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悪魔の聖餐: アドリアン・イングリッシュ3



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悪魔の聖餐: アドリアン・イングリッシュ3の評価: 4.81/5点 レビュー 16件。 Aランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.81pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全16件 1~16 1/1ページ
No.16:
(4pt)

いやすごいな

怒涛のキャラクター登場と展開に頭の中がぐちゃぐちゃに。
設定も描写も読み切れずに手に余るけど、最後の最後まで飽きさせずに到達させてくれる。
さあ、この後はどうなる?
悪魔の聖餐 ~アドリアン・イングリッシュ 3~ (モノクローム・ロマンス文庫)Amazon書評・レビュー:悪魔の聖餐 ~アドリアン・イングリッシュ 3~ (モノクローム・ロマンス文庫)より
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No.15:
(5pt)

ハラハラ

いやぁ、ドキドキしました。
止められなくて一気読み。
この巻も相変わらずで大好きな2人を堪能。
ジェイクは相変わらずマッチョだし、
アドリアンは巻き込まれまくってるし、
さらにリサにはイラッとさせられるし笑。
今回は人間関係も事件も最後までハラハラ。

今回は激動の展開です!
以下ネタバレ

派遣のアンガス君は殺人容疑で逮捕され、
リサは再婚!いきなり妹ズが出来るし、
ジェイクとはどうにもならなくなるし、
代わりのお相手?登場だし、、、

BL読み慣れててアンハッピーに耐性が
無くなってるから切なくてどうもね、、、
アドリアンの犠牲的精神が切ないし、
ジェイクの葛藤も、、、
アドリアン視点だから追体験で分かってるから
責めるに責められない。
このモヤモヤは晴れるのでしょうか、、、

次巻少しでもアドリアンが安らげますように!
悪魔の聖餐 ~アドリアン・イングリッシュ 3~ (モノクローム・ロマンス文庫)Amazon書評・レビュー:悪魔の聖餐 ~アドリアン・イングリッシュ 3~ (モノクローム・ロマンス文庫)より
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No.14:
(5pt)

アメリカのオカルト事情

とても面白かった。アドリアンとジェイクが一度別れてしまうけど。アメリカのオカルトの初歩を垣間見て、理解が深まった感じです。謎解きも面白いし、新しい恋人も個性的。最後が間抜けで面白いです。やっぱり笑える。
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No.13:
(5pt)

切な過ぎる…

ちょっとー!今回の展開!!!
急転直下すぎて、心が付いていけないんだけどもっ(';ω;`)
切なすぎて、途中泣けてきた…!

いや、ジェイク酷いよ〜!
ジェイクの気持ちも分かって、苦しいんだけど…でも、やっぱりアドリアンが可哀想過ぎる。

こんな切ない展開なのに、途中の台詞とかでくすっと笑える所もあるしミステリ部分も気になるしでぐいぐい読める。
面白かったー!
あと、チャン刑事が1巻からは想像出来ないくらい良い人。

早く4巻も読まなくては!
でも、チラッと見たら4巻は内容的に2年後なのね⁉︎
そんなー('⊙ω⊙`)!!!
この3巻の気持ちのまま、そこに気持ちが切り替えられるのかしら…心配。

解説が三浦しをんさんだったんだけど、読んだ人のこの複雑な気持ちを的確に解説して下さってる。
解説まで面白く読めた。
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No.12:
(5pt)

ワクワクするラブミステリー そしてジョークは最高

今回は若者の大好きなテーマ、悪魔、白魔術、黒魔術。
アドリアンとジェイクの間は微妙にすれ違っていく。
アドリアンに次のお相手らしき男性が現れて非常に楽しみです。
ジェイクはアドリアンを幸せにはできないと感じます。アドリアンは割り切れていないジェイクのために、悲しい立場に追い込まれている。また、他者との交流に喜びを見出す性格ではなく、孤独を愛するアドリアンの、愛してくれる人々の中にいても、なお寂寥感に溺れる心がよく描かれている。私としてはアドリアンが新しい彼と新しい恋をして、ジェイクが失った恋の大きさを自覚し苦しむ展開が見たい。
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No.11:
(5pt)

続編を購入してから読むと衛生的。

ジェイクをどうにかして張り倒してやりたい巻その1。続きを2冊購入して読み出すと精神的に良かったです。
深く洞察された翻訳が素晴らしく原書を探さず満足しました。ハマりました。
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No.10:
(5pt)

