つくもがみ貸します

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評判

つくもがみ貸しますの評価:

3.78/5点 レビュー 37件。 C ランク

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平均点3.78pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全74件 21〜40 2/4ページ
No.54
(3pt)

少しこり過ぎ

妖怪ファンタジーで定評のある作家ですから期待して読み始めました。  骨董品に付く「つくも神」と小道具屋を取り仕切る血のつながっていない姉弟の探偵もので、お江戸を舞台に楽しめました。  しかし、登場人物が多すぎること、姉と弟の恋愛感情に発展していく微妙な心理の動きなど、少しこりすぎで前作の「しゃばけ」より自分としてはたのしめませんでした。 あまり技巧に走らずファンタジー妖怪物という得意の分野を伸ばしていただけたらと思うファンは私だけでしょうか。
つくもがみ貸します Amazon書評・レビュー: つくもがみ貸しますより
4048737864
No.53
(4pt)

そんなラストか

2007年に出た単行本の文庫化。  5篇を収める短編集。  付喪神のいる損料屋を舞台とした物語。  「しゃばけ」シリーズと同工異曲といってしまえばそれまでだが、付喪神と人間のあいだに一線を引いたのが設定として上手い。 また、書きぶりがこなれてきており、けっこう楽しめる一冊に仕上がっている。  ラストは納得いかないが、まあ、これしかないか。
つくもがみ貸します Amazon書評・レビュー: つくもがみ貸しますより
4048737864
No.52
(1pt)

読後→虚脱感

冒頭からあれだけ思わせぶりに引っ張った伏線があの結末?
「つくもがみ」達って結局する事それだけ?

おそらくは「しゃばけ」と毛色を変えようと試みた作品だったのでしょうが、見事空振りのきらいが。
なんだか、色んな所で書き込みが中途半端で、薄っぺらい作品になってしまっているように思えます。
特に登場する「人間たち」が没個性すぎて、殆ど記号です。
「いかにも」なキャラクターが「いかにも」な行動の結果「予測通りのオチ」がつきます。
伏線も徐々に解明しますが、結末でのあまりの扱いの軽さに読んでいるこっちは戸惑うばかり。
というより、結末に至る数段に関しては、なんだかラブコメ少女漫画をノベライズしているような、ラノベを
読んでいるような空虚な気分が押し寄せてきます。
その結末で、あの人があまりにも不遇じゃないの?
それで怒らないなんて、いくら物語の登場人物でもおかしいって。
つくもがみ貸します Amazon書評・レビュー: つくもがみ貸しますより
4048737864
No.51
(4pt)

ラストが今一つ物足りない…。

損料屋(現代で云うところのレンタル業)を営む 血の繋がりのない姉弟のお話し。 姉・お紅、弟・清次、そして大店の長男・佐太郎、 三人のラブストーリーが全体の根底になっています。 長い年月を経てつくもがみとなった品々達が姉弟とは 会話を交わさずとも心が通じ合っていて 陰ながら応援している様がほほえましいです。 そしてあちらこちらに貸し出されては大活躍! ただお紅に惚れた佐太郎と清次の結末は…。 感激?の再会であったはずなのに無視とは…、 拍子抜けで少しガッカリしました。
つくもがみ貸します Amazon書評・レビュー: つくもがみ貸しますより
4048737864
No.50
(5pt)

「しゃばけ」より入り易かったです

「しゃばけ」の主人公が「妖の血を引いた大店のお坊っちゃん」と一般人とは掛け離れた設定であるのに対して、「つくもがみ〜」の主人公は、小さなお店を商う姉弟という設定で、入りやすく感じました。 スーパーマンな妖の登場もありません。 ファンタジー度は「しゃばけ」の方が上ですが、少し大人な内容になっているかと思います。 畠中さんのほのぼのワールドも堪能できますし、あまりファンタジーが得意でない方にはこちらの方がお薦めです。
つくもがみ貸します Amazon書評・レビュー: つくもがみ貸しますより
4048737864
No.49
(5pt)

