変身

【この小説が収録されている参考書籍】

【この小説が載っている参考書籍】

評判

変身の評価:

3.88/5点 レビュー 206件。 B ランク

Amazon書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点3.88pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全342件 241〜260 13/18ページ
No.102
(4pt)

人格の変遷と主人公の葛藤が読み応えあり

 脳移植を受けた本人がどのように変わっていくのかという描写が非常に興味深いし面白かった。経過説明に当たる医学的な記述では作家がよく調べているなと言う好感も持てた。
 全体に散りばめられた回想シーンが、物語を多重化している。さらに登場人物ためのメモや日記という第三者的な記述が功を奏していて秀逸なアイデアだと思われた。視点が移ろうことを嫌って完全に第三者の報告という記述方法で話を進め、どこかに本人からの告白をまとめるという手段もあったかと思うが、今の構成で違和感なく読めた。
変身 Amazon書評・レビュー: 変身より
4061939963
No.101
(4pt)

人格の変遷と主人公の葛藤が読み応えあり

 脳移植を受けた本人がどのように変わっていくのかという描写が非常に興味深いし面白かった。経過説明に当たる医学的な記述では作家がよく調べているなと言う好感も持てた。
 全体に散りばめられた回想シーンが、物語を多重化している。さらに登場人物ためのメモや日記という第三者的な記述が功を奏していて秀逸なアイデアだと思われた。視点が移ろうことを嫌って完全に第三者の報告という記述方法で話を進め、どこかに本人からの告白をまとめるという手段もあったかと思うが、今の構成で違和感なく読めた。
変身 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 変身 (講談社文庫)より
4061856987
No.100
(4pt)

人間の生命倫理的なテーマ

 本書で扱っているテーマは科学技術の発展によって生まれる倫理的なテーマを扱っている、フィクションながらも、現実に起こりうることであると思います。クローンや、人工頭脳をもったロボットの事を考えると、軽視できない人類的な課題ではないでしょうか。
 東野氏の作品は、『天空の蜂』でもそうでしたが、専門的な分野の描写(本書では脳医学、『天空の蜂』では原子力)が、とても優れていると言えます。専門的に学んでいる人ならば、フィクションとしての「粗」を探し出せるかもしれませんが、一般教養レベルの知識では、それを探し出し、非現実性を感じる事は不可能だと思います。
 普通に考えれば、脳を移植して別人格になるということはありえないかもしれませんが、本書はそんな一般常識に抗するだけの、文章力・説得力を持っています。
 展開がやや単純だったこと、特に入り組んだ伏線がなかったことから、僭越ながら☆4つをつけさせていただきますが、全体的にはやはり東野氏の作品らしく、面白かったです。
 
変身 Amazon書評・レビュー: 変身より
4061939963
No.99
(4pt)

人間の生命倫理的なテーマ

 本書で扱っているテーマは科学技術の発展によって生まれる倫理的なテーマを扱っている、フィクションながらも、現実に起こりうることであると思います。クローンや、人工頭脳をもったロボットの事を考えると、軽視できない人類的な課題ではないでしょうか。
 東野氏の作品は、『天空の蜂』でもそうでしたが、専門的な分野の描写(本書では脳医学、『天空の蜂』では原子力)が、とても優れていると言えます。専門的に学んでいる人ならば、フィクションとしての「粗」を探し出せるかもしれませんが、一般教養レベルの知識では、それを探し出し、非現実性を感じる事は不可能だと思います。
 普通に考えれば、脳を移植して別人格になるということはありえないかもしれませんが、本書はそんな一般常識に抗するだけの、文章力・説得力を持っています。
 展開がやや単純だったこと、特に入り組んだ伏線がなかったことから、僭越ながら☆4つをつけさせていただきますが、全体的にはやはり東野氏の作品らしく、面白かったです。
 
変身 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 変身 (講談社文庫)より
4061856987
No.98
(5pt)

自分の崩壊、他人への変身。

徐々に「自分」が「他人」になっていく純一の苦悩・悲しみ・苛立ち等に胸が
締め付けられる思いでした。そして、徐々に変わっていく彼を見守るしかでき
ない恵にも涙してしまいます。
この作品の素晴らしい所は脳移植により直ぐに他人に変わってしまうのではな
く、徐々に他人に支配されていくというところにあると思います。その過程が
残酷なまでに生々しく描写されていました。
この作品はなるべく時間を掛けて読みたかったのですが、読まないようにして
も3日で読みきってしまいました。それ程、読み始めると止まらない作品です。
ラスト付近で純一が恵に自分の想いを伝える一言で、私の涙腺は崩壊しました。
非常に面白い(語弊が生まれるかな?)作品でした。是非。
変身 Amazon書評・レビュー: 変身より
4061939963
No.97
(5pt)

