幻夜

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評判

幻夜の評価:

3.86/5点 レビュー 349件。 S ランク

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平均点3.86pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全339件 241〜260 13/17ページ
No.99
(5pt)

最高に面白かったです!

皆さんと同じく最初はこのとんでもない分厚さに怯みましたが、
一気に読みました。というか読まずにはいられませんでした。
随分前に白夜行も読みましたが、まさしく続編だと思います。
私は白夜行よりもこっちの方が面白かったです。
以降ネタバレになりますが…
雅也は、きっとわざと暴発するように銃を作ってたんですよね。
「最高傑作の銃」というような言葉がありましたが、「1発でお互いを葬る事ができる銃」という意味なのでは。
美冬を殺して自分も一緒に死ぬつもりだったんだと思います。
しかし加藤がやって来て…
結局、雅也はやっぱり最後まで美冬を守ってしまったんですねえ〜…
引き金をひけば、自分も死ぬとわかっていながら。
美冬にはホントに背筋がぞっとしてくる感じはありますが、面白かったです!
是非とも続編が読みたいです。
幻夜 (集英社文庫 (ひ15-7)) Amazon書評・レビュー: 幻夜 (集英社文庫 (ひ15-7))より
4087461343
No.98
(5pt)

一気読み!

ずっしりと重い780ページ。手に取ったときはちょっとひるみましたが、読み出したら止められない。あっという間に読み終えました。「白夜行」もそうでしたが、犯罪の現場が出ることなく、悪女・美冬の仕業だろうという予想だけはつく展開。
彼女に翻弄される雅也も次第に美冬の本来の姿に迫って行くのですが、憎しみだけでは語れないぬきさしならぬ感情が雅也を苦しめていきます。
阪神大震災という大事件をきっかけに張りめぐされた美冬の陰謀。この続きがまだ読みたいです!
幻夜 (集英社文庫 (ひ15-7)) Amazon書評・レビュー: 幻夜 (集英社文庫 (ひ15-7))より
4087461343
No.97
(5pt)

白夜行のドキドキが再び!!

幻夜は白夜行の続編だ。
でも話は白夜行を知らなくても違和感なく読むことが出来る。
抽象的な文体でアレコレ読者に想像させる文体は相変わらずでその言葉や文章の意味に気づいたときは"してやったり"というカンジで本当に楽しい。
しかしその快感を読者に与えるのが目的といわんばかりで作者に一歩上から見られているようなカンジで意地悪な作者の性格が文章に表れている(いい意味で)
今回は相方の雅也の心情や実際雅也が行った数々の仕業がわかるようになっているので白夜行より話全体がわかりやすくなっている。
それにしても美冬は凄い。
前回よりも計算高くなっている気がする。
もはや敵はいないかのようだがこんなに美人で色気のあるしかも頭の回転が速い美冬だから敵
がいないのも当たり前か!?
分厚い本なのに一気読みしたくなる中毒的ミステリー小説!!!
続編が早く見たい!!!
幻夜 (集英社文庫 (ひ15-7)) Amazon書評・レビュー: 幻夜 (集英社文庫 (ひ15-7))より
4087461343
No.96
(4pt)

彼女はどこへ行ってしまうの???

「白夜行」が面白くてハマって一気に読んでしまったので発売と同時に購入→またしても
一気読み。
すごく面白かったんだけど、ちょっと彼女が激しくなり過ぎちゃってて(笑)
「白夜行」の方が完成度が高かったように感じてしまった。。。
でももしこのシリーズで3作目が出たら、絶対に買ってしまうと思います。
だって彼女がどこへ行ってしまうのか、どうなってしまうのかがとても気になりますから。。
幻夜 (集英社文庫 (ひ15-7)) Amazon書評・レビュー: 幻夜 (集英社文庫 (ひ15-7))より
4087461343
No.95
(4pt)

美冬の最期が知りたい

 『白夜行』に続く、またまた東野圭吾さんの長編です。
物語は、阪神淡路大震災から始まります。
 見つめられると、誰もが引き込まれてしまう美しい女性、新海美冬。
あの阪神淡路大震災の混乱の中で始まった雅也と美冬の生活は、東京へと舞台を移していきます。
自分の欲望を思いのままにするために、あらゆる手段を惜しまない美冬。
その計算された行動にも気がつかず、美冬のために力を尽くす雅也。
成功を極めた美冬は、一体誰?
まるで人間の心をなくしてしまったような美冬の野望。
その結末は・・・・。
 
