扉のない家
評判
扉のない家の評価:
4.50/5点 レビュー 2件。 - ランク
Amazonレビュー一覧
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全2件 1〜2 1/1ページ
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| | ||||
| ||||
|
扉のない家の評価:
4.50/5点 レビュー 2件。 - ランク
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| | ||||
| ||||
|
小説の詳細ページを閲覧すると、ここに履歴が表示されます。最近閲覧した小説詳細ページへ簡単に戻る事が出来ます。
サイコスリラー風の「ブルー・ローズ」「ある街の短い観光案内」、性的虐待ネタの「レダマの木」、異色の文芸スリラー風の「バッファロー・ハンター」「女神の館」、に掌編風の作品が7篇、という風になっております。
この人の日本で翻訳されている物は殆ど読んでいるのですが、長編の場合中だるみする所があって、その辺がいまいち勿体ないと思っておりましたが、中短編の場合あまり長くないので、中だるみする前に終わる感じなので、読んでいて楽しかったです。
格調高く、荘厳で、読みづらいという風にも聞きますが、私の場合はこのくらいの文章の方が読みやすいというか、通俗だと読みやすすぎて却って読みづらい、と別の作品の感想に書きましたが、本作もそういう感じで読みやすかったです。
この人に限らず、こういう風に重厚な筆致の人の文章を、文学的、文学的格調の高い、と形容されやすいですが、吉田健一の文学論に依ると、文学が娯楽なので真面目に接したり、勉強に使う物ではない、という事で、文学的という風に言われる事に疑義を呈しておきます(因みに、文学が小説に使われやすい言葉ですが、かならずしも小説に使われる物でもないという事で、日本の場合、漫画の方が文学っぽい様に思えます)。
それと、訳者あとがきで、作品中に言及されている関連のある作品の事が丁寧に書いてあるので、必読で感謝です。
ともあれ、ホラーに限らず読み応えのあるサスペンス等を嘱望される向きにお勧めの中短編集でした。是非ご一読を。
蛇足ですが、この人の作品や同じ頃紹介されていた他の方のモダンホラー(死語)が翻訳されなくなっていたり、手に入りにくくなっていて悲しいです。ある版元の<ヒドゥン・マスターピース>等で復活される事を期待しないで待っております。
また、「レダマの木」と「ブルー・ローズ」はこの人の「ブルー・ローズ」三部作に関連しているので、三部作を読む方はその前の読んだ方がいいかも。