自分の崩壊、他人への変身。

徐々に「自分」が「他人」になっていく純一の苦悩・悲しみ・苛立ち等に胸が
締め付けられる思いでした。そして、徐々に変わっていく彼を見守るしかでき
ない恵にも涙してしまいます。
この作品の素晴らしい所は脳移植により直ぐに他人に変わってしまうのではな
く、徐々に他人に支配されていくというところにあると思います。その過程が
残酷なまでに生々しく描写されていました。
この作品はなるべく時間を掛けて読みたかったのですが、読まないようにして
も3日で読みきってしまいました。それ程、読み始めると止まらない作品です。
ラスト付近で純一が恵に自分の想いを伝える一言で、私の涙腺は崩壊しました。
非常に面白い(語弊が生まれるかな?)作品でした。是非。
変身 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 変身 (講談社文庫)より
4061856987
No.96
(4pt)

「僕」が「俺」に変わる瞬間

 とても面白かったです。映画も見ましたが、やはり原作のほうが面白いです。
 終始成瀬純一の視点から物語が進められていくので、純一の脳手術による人格の変化や苦悩が良く分かった。そして、それを補助するように書かれている他の登場人物の日記やメモなどがいい働きをしてより面白い作品になっている。
 純一は最初のほうは自分のことを「僕」と読んでいるのだけど、途中から知らない間に「俺」に変わっている。途中、気がついていつ変わったのか調べてみると結構読み進めた後だった。これから呼んでみようと言う人はそこら辺も注意しながら読んでみても面白いかもしれない。
 最近東野圭吾の作品を知った人、特に「手紙」などの映画を見て知った人には読んで欲しい作品です。
 本作品は映画にもなっていますが、「小説も読んでないし、映画も持ていない」と言う人にはまず映画を見てから原作を読むことをお勧めします。映画を先に見ると、情景もイメージしやすいし、原作を先に読んでから映画を見るとがっかりすることも少なくないからです。
変身 Amazon書評・レビュー: 変身より
4061939963
No.95
(4pt)

「僕」が「俺」に変わる瞬間

 とても面白かったです。映画も見ましたが、やはり原作のほうが面白いです。
 終始成瀬純一の視点から物語が進められていくので、純一の脳手術による人格の変化や苦悩が良く分かった。そして、それを補助するように書かれている他の登場人物の日記やメモなどがいい働きをしてより面白い作品になっている。
 純一は最初のほうは自分のことを「僕」と読んでいるのだけど、途中から知らない間に「俺」に変わっている。途中、気がついていつ変わったのか調べてみると結構読み進めた後だった。これから呼んでみようと言う人はそこら辺も注意しながら読んでみても面白いかもしれない。
 最近東野圭吾の作品を知った人、特に「手紙」などの映画を見て知った人には読んで欲しい作品です。
 本作品は映画にもなっていますが、「小説も読んでないし、映画も持ていない」と言う人にはまず映画を見てから原作を読むことをお勧めします。映画を先に見ると、情景もイメージしやすいし、原作を先に読んでから映画を見るとがっかりすることも少なくないからです。
変身 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 変身 (講談社文庫)より
4061856987
No.94
(4pt)

逆ならどうなった??

自分とは?自己とは何なのか?性格は?脳に人格はあるのか?
その脳を移植したらその脳は誰なのか??
そんなことを考えさせられる作品。
この作品では、温和で優しい青年が事故により脳移植の結果
ドナーの凶暴な人間性に自分自身が浸食されていくという内容
で、変わっていく自分と変わりたくない自分とが必死に戦いながら
やがて悲しい最期に至るというもので、読む手を休めずページをめくって
いったけど、本当にこんなことがあるのだろうか?という疑問と
こんなこともあるのかもしれないという思いの両方が存在した。
この作品でいえば、逆に凶暴な人間におとなしい性格の脳を移植したら
おとなしい性格が凶暴な性格を浸食していくのか?
その場合、作品としてはおもしろみがなくなることになるけど。。
そんなことまで思いを巡らせながら読んだ。
変身 Amazon書評・レビュー: 変身より
4061939963
No.93
(4pt)

逆ならどうなった??

自分とは?自己とは何なのか?性格は?脳に人格はあるのか?
その脳を移植したらその脳は誰なのか??
そんなことを考えさせられる作品。
この作品では、温和で優しい青年が事故により脳移植の結果
ドナーの凶暴な人間性に自分自身が浸食されていくという内容
で、変わっていく自分と変わりたくない自分とが必死に戦いながら
やがて悲しい最期に至るというもので、読む手を休めずページをめくって
いったけど、本当にこんなことがあるのだろうか?という疑問と
こんなこともあるのかもしれないという思いの両方が存在した。
この作品でいえば、逆に凶暴な人間におとなしい性格の脳を移植したら
おとなしい性格が凶暴な性格を浸食していくのか?
その場合、作品としてはおもしろみがなくなることになるけど。。
そんなことまで思いを巡らせながら読んだ。
変身 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 変身 (講談社文庫)より
4061856987
No.92
(4pt)