 今では、すっかり忘れてしまったような出来事。
阪神淡路大震災、そして地下鉄サリン事件。
今までの自分をなくして、新しい自分に生まれ変わりたい。
そんな気持ちがあっても、なかなか現実には難しい。
それを大きな出来事をきっかけに、自分の手は汚さずに生まれ変わった美冬。
なぜ、そんな事が可能なのだろう。
美しく計算高い美冬だからこそ、それが出来たのか?
物語は終わってしまったけれど、美冬の野望はまだまだ続くのだろう。
美冬の最期が知りたい。
幻夜 (集英社文庫 (ひ15-7)) Amazon書評・レビュー: 幻夜 (集英社文庫 (ひ15-7))より
4087461343
No.94
(4pt)

表面的には「白夜行」の続編

「白夜行」は、人間の善悪、罪と罰という命題について読者に問いかけている作品。
その命題に固執した「手紙」。 そしてこの幻夜がある。
 読者に考える隙を与えずに、目まぐるしい展開を繰り返す「白夜行」、
読み進めながら次なる結果が見えてくる「幻夜」。
 筆者の意図的な仕掛けであることは明白である。
 「白夜行」では、唐沢雪穂と桐原亮司という2人の登場人物を中心として、
ストーリーは進んでいく。そして、2人の心理描写がまったく無いまま終焉を迎える。
 「幻夜」では、水原雅也のを中心としてストーリーは展開する。彼の心理描写が
この作品の中心であり、新海美冬は単なる悪女であると考える。
「白夜行」は、人間の善悪、罪と罰という命題について読者に問いかけている作品
であった。その命題に固執した「手紙」、そしてこの幻夜がある。
 上辺だけ見れば、「幻夜」は「白夜行」の続編であるが、それは娯楽としての部分に過ぎず、本質は違うところにある。勘違いをする読者を新海美冬は嘲笑っている。
 それゆえ、新海美冬が必死で消そうとした過去とはなんであったのかが見えてこないし、
その必要もないのだ。事件解明をする加藤刑事には迫力が感じられず、ラストでは拳銃の暴発であっけなく死んでしまう。
衝動的な殺人を犯してしまった水原雅也と彼の後悔、懺悔、真情を代弁する加藤刑事は、共に息絶えた。
彼の真情は真相に堪えられるはずもなく、、、。
幻夜 (集英社文庫 (ひ15-7)) Amazon書評・レビュー: 幻夜 (集英社文庫 (ひ15-7))より
4087461343
No.93
(4pt)

「白夜行」と続けて読むべき

美冬=雪穂 ってのは間違いないと思う。
だから、ってわけじゃないけど、この本を読もうと思ってる人は絶対に「白夜行」と続けて読むべき。
そうじゃないと、面白さも半減するような気がする。
でも、なんてのかなぁ。
雪穂に比べて、美冬には何かが欠けてるような気がするんだよね。
何が、って言われたらうまく説明できないんだけども。
やっぱり、何が美冬をあそこまで追い立てるのか、って理由がいまいち伝わってこないからなのかもしれない。
最終的な目的がいったい何なのか?
単に美を追求するだけなのか?
そのためにあそこまで冷徹になれるものなのか?
そのへんの答が出ていないのが、物足りなさのひとつなのかも。
それにしても、雅也は悲惨だ。
それに、あそこまで美冬に従順になってしまう理由もいまいちわからない。
「白夜行」の桐原にはなんとなく感じられたんだけどね。
男ってのは、やっぱり魔性の女にはかなわないんかなぁ…、とか思ったり。
有子と結ばれていれば間違いなく幸せになれてたんだろうなぁ、って思うとホント可哀相だよね。
それにしても、東野圭吾の書く女性像ってみんなすごいような気がするのは私だけなんだろうか。
幻夜 Amazon書評・レビュー: 幻夜より
4087746682
No.92
(4pt)