ふおおおおっ

あまりにもジェイクが最低野郎過ぎて…('・ω・`)
おま…不誠実にもほどがあるやろ…('・ω・`)
ふおおおお…('・ω・`)

などと憤慨してしまうくらい夢中になって読んでしまいました。

いやあ…ほんと…('・ω・`)
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No.9:
(5pt)

分厚いけれど、すぐ読めてしまう

アドリアン・イングリッシュ シリーズ三作目の今作。

日本のBL小説は主役となる二人が常に向かい合い、二人の間にある関係をどう進展させ、
あるべき結末に持っていくかに一番の重点が置かれている気がしますが、
このシリーズは、主役となる二人が、本当にそこで”生きている”ように感じます。
ファンタジーの世界では決してなく、偏見や柵のある現実世界の中に。
生きているからこそ、二人だけの世界に閉じ籠ってはいられないし、
今までこれが最善だと信じて生きてきた人生の積み重ねを、そう簡単に壊せない。
リアリティーのある繊細な心情がとても丁寧に描かれていて、どんどん引き込まれてしまいました。

このアドリアン・イングリッシュシリーズは、私が今まで読んできた本の中で一番のお気に入りです。
定期的に読みたくなり、アドリアンのユーモア溢れる一人称もクセになります(笑)
そして何度読んでも、三作目であるこの悪魔の聖餐は胸に迫るものがあります。
草間さかえ先生が描かれる表紙を読んだあとにもう一度見ると、余計に切なくなりました。

今年二月に出る四作目が楽しみで仕方ありません。
そして四作目も読まない内から、五作目も楽しみです。
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No.8:
(4pt)

旅行雑誌をお供に

旅行ガイドをお供に読みたい。読んでいると行ってみたい街角、覗いてみたいお店がたくさん出てくる。知らない道、どこかで彼らに出くわすかも(死体付き!?)
映画雑誌に載っていそうなエピソードやアドリアンの大学やUCLA。心臓に不安が有るけど行動的な主人公を通して街の住人にも成れる。郊外の高級住宅地(だと思う)の実家にもお邪魔出来るしね。

それにしてもジェイク!!右☆左☆パンチ。
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No.7:
(5pt)

続きが楽しみ!

アドリアンシリーズの第3巻(全5巻)。初めの2巻もよかったですが、この3巻目は切なくて、心が軋んで、出版されているならすぐに続きが読みたくなり、KINDLEで原書を読んでしまいました。この先どうなるのか、雰囲気だけでも知りたくない人は読まないでください。

内容については触れませんが、全巻を通して日本のBLと違うのは、リアリティーでしょうか。どちらもファンタジーだし、BLにも自分の性癖に思い悩む人たちは出てくるのですが、王子様のキスで目覚めてめでたしめでたしで終わる感があって(あくまでも比喩です)、あくまでも夢物語の域を出ません。

アメリカは実際にカムアウトする人も日本よりは多く、家族や友人、同僚にLGBTがいる確率が高いせいでしょうか、この本の中の家族や同僚の態度も日本では考えられないほど、ある程度LGBTが社会に受け入れられている感じがします。でももちろん偏見や差別がないわけではなく、保守的な世界(警察)では特に酷いわけで、ジェイクが根性なしの裏切者に見えても、理解もできるのです(心は軋みますが)。

アドリアンは傷つきながらも生きていきます。この後ふたりの関係はまた変化していくわけですが、これ以上傷ついたら生きていけないというほど傷ついたアドリアンの、それでもジェイクを欲する心の葛藤が読みごたえあります。拙い私の英語力でもそう思ったのですから、翻訳版でスラスラ読めたらどんなにすばらしいでしょう。楽しみにしています。

P.S.4、5巻ではジェイクがすごくかっこよく見えてきます。3巻で、こいつサイテー!と思った方にこそ読んでほしいと思います。
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No.6:
(5pt)

ジェイクってば、思春期じゃないんだから……

厚い!でもさっくりと読めました。面白かった。

今回、ジェイクは、何とかして(世間で言うところの)真っ当な人生を歩もうと、軌道修正を試みます。
残酷なやり方で、自分の気持ちをねじ伏せ、アドリアンの気持ちも踏みにじって。
なんてかわいそうなアドリアン、涙涙涙。

事件よりも、ラブストーリーが気になっちゃって、とにかく次巻が待ち遠しい!!