形あるものへの愛しみを感じました。

‘しゃばけ’シリーズが大好きで、付喪神達との交流をこの作品でも
楽しみにしていたのですが、少々違いましたね。
読み初めは、主人公の二人の姉弟(血の繋がりはなく、物語の進行のポイント)と
二人のお店にいる付喪神とが直接、話さない事に違和感を感じたのですが、
読み進むうちに、あ〜、直接話さなくても繋がっていると分かって嬉しくなってきました。
付喪神は神なので尊大な態度なのですが、未熟な若い二人をなんだかんだと文句を言いながらも
助けていて、姉弟も品物である付喪神達を時々腹立たしく思いながらも大事にしている感じが
凄く微笑ましくて、やはりほんわかして畠中さんワールドだなと思いました。
どんな物にも命があり、魂がこめられている。物は大切にしないとな〜と感じました。
つくもがみ貸します Amazon書評・レビュー: つくもがみ貸しますより
4048737864
No.48
(2pt)

しゃばけとは違う

しゃばけシリーズが大好きなので楽しみにしていたのですが、残念ながら期待ほどではなかったです。 軽い読み物としては十分と思いますが‥。
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4048737864
No.47
(4pt)

人とあやかしとの境界線

「しゃばけ」シリーズとはまた違った味わいです。

 「つくもがみ」がそもそも何たるかを知っている人からすれば,その扱い方にやや物足りなさを感じるかもしれません。もっと妖しさを強調して欲しい,と。
 しかしここは,畠中さんお得意の「ほんわか」に味付けがされた世界観を楽しむのが得策というものです。
 構成も短編仕立てとはなっていますが,最後に向かって徐々に謎解きがなされるようになっていて,読者を飽きさせません。

 ただ,大団円を迎えるにあたって,結末が予想の範疇であること,また,やや単調であることが残念です。さらに,説明口調が気になるのですが,これは短編仕立てという制約上難しいところですね。
 個人的な欲を言えば,つくもがみたちの描写をもっと詳しく描いて欲しかったところです。
 
ともあれ,作者の世界観は色濃く表れているので,畠中ファンにとっても,また初読者にとってもお薦めです。
つくもがみ貸します Amazon書評・レビュー: つくもがみ貸しますより
4048737864
No.46
(2pt)

平凡な話・・・フツーの人が好きそうな人畜無害作品

面白いか、これ? 賞を取ったの? う〜ん・・・ まあ、良くも悪くも、 大勢の人が理解・共感できそうな そういう無害な小説ってところか。
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4048737864
No.45
(5pt)

軽くてほんわか

○古道具屋兼損料屋で生計を立てるお紅(こう)と清次(せいじ)の姉弟。でもホントの姉弟ではないようだ。姉のお紅には忘れられない人、飯田屋佐太郎がいて、その思い出が蘇芳色の香炉と纏わる。清次はお紅を好きなのに言い出せない、そしてお紅もそのことに気づいている。
○損料屋とはレンタルショップのこと。姉弟が貸しているのは古道具、その中に百年以上経った優れた品がありこれは単に物でなく付喪神(つくもがみ)という神になる。神なので動くことも見ることも聞くことも喋ることもできる。でも、人との直接の会話はしないルールがある。
○付喪神は貸し出された先でいろんな情報を仕入れそれを仲間内でしゃべくり合う。それをお紅や清次が聞いたり、また、お紅や清次が付喪神に独り言を言ったりして意思の疎通はある程度できている。そんなことで、神々は事件解決のために活躍する。
○表紙の姉弟と付喪神の絵がいい。
つくもがみ貸します Amazon書評・レビュー: つくもがみ貸しますより
4048737864
No.44
(5pt)