なんとも言えない嫌悪感

この作者の作品を読むのはこれでニ作品目です。
一作品目はご存知「白夜行」
舞台は同じだと聞いていたが、完全な続編だとは知らずにとりあえずこの作者の別のものを読みたいとこの作品に手を出しました。
(美冬が例の彼女だと気づくのも随分遅れました…、というか別人と考えても違和感のない変貌振り)
続きが気になるストーリー、そして主人公(?)雅也の心境の描写など、さすがは話題にされているだけあって魅力的でした。
しかし、前作と比べるとどうだろう。
前作は第三者の視点から描かれていたためその人達に感情が移入される、
そういった意味で最後の結末はすごく気分の悪い、すっきりしないものでした。
ですが、それを含めておもしろいと感じさせるものがあった。
でも、この作品は違う。
本当に胸糞が悪いだけで、これ程までに読後感の悪い作品は読んだ事がない。
私の読書人生の中で読み終わって本に力一杯当り散らしたのはこれが初めてでした。
その原因としてはやはり美冬の行動の不可解さ、陳腐さ、展開のご都合主義が挙げられるでしょう。
(都合よく美冬に良い条件が揃い過ぎて違和感、解決策も同じ事の繰り返し、行動理念が見えてこない)
そして何より亮司を失った事による変貌が描かれなかった事。
これではただ美貌と才能で周りを利用し、不幸をばらまくだけの悪女です。
もし続編があるというのなら、今度は是非ともこの悪女の視点から話を書いて欲しい。
一体どれ程奇天烈な思考回路をしているのか・・・
そして、こんな女(敢えて女性とは呼ばない)を描き出す作者の女性観や女性経験とは一体どんなものだったのか・・・
そんな事を考えつつ、最悪の気分を味わいながらもついつい3作品目に手を出してしまうのでした・・・
幻夜 (集英社文庫 (ひ15-7)) Amazon書評・レビュー: 幻夜 (集英社文庫 (ひ15-7))より
4087461343
No.91
(4pt)

魂の物語

白夜行」は読んでいたが、続編であると言う予備知識無しで、読み始めた。
雰囲気が、似ているな〜、同じテーマだから?と感じていたが、残り三分の一くらいで、おや、と思わせられた。
美冬は、「あの人」?
背筋が寒くなるような美冬の謀略と、美冬に操られるまま、つぶされていく雅也の魂。
読後感が良いかと言われると、ものすごく、悪い。最悪と言っていい。
なぜか。
人間の魂の、そのありようを問い続けているこの物語は、「白夜行」同様に、まさに、誰の心の中にもあり得る、業そのものを、突きつけて来ている。だから、吐き気がするほどに、読後感が悪いのだ。
それが、真実だと、私たちは、知っているから。
私はこの本を、深夜、寒い部屋で、一人で読み終えた。
この時間、気温、空気、すべて、きっと忘れることはできない。
ミステリでは、もはやない。
これは、「白夜行」と並ぶ、人間の魂の、物語だ。
幻夜 (集英社文庫 (ひ15-7)) Amazon書評・レビュー: 幻夜 (集英社文庫 (ひ15-7))より
4087461343
No.90
(4pt)

本重すぎだけど・・・

最初、本を見たとき 文庫のくせになんて重いの?と思った。でも上下巻にする必要もなく、一気に読ませる自信が、作者にあったのだろうと思う。
物語は阪神大震災から始まり、愚かな男が、女の策略にのり翻弄されたあげく自滅するという
極めてオーソドックスな物語。なのに緻密な計算・仕掛けで最後まで飽きさせないのは
さすがと思う。
先の『白夜行』と同じく、男だけが自滅。女はしぶとく生き延びる。あれ?因果応報ではないの?と思うが、彼女が新しい獲物を見つけたとき、また新たな物語が生まれるのではと思わせるラスト。彼女を欺く強者よ、いでよと思う。
幻夜 (集英社文庫 (ひ15-7)) Amazon書評・レビュー: 幻夜 (集英社文庫 (ひ15-7))より
4087461343
No.89
(4pt)

美冬の正体は明かされず

 はじめに言っておくと、本作品は「犯人を探して犯人を捕まえる」といったオーソドックスな推理物が好きな人が読むと少し釈然としないかもしれません。解説にも書いてあったことですが、東野圭吾は謎を謎のままにして終わらせることが多いからです。だから本作品だけに関わらず、オーソドックスな推理物が好きな人は東野圭吾はあまりなじめないかもしれません。しかし、私はそういう手法もありだと思います。
 美冬を追う刑事・加藤と、美冬に操られていた雅也のそれぞれの視点の話が面白いです。特に、加藤が美冬の正体を少しづつ掴んでいくところは読み応えがありました。読みながら「あーそういうことだったのか」と思わず声を出してしまいました。それから事件がおきた中で短く事件の謎解きのヒントを入れる所なんかも良かったです。
 本作品は「白夜行」の続編ということですが、私はまだ「白夜行」はまだ読んでいないので、近いうちに読みたいと思います。
幻夜 (集英社文庫 (ひ15-7)) Amazon書評・レビュー: 幻夜 (集英社文庫 (ひ15-7))より
4087461343
No.88
(4pt)

雅也と亮司は全然違うよ?

