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阿片戦争
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【この小説が収録されている参考書籍】
阿片戦争の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.00pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全12件 1~12 1/1ページ
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阿片戦争から清朝の衰亡までを描く。特筆すべきは中国商人たちの先見性である。ほぼ鎖国状態にある清朝中国に突破口を開こうとした商人たちが生命を賭して開国を主張し、実現すべく清廉官僚に莫大な投資をおこなう。「市井の大隠」が、これほどの人民動員力を誇る煽動家だったとは知らなかったが、ぼくも友人の漢籍学者から「市井の大隠」と称されたことがあった。欧米の隠者と違って、東アジアにはまだ隠者の伝統が息付いていると信じたい。かれらは大いなる愚者としての機能を維持している。欧米の隠者はいまも修道院や巡礼の道筋に存在している。わが日本の巡礼の道にも。著者は憂国者と愛国者の差異に注意を払う。見事な愛国者である。 | ||||
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前半は、清朝社会の風習などを多く取り上げている。 長大な小説は、後半になり、ようやく戦争と植民の詳細についてふれられる。 他の小説家がほとんど扱うことのなかった阿片戦争に迫った意義は大きい。 | ||||
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初めて小説とは言えアヘン戦争の様相を知りました。林則徐の名前は聞いたことがあったな位の程度で読み始め、引き込まれました。途中、度々女性の話が出て来るのですが、正直、戸惑いました。 | ||||
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林則徐が欽差大臣として、広東省に派遣されるまでの、過程が描かれていました。 | ||||
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阿片戦争を通じて、大国の清が新しい時代を迎える過程が描かれていました。 | ||||
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阿片戦争が始まる下地となる様子が克明に描かれていました。イギリスの中国支配の始まりの部だと思いました。 | ||||
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膨大な歴史小説を書き遺した陳舜臣氏が 歴史小説を書き始めるのに最初に選び世に出した1作目がこの「阿片戦争」全4巻です 氏がこの作品に託した思いは深く重く多岐にわたります 世界史の教科書で必ず習う阿片戦争を侵略を受ける立場から 当時の商売人1人の庶民の目線から描き出します 阿片戦争はいったい何だったのか 何が起こってどのように状況が進んでいったのか この作品に描画された状況は現代の国際社会に置き換えても通用します 実弾は使わなくとも経済競争と言い換えても経済戦争を生き延びなければ国は保てない 今2022年、世界の中の日本はどうだろうか 越えてはならない一線を越えてしまった侵略側 現実を見る意志も解決への能力も機能しなくなっている被侵略側 陳舜臣氏は今もこの作品を通して私たちに問いかけています | ||||
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次はい3巻を探してます。 | ||||
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極刑をもって阿片を取り締まる欽差大臣林則徐に対し、阿片弛緩論の保守派が林の失脚を画策。英国は「阿片」から「頑迷な中華思想の打破」へと問題をすりかえ、大軍を派遣。広州・川鼻で両軍は激突。 | ||||
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清の外交姿勢が問われる中、満州族支配に倦んだ農民らは外敵侵略に際し清朝へは非協力的。その動きは阿片戦争後「滅満興漢」を掲げる太平天国の乱へとつながる。19世紀中国の激動の時代がここに。 | ||||
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産業革命を経た大英帝国は、世界に冠たる軍事力と航海術を武器に自国商品の販路をアジアへ求めた。植民地インドのベンガル湾で大量栽培した阿片を中国に持ち込み、鎖国を続ける清朝に開港を迫る。 | ||||
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えっ?騎士道精神の国ではなかったっけ? なんらかの理由で正面から戦いを挑むの ならば、まだしも事もあろうに、快楽や色 とゆう人の弱点に漬けこんで、戦いをしかける とは、相手をどう考えても家畜程度にしか考えて ないんだろうね。現代でも結構似ているよ。 なにが得たいんかは、よく分からないけれど なにかが現れたときに、どう考えるかは定かでは ないね。 | ||||
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