和ごころって好いなあ

親を亡くしたお紅と、その叔父の養子である清次の二人は、姉弟として古道具屋件損料屋(今で言うと生活用品等のレンタル業ってとこでしょうか)出雲屋を営んでいます。その出雲屋の品の中には、百年の時を経て器物の妖「つくもがみ」となった品々が多数含まれているのですが、この面々が面白い。百年分だけ自尊心が強くて『人とは話などせぬ」と言っているけど、お喋り好きで好奇心旺盛、レンタルされて行った先々で様々な事を見聞きするのが何よりも楽しみ、という一風変わった妖怪達なのです。出雲屋の姉弟は、店に持ち込まれたり巻き込まれたりした謎を解くのに、彼ら「つくもがみ」を巧〜く利用しています。そして数々の謎を解く内に、お紅が執心している香炉とそれにまつわる姉弟の過去が露になっていくのですが...。暖かくも切ない恋物語が、6つの江戸ミステリーのベースに流れています。
畠中作品ならではの江戸情緒とほんわか感が心地よく、収められている6つのショートストーリーのタイトルが日本古来の色の名前であり、扉にもその色が使われている粋なところが時代物好きには堪らない1冊です。
つくもがみ貸します Amazon書評・レビュー: つくもがみ貸しますより
4048737864
No.43
(4pt)

きれいにまとまった

今回登場してくる付喪神たちは「人間と直接口をきかない」という設定なので、「しゃばけ」シリーズのような、人間と妖の間の親密な雰囲気はない。作者自身が、この設定に苦戦しているように思える。
妖とのコミュニケーションがやや不自然で、説明的になってしまい、現実味に欠ける。主人公のきょうだいと、妖や周囲の人たちとの関係描写に情感が薄いため、きょうだいの孤独が際立ち、こちらの思い入れが難しい。
一方、最初に提示された謎が、短編を読み進むうちに徐々に解けていくという展開は面白い。
最後の落ちは、最初から見え見えなのだが、まあいいか、幸せになってくれ、という気分になれる。
この作品は、シリーズ化を前提にしているのだろうが、登場人物同士の関係がこなれた今後の方が、面白くできるのではないだろうか。次回作に期待したい。
つくもがみ貸します Amazon書評・レビュー: つくもがみ貸しますより
4048737864
No.42
(3pt)

「しゃばけ」とは微妙に違って...

古道具屋兼損料屋(レンタル業)である出雲屋を営むのは、紅と清次の姉弟。ところが、この店においてあるレンタル商品の中には、「つくもがみ」が含まれている。良品のために、長く人に大事にされてきたものは、モノであることを超えて物の怪になってしまうのだ。姉弟たちには返事をしないものの、店の中では、仲間同士で勝手なおしゃべりを繰り広げる「つくもがみ」たち。レンタルされた先で、良品である「つくもがみ」仲間を見つけると姉弟にそれとなく教えたりと、商売の手伝いも少しはするものの...

「しゃばけ」とは違って、妖怪達は、主人公の言うことを素直に聞いてくれるわけではありませんが、お互い知恵の出し合い、化かし合いをしつつ、小さな事件に巻き込まれては、やり過ごしていきます。妖怪レンタル業ではあるものの、紅の過去からの因縁を含む恋愛が絡み、いつもとは微妙にニュアンスの違う作品で、これもまた面白いです。
つくもがみ貸します Amazon書評・レビュー: つくもがみ貸しますより
4048737864
No.41
(4pt)

大切なものは近くにある

江戸は深川で古道具屋兼損料屋を商っている若いお紅と清次。縁あって姉さんと呼び、呼ばれてはいるけれど姉弟ではなく、年若い清次は幼い頃からの想いを口に出せぬまま、行く方知れずのお紅の想い人?佐太郎を探している。ちょっと違うのは、店の品々がおしゃべりを楽しんでいる事。なんでも道具は大事に扱われ100年の時を経た物は『付喪神』になるのだとか。妖(あやかし)となった物どもは貸し出された先々で様々な情報を得て帰り、出雲屋の店表で二人が居るのも気にかけず、見聞きして来た事をしゃべりあう。そんな彼らを上手に扱い欲しい情報を手に入れ、いくつかの事の解決に至る二人。そのうち佐太郎へとつながる『蘇峰』の情報が入ってくる。佐太郎が現れたらお紅はどうするのか、二人の気持ちを知ってかしらずか、つくもがみ達は姦しい。果てさてこの二人の行く末は・・・それは読んでのお楽しみ!
つくもがみ貸します Amazon書評・レビュー: つくもがみ貸しますより
4048737864
No.40
(3pt)