美冬の目的がわからないって?白夜行の続編とするなら(著者の発言をどう理解しようと、国語読解力が正常なら)、明らかでしょ?
雪穂と亮司は愛情的にも利害的にも運命共同体であり、それがたとえ幻の白夜であろうと、共に太陽の下で生きることを望んでいた。そして失敗し、亮司は死んだ。
美冬の目的はその意思を継いでひとりでも亮司との約束を果たすこと。つまり亮司の分も太陽の下で生きること。だからこそ、一見成功に見えた過去さえも捨てた。
そして、その目的のために雅也は利用された。つまり雅也は「白夜行」における、雪穂と亮司の目的のために利用された雑多な犠牲者の一人でしかない。というわけで、雅也と亮司は全然違います。
結論。雅也と亮司は全然違います。だから、この物語は「白夜行」の繰り返しではなく、続編です。
幻夜 (集英社文庫 (ひ15-7)) Amazon書評・レビュー: 幻夜 (集英社文庫 (ひ15-7))より
4087461343
No.87
(4pt)

続白夜行

 白夜行の続編.断定できるほどの材料は与えられないが,終盤に与えられる材料がそれを克明に示唆している.閑話休題,中身のほうはというと・・・
 主犯であるヒロインの心理状態は語られない,という白夜行と似た形式が取られているが,本作は共犯者の男性の心理状態は克明に描かれている.このため,読者にとっては百夜行よりも解釈が容易になっている.しかしながら,これはこの本(あるいは百夜行シリーズ)が凡庸な作品に近くなったことを示している.内容も,前作をはるかに凌ぐ質及びスケールとは言い難く,矮小になってしまった感は否めない.ヒロインのとる行動に意味を持たせようとし,それを説明している言葉があまりにも陳腐な点も少し気にかかった.何もかも説明されてしまうであろう続編を期待したいような,期待したくないような複雑な心境だ.
 以上のようにかなり酷評したが,これはあくまで,前作百夜行ありきの感想である.単品としてならば並の小説よりは十分に楽しめるものになっている.迫力は十分.読ませる迫力のある作品だ.
幻夜 (集英社文庫 (ひ15-7)) Amazon書評・レビュー: 幻夜 (集英社文庫 (ひ15-7))より
4087461343
No.86
(4pt)

徹底した悪人ぶりには違和感を感じるので星4つ

 「白夜行」の続編と言われる作品ですが、「殺人の門」の“倉持修”ともダブって見えました。
「白夜行」の“あの人”に対する思い入れがある方ならば、賛否両論が分かれる作品だと思います。「白夜行」と違い、内面が語られる記述があるので、“あの人”のその後と思いながら読み進めると、本作での徹底した悪人ぶりに違和感を感じるところもあります。とはいえ楽しめないかというとそのようなことは全くなく、この作者流の巧みで緻密な伏線とスピード感溢れる展開は健在で、「白夜行」に負けないボリュームを誇る本作も一気に読まされてしまいます。「白夜行」を読んでいない方でも楽しめると思います。
 もしかしたら、「白夜行」がベストセラーとなり、舞台化やドラマ化されたことで、“あの人”に対するイメージが固まりそうだったのをぶち壊してやろうというような作者の意図があったのかもしれません(笑)
 本作の続編となるような“あの人”の最期までを描く作品も読んでみたいですが、本作の“パラレルワールド”的な作品とか、「白夜行」から「幻夜」までの間の“あの人”の心境の変化を描く“エピソード”的な作品があっても良いかな・・・などと思っているのは私だけかな?
幻夜 (集英社文庫 (ひ15-7)) Amazon書評・レビュー: 幻夜 (集英社文庫 (ひ15-7))より
4087461343
No.85
(4pt)

悪が勝つの!?

