 あらすじを見たり、各メディアでの発言で「自身に青春が残っているうちに掴み取り落とし込んだ」、「不純な動機から音楽を始めた主人公がどうなっていくか」、「どろどろとした人間関係を描いた」と公表していたので、物語は予測どおり青春小説の範疇を丁寧に、情景が手にとってわかる読みやすさで進みました。 爽快で甘酸っぱい青春、それと対比して描かれた人間関係の澱。 それは仕掛けられた罠だったのかもしれません。 終息に向けて「好き・嫌い」から「生きる・死ぬ」へのグラデーションを濃くしていき、日常に隣り合わせの狂気のお話は、予測の範囲を超えた複雑さを持って一挙に進みます。 この小説だけを最後まで読んだ人と、 先に音楽作品『予測不能の1秒先も濁流みたいに愛してる』を聞いて小説を読んだ人は、受け止め方が変わってくるのではないでしょうか。 文字だけではない。 リズムや音色などを読後に受け取ることで、最終章が単純な破壊・破滅でなく、また経験を踏んだだけの単純な前進ではないことを色濃く感じられると思うのです。 ミュージシャン黒木渚のファンではなかったら。 小説を入り口に「予測不能の1秒先も濁流みたいに愛してる」と出会っていたほうが深く溺れることができたのではと考えてしまいました。 内容の紹介になるので書けていませんが、文学の中での音楽の活かしかたが絶妙でした。 | ||||
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てっぺんからどん底、行っては戻り、流されて、抗って、これまで聴いてきた黒木渚さんの楽曲たちを全て集めたような、そんな作品でした。 | ||||
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