予告では、ジェイクとは縁が切れてないようですし、今回登場したナイスミドル?教授との関係も気になるなぁ、二年後のお話になるそうです。
ふふ、楽しみ!
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No.5:
(5pt)

展開する、第3巻

物語は、書店にかかってきた怪しげな電話をアドリアンが絶妙なタイミングで従業員のアンガスにまわすところから始まる。(吉〇か!)
ささいな事件(アドリアンにとっては)、ささいな出会いが、思わぬ方向へ転がっていく。
そして、刑事でアドリアンの秘密の恋人ジェイクとの関係もまた…。

カバーのイラストが出た時からなんとなく覚悟はしてましたが、やっぱりつらいですね。
ジェイクは2人きりの時はあんなにアドリアンを求めていたのに、ある決断をしてしまう。
アドリアンが気丈にふるまう分、ジェイクのほうがより苦しそうに見える。
でも別にファンとしてはアドリアンが何とかやってけるんなら相手はジェイクじゃなくたっていーんだよーだ、バーカバーカ。
とか思いますが、ダメなんだろうなあ。アドリアンが。
まあ、通過点だといいきかせて、耐えます。

この本は一気に読ませてもらって、そーゆーシーンもばっちりだし大満足なのですが、続きがあるのなら早く読みたい。
この、大好きな小説の大好きな登場人物で頭の中がいっぱいになってしまう感じ、本読みにとってはたまりません。
しんどいけど、幸せ。

来年2月が遠い!(その先はさらに遠い)。こんどは1か月延びるとか勘弁してほしい…。
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No.4:
(5pt)

シリーズ全部を一気に読みたくなります

まず、オカルト絡みの事件が、謎に満ちていて不気味で惹き込まれました。そして古本屋の店主アドリアンが、ここでも殺人事件に巻き込まれ、痛々しいくらいに頑張って探偵さんしていて、手に汗握るハラハラの展開に、読み始めたら、なかなか本が置けませんでした。アドリアンはもちろんですが、お母さんのリサや、恋人というかなんというか…のリオーダン刑事、可哀想なアンガス君、とってもいい人(?)のスノーデン先生などなど、登場人物もみんな魅力的で面白いです。
 恋愛については、えええって感じになってしまって、アドリアンの恋の行方が気になります!どうか幸せになってほしい。
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No.3:
(5pt)

ジェイクを殴りたいんですが!

楽しみにしてました!届いて封を開けた第一声、厚い!これは読み応えがありそう~!
でもこの表紙気になる…。見切れている三人目は一体…。
今回は私もお気に入りのバイトのアンガスが殺人の容疑者になってしまいます!
アンガスの無実を信じたいし、自身も危険になってきたアドリアンは例によってジェイクに怒られながらも事件を追います。でも今回共に行動するのはジェイクではありません!
アンガスの大学の教授で、ジェイクとはまた違うタイプのハンサムなガイ・スノーデンさんです。
彼もゲイということでアドリアンもまんざらでもない様子。
そして彼には新しい家族もできます。
母のリサが再婚し、新しい父親と新しい妹が三人!(一番上はアドリアンと同い年くらいみたいですが)
この妹達との会話も面白くて大好きです!彼らはアドリアンの性癖に抵抗がないようで、仲良くやっていけそうな予感がします!

途中で「ジェイクのバカ!!このおたんこなす!!」と叫びたくなり、あまりのせつなさに思わず涙がでました。
でも相変わらずのユーモアたっぷりの文章とアドリアンの新しい家族とガイのおかげできっと最後は暖かい気持ちになれるはずです!
解説の三浦しをんさんと同じく私も次巻を読まずに死ねないので、うっかり事故にあったりしないように気をつけます!!
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No.2:
(4pt)

4が待ちきれない…という気分になってしまうであろう仲間へ

アドリアン・イングリッシュシリーズの第3弾。
以下はストーリー上のネタバレは控えめに、二人の関係に重きを置いて、その部分を中心にレビューします。

LAでミステリー執筆の傍ら、古書店を経営するゲイのアドリアンとLA市警の刑事であるジェイクの物語は、1巻の出会い、2巻の触れ合いを経て、さあ3巻で甘い展開がくるぞ〜っと思って読むと急転直下の展開に仰け反ることになります。
この二人、本当に一筋縄ではくっつかないようです。