個人的な感想を言うと、表現が適切ではないかもしれないけど、
面白いか?面白くないか?で言えば「面白い」と思った。
好きか?嫌いか?で言えば、「嫌い」な作品かもしれない・・。
悪が主役の話。
「白夜行」の続編・・という知識を持った上で私は読んだけど、
白夜行を読まずにこの作品だけを読んでも、すんなり入っていけると思う。
続きが気になり、長編にも関わらず一気に読みきった。
ヒロインはともかく不気味な女で、人間的な温かい感情は全くない。
悪がのさばって、すべて計算どおり、思い通りに進んでいく様に
憤慨を覚えたり、魔性の女に、いいように操られていく哀れな男を、
同情しながらも馬鹿だよなぁと思ったりしながら読んでいた。
でも一方で、人に心底惚れるということは、奇麗ごとでもないし、
単純に理屈で割り切れるものではないのだろうな、とも思った。
阪神淡路大震災の混乱の中、女に殺人現場を見られてしまったことから
弱みを握られ、意のままに操られ、悪事に手を染めていく男・・。
明かりが消えた人生を余儀なくされた男を描いている。
白夜行では、男と女がどうやって連絡を取り合っていたかとか、
具体的に悪事を企てるシーンなどの舞台裏が描かれていなかったけど、
幻夜ではその辺がよく描かれていると思った。
正直、あまり後味の良いものではなかったから、
もう少し納得のいく展開の続編を、とっても期待している。
幻夜 (集英社文庫 (ひ15-7)) Amazon書評・レビュー: 幻夜 (集英社文庫 (ひ15-7))より
4087461343
No.84
(5pt)

裏切られなかった

関西出身の東野圭吾らしく、西宮の地名が出てきて阪神・淡路大震災の被災地を詳細に描写しているところから、ぐいぐいと読まされた。仕組まれ動かされる男。思いのままに人生を作り上げていく女。このままずんずんと突き進むと行き着くところには何が待っているのか、、。裏切られなかった。続きがあるとしたら、その行方をむさぼりつくように読みたい。
幻夜 (集英社文庫 (ひ15-7)) Amazon書評・レビュー: 幻夜 (集英社文庫 (ひ15-7))より
4087461343
No.83
(5pt)

満足。続編待たれる。

「白夜行」は随分前に読み、詳細までは思い出せない。
しかし、読中のずっしりとした心地よい重さを覚えている。
「幻夜」は、心地よいというよりは、女の恐ろしさに薄ら寒くなる。
美冬の冷酷さに、読み進めることが苦しくなるのだが、
読むことをやめられない。
恐ろしい女だとは思いながらも、美冬に操られる男たちと同じように、
私自身も、美冬の手のうちでおどらされているのではないか?と
半ば本気で感じさせられたりする。
完全に美冬に敵対心のようなものを感じていた自分は、
ラストでは頭を抱えてしまったが、物語としてはそれがベストなのだと思う。
美冬がどのような思いで生きているのか、ぜひ続編でのぞいてみたい。
幻夜 (集英社文庫 (ひ15-7)) Amazon書評・レビュー: 幻夜 (集英社文庫 (ひ15-7))より
4087461343
No.82
(4pt)

幻夜は白夜行を別の側面から描いた物では…

この幻夜という物語は白夜行の雪穂と亮司を亮司の視点から描いた物ではないかと感じました。前作白夜行では、雪穂と亮司の関係は第三者のみでの視点でのみ伝えられ、最後まで読者の想像に委ねられていました。幻夜では美冬と雅也の関係は雅也のみの視点で語られて行きます。これは白夜行で最後まで謎で終わった「雪穂は本当に亮司を愛していたのか?」の答えだと思います。改めて白夜行を読み返してみましたが美冬=雪穂、雅也=亮司で考えると、すべての話の辻褄が合うような気がします。となると最終作は美冬=雪穂の視点で話が進むのではないかと勝手に想像しております
幻夜 (集英社文庫 (ひ15-7)) Amazon書評・レビュー: 幻夜 (集英社文庫 (ひ15-7))より
4087461343
No.81
(4pt)

先に「白夜行」を読んでおきましょう。

白夜行を先に読んでおくことで謎を抱えながら読む事が出来る。そしてその謎はきちんと明かされる。幻夜だけ読んでいる人にはその謎は謎として抱え込まずに読む事が出来る。これは「白夜行」を読んだ人へのプレゼントのような気がした。ただ「白夜行」ほどのやりきれなさは感じられない。主人公の雅也に共感できる部分があるからだろう。しかし共感できる部分があるからこそ悲しい物語になるのかもしれない。星は4つ。もちろん文句なく面白い。たいくつな週末が予定されているなら「買い」だ。
幻夜 (集英社文庫 (ひ15-7)) Amazon書評・レビュー: 幻夜 (集英社文庫 (ひ15-7))より
4087461343
No.80
(5pt)

幻夜

すごぃ。
なんてゅぅか
読み終ゎった後に頭の中が真っ白になった。
衝撃的、且つとてもぉもしろくて読むのが止められなかった。
東さんの作品ゎ大体全て読んでるけど
白百夜以来の最高傑作。
幻夜 Amazon書評・レビュー: 幻夜より
4087746682