人間とつくもがみたちの、微妙で絶妙な関係♪

道具は、生まれて100年たつとつくもがみという妖怪になるという。
お紅と清次姉弟が営む、いろいろな道具を貸し出す「出雲屋」の道具の
中にも、そんな道具たちが存在した。お紅、清次、つくもがみたちは、
江戸の町で起こるさまざまな騒動に巻き込まれていくが・・・。

「しゃばけシリーズ」でおなじみの畠中さんの作品。「しゃばけシリーズ」と
決定的に違うのは、つくもがみたちが決して人とは会話をしないことだ。
だが、不思議なことに、お互いちゃんとコミュニケーションがとれている。
その関係が絶妙で、とても面白い。お紅の想い人の行方は?また、お紅と
清次の微妙な関係はどうなるのか?さまざまな騒動はちゃんと解決するのか?
短編集なのだけれど話はきちんとつながって、読後もさわやか。こんなつくも
がみ、我が家にもぜひほしい。
つくもがみ貸します Amazon書評・レビュー: つくもがみ貸しますより
4048737864
No.39
(3pt)

「しゃばけ」とは、少し違うので。

「しゃばけ」のシリーズとは、登場人物が変わります。 時代背景などは一緒ですね。 「しゃばけ」の延長というよりは、「しゃばけ時代」の庶民バージョンでしょうか? すっかり「若旦那」「妖」の関係が「嬉しく」なっていたので、ちょっと冷めちゃうかな。 話としては、面白いです。
つくもがみ貸します Amazon書評・レビュー: つくもがみ貸しますより
4048737864
No.38
(2pt)

期待外れ…

畠中さんだし、付喪神は好きだし、表紙も可愛いので期待して読んだのですが、イマイチでした。 つくもがみたちもあまり活躍せず、全体的に中途半端な気がしました。 トキめかなかったです。
つくもがみ貸します Amazon書評・レビュー: つくもがみ貸しますより
4048737864
No.37
(4pt)

見守りたい二人

清次とお紅という、二人の男女を見守っていたい話でした。 つくもがみと化した古道具をとりまいて話が展開していくのですが、それよりも気になるのが、若い二人の男女の気持ちです。 姉弟のように育ってきた二人。 しかも、お紅には気になる人までいる。 それを気にする清次。 気にしていることをさらに気にする清次。 嫉妬したり、気遣ったり。 ころころ変わる感情を見るのが面白いです。 大げさではなく、ありそうな雰囲気の心模様です。
つくもがみ貸します Amazon書評・レビュー: つくもがみ貸しますより
4048737864
No.36
(4pt)

道具たち

大切に使われた道具が誕生して100年たつと命が宿り“付喪神”になる。
古道具屋兼損料屋の出雲屋では古道具の中にこの付喪神が混じっています。

江戸の町でこの商いをしているのはお紅と清次の血の繋がらない姉弟。
付喪神になった道具は勝手に会話をする。時には、お紅や清次の癇に障ることも言うのでおもしろい。

貸し出されていった道具達の情報を利用しつつ問題を解決していく二人。
そして、彼らの恋路の行方は如何に。。。

ほっこりと温かなお話。道具達の勝手な会話も小気味良くたのしい。
ただ、最後の恋の結末はあっさりしすぎかな。まんまことやしゃばけシリーズでもそうだが、最後が淡々としていて頼りなく感じます。
つくもがみ貸します Amazon書評・レビュー: つくもがみ貸しますより
4048737864
No.35
(4pt)

あっさり軽めに

片思いの様相に同じ作者の「まんまこと」のような幕の引き方を予想して読み進めましたが、あっけらかんと・・・・この終わり方、久しぶりですね。 うぬぼれの強いつくもがみたちに愛嬌があってよいですね。 あっさりした掌品と言った感じでした。
つくもがみ貸します Amazon書評・レビュー: つくもがみ貸しますより
4048737864