ジェイクはアドリアンの部屋を週2回は訪ね、身体だけはしっかりと重ねるくせに、どうしても男性に惹かれる自分自身を認められない。
ゲイであることを周りに隠してないアドリアンも、そんな彼を充分に理解して注意深く付き合っているけれど、悲しい空しさを抱えて過ごしているのも事実。
アドリアンとジェイクの、そんなゆらゆらした関係は長く続くはずもなく、彼らにはこの先の未来を選択させる決定的な出来事が起こります。
(結婚とか、家族とか、そういうことです)

…とまあ、こう書くとそんな葛藤はあらゆるBL作品で語られてきた、ある意味ストーリー上のスパイスなんですが。
けれどこの作品の場合は、どこか違うなと思って読みました。
そして海外のBL作品(M/Mノベルズと呼ぶらしい)であるゆえに既存のBL小説のオチで済まないんだろうという予感は、読んでいくうちにずばり当たってしまいました。
登場人物たちが妙にリアリティがあって冷静に現実的な未来を選択をしていくところなどは、この作家さんならではの特徴ですし、魅力でもあります。
ただBLノベルに親しんでいる日本の読者には評価が分かれそうです。
男性同士の幸せな恋愛小説を、読み切りで(すでにこれはシリーズですが)ライトに楽しみたい方には少し辛い展開かもしれません。

そして今回は何より、ここで「続く」なの…!という先が気になり過ぎる終わりになっています。
さすがに編集部も思うところあったのか、最後のページには今までは無かった「4巻は2015年2月刊行予定」という予告が入ってます。
シリーズは現時点で5作まであるようなので、1巻ごと区切りをつけながらミステリと恋愛が進展していくというところでしょうか。
ともあれ、ファンとしてはじっくり待ちたいと思います。の期待を込めての評価です。

最後に、翻訳調の文体と読みやすさについて。
いきなりこの巻から読む方は少ないでしょうが、翻訳小説を読み慣れていないと違和感が先立って物語に集中できないかもしれません。
私も1巻で挫折しかけました。
キャラのまわりくどい言い廻し(例え話がわからない)、人々の暮らしぶりや習慣など、ちょっとしたジョークの面白さが謎だったりします。
そういうときはさらっと読み流して先に進むが吉です。
比喩や冗談の意味をあまり考えると冷めるからです。「あ、やばいわからない」と思っても、映画を見ているときのように「そんなものなんだ」と、ページをめくってしまいましょう。

そしてこのもじもじさせるシリーズの続き、二人の結末を待ちましょう。
悪魔の聖餐 ~アドリアン・イングリッシュ 3~ (モノクローム・ロマンス文庫)Amazon書評・レビュー:悪魔の聖餐 ~アドリアン・イングリッシュ 3~ (モノクローム・ロマンス文庫)より
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No.1:
(5pt)

胸を締め付けられる物語

アイドリアンシリーズ、三冊目です。
ジェイクとの危うい関係に、怪しい悪魔崇拝宗教に巻き込まれてゆくアイドリアン。
今回は三冊の中で一番(物理的に)厚いです。でもあっと言う間でした・・・。

一冊目も二冊目を読んでますが、まさかジェイクとの関係がこうくるとは思いませんでした・・・。
日本のBLはわりとハッピーエンドになりますけど、これ、は・・・。
でもジェイクの性格を考えると、彼がこういう行動をとることは安易に想像できます。そしてそういう行動に出る度に、胸をかきむしりたくなります。アイドリアンの心情を思うともう・・・たまりません!!!
でもでも、ジェイクの行動も彼の立場になって見れば理解はできます。納得はまったくできせんが。そこがとてもいい。
ジェイクとの関係だけがアイドリアンの人生ではありません。
本屋さんの経営、事件の調査、ご飯などなど。この描写がアイドリアンイングリッシュの物語を浮き彫りにします。
ジョシュラニヨンさんはストーリーテラーなのだな、とわかります。

一冊目二冊目は読まなくても大体わかりますが、読むことを絶対おすすめします。
濃厚な小説です。4冊目が今からとても楽しみです。
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