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(短編集)

残業税



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【この小説が収録されている参考書籍】
残業税

残業税の評価: 3.67/5点 レビュー 6件。 Cランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.67pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全6件 1~6 1/1ページ
No.6:
(4pt)

題材が面白い

残業をすればするほど税金を取られる世界になったら…といった物語。
実際にこんな世界になったら、この物語のとおりになるのかな?だとしたら残業したくない私にとっては嬉しいけど(笑)
残業税Amazon書評・レビュー:残業税より
4334910459
No.5:
(5pt)

近未来小説の趣

タイトルからして、ビートたけし風に、
「いっそのこと残業に税金なんてかけちゃったりしてさ」
といった感じの、冗談半分のコメディ化と思っていました。
実際に読んでみると、残業税が施行されている近未来を舞台にした小説、といった作りになっています。残業税について、きわわめて緊密に考え抜かれて、小説を成り立たせているのです。
また、人物の描き方もリアルで(個人的には必ずしも好感は持てませんが)、読み終わると、「人間の物語を読んだ」という充足感が得られました。
全部で5話あるのですが、主人公が窮地に陥る第5話が圧巻です。
タイトルにまどわされることなく、読んで損のない本だと思います。
残業税Amazon書評・レビュー:残業税より
4334910459
No.4:
(2pt)

出オチ感が大きい

「残業税」という発想は面白いがそれだけ、という印象。ストーリーにこれといった意外性や面白みもなく、単調な話が続いていく…
またこれは個人的な好き嫌いかもしれないが、主人公の男性が思春期かあるいは更年期かってくらい、おセンチだったり情緒不安定で気持ち悪い、話がつまらないことよりもむしろそっちの方が読んでて苦痛だった(笑)。
残業税Amazon書評・レビュー:残業税より
4334910459
No.3:
(5pt)

残業税を実世界でも導入してほしい

主人公は通称マルザの残業税調査官。
残業税を払わない=脱税している、企業や従業員を取り締まります。
ブラック企業の裏側や外国人実習生のカラクリなど
今問題となってる事象を取り扱ってるためか
非常に読みやすく、楽しくストーリー展開されます。
残業税Amazon書評・レビュー:残業税より
4334910459
No.2:
(4pt)

残業観

残業に関する認識を確認できる。
「残業税」という残業に税を掛けるという斬新なアイデアで引き付けられた、
使用者と労働者の両方に、課税する仕組みも良い。
もう少し、国税と労基が協力したら、良くなると思う。
残業税Amazon書評・レビュー:残業税より
4334910459
No.1:
(2pt)

残業税という設定は非常に面白いし、その必要性を考えさせられるが、 肝心のストーリーの魅力をもっと大切にして欲しかった。

残業へのペナルティとして会社と社員の両方に税金を課する
「残業税」という制度が作られた社会を舞台に、
残業税調査官が不正に立ち向かう様子を描いた話。

サービス残業や非常識な労働時間が問題になる今、
残業に対して税金を設定することで残業を抑制しようとするアイデア、
また残業代を支払わないことが脱税扱いになるという点など
残業税という設定は非常によくできていて面白い。

その上でその制度の穴を突く不正が描かれ、
実際にありそうな方法が展開されるのも興味深い。
そういった妙なリアリティが本作の魅力。

ただ、残念ながら小説としての面白味に欠ける部分があり、
感情移入しやすい魅力的なキャラクターもいないし、
事件が解決してもどこか冷めている主人公がつまらない。
ストーリー展開は都合が良すぎるし、
先が気になる、というほどの引きもない。

残業税という設定は非常に面白いし、その必要性を考えさせられるが、
肝心のストーリーの魅力をもっと大切にして欲しかった。
残業税Amazon書評・レビュー:残業税より
4334910459

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