泣けるわけでも良い話でも無いが

初めて東野圭吾作品を読みましたが、内容は好きです。多くの方が言ってるようにアルジャーノン〜をイヤでも思い出しますが、展開は異なるのでさほど気にはなりませんでした。ただ、大きく予想外な展開、というのはありません。最初に「もしかして…」と考えたのが見事に的中しました。しかし拍子抜けという感じではなく、自分の中のふわふわしてた考えがカチッとはまり、むしろ気持ち良い感じです。この作品をこれから読む方のために忠告させていただくと、これは感動する話では無いです。いろいろ考えさせられるお話ですが、読んで損は無いでしょう。これから東野作品をたくさん読みたいと思わせてくれました。
変身 Amazon書評・レビュー: 変身より
4061939963
No.91
(4pt)

泣けるわけでも良い話でも無いが

初めて東野圭吾作品を読みましたが、内容は好きです。多くの方が言ってるようにアルジャーノン〜をイヤでも思い出しますが、展開は異なるのでさほど気にはなりませんでした。ただ、大きく予想外な展開、というのはありません。最初に「もしかして…」と考えたのが見事に的中しました。しかし拍子抜けという感じではなく、自分の中のふわふわしてた考えがカチッとはまり、むしろ気持ち良い感じです。この作品をこれから読む方のために忠告させていただくと、これは感動する話では無いです。いろいろ考えさせられるお話ですが、読んで損は無いでしょう。これから東野作品をたくさん読みたいと思わせてくれました。
変身 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 変身 (講談社文庫)より
4061856987
No.90
(4pt)

「変身」というより「変心」だな

読み終えて一番に思った。いやドナー提供者目線だと、やはり「変身」か。
絵描きが、体を失う話か。ピアノ弾きが、体を手に入れる話なのか。
なんにしても人格を司るのは何?「こころ」って何?と考えさせられた。
脳移植の話というとすごい難しい?と先入観があったが。
絵描きと音楽、才能の変化で、すごくわかりやすかった。
『秘密』も変身の話だった。
舞台は工場で、主人公は上昇志向、テーマは「変身 or 犯罪」。
この作家、ホント相変わらずのテーマなんだけど。
あきずに読ませるねー。作品を読むたびに驚かされる。
確かにトリックスターかもしれない。
ふと手塚治虫のブラックジャックを思い出した。眼の移植オペで
ドナーの生前目撃シーンを、毎夜夢見る患者の話だったんだけど。
医学はずいぶん進歩したなあ。
PS●「こころ」って進歩って何?→『アンドロイドは電気羊の夢を見るか?』
鬼才ディックが人間とアンドロイドの精神分別、定義づけに試みた。
変身 Amazon書評・レビュー: 変身より
4061939963
No.89
(4pt)

「変身」というより「変心」だな

読み終えて一番に思った。いやドナー提供者目線だと、やはり「変身」か。
絵描きが、体を失う話か。ピアノ弾きが、体を手に入れる話なのか。
なんにしても人格を司るのは何?「こころ」って何?と考えさせられた。
脳移植の話というとすごい難しい?と先入観があったが。
絵描きと音楽、才能の変化で、すごくわかりやすかった。
『秘密』も変身の話だった。
舞台は工場で、主人公は上昇志向、テーマは「変身 or 犯罪」。
この作家、ホント相変わらずのテーマなんだけど。
あきずに読ませるねー。作品を読むたびに驚かされる。
確かにトリックスターかもしれない。
ふと手塚治虫のブラックジャックを思い出した。眼の移植オペで
ドナーの生前目撃シーンを、毎夜夢見る患者の話だったんだけど。
医学はずいぶん進歩したなあ。
PS●「こころ」って進歩って何?→『アンドロイドは電気羊の夢を見るか?』
鬼才ディックが人間とアンドロイドの精神分別、定義づけに試みた。
変身 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 変身 (講談社文庫)より
4061856987
No.88
(5pt)

深い!!

読み終わった後に色々なことを考えさせられる本でした。
脳の神秘、移植の是非、人を愛する意味…挙げだしたらキリがないほど色々なテーマを物語の中にちりばめているのですが、物語に一貫性があり、読んでいて違和感がありません。
内容自体は本の帯に書いてある通りで、ある程度予想した通りの展開なんですが、とにかく面白いです。
重いテーマを扱いながらも、読み終わった後に残るのは暗い気持ちではなく、むしろその逆の感情である、という点においても「東野圭吾はやっぱりすごい!」ということを再確認させられる一冊なのではないでしょうか。
変身 Amazon書評・レビュー: 変身より
4061939963
No.87
(5pt)

深い!!

読み終わった後に色々なことを考えさせられる本でした。
脳の神秘、移植の是非、人を愛する意味…挙げだしたらキリがないほど色々なテーマを物語の中にちりばめているのですが、物語に一貫性があり、読んでいて違和感がありません。
内容自体は本の帯に書いてある通りで、ある程度予想した通りの展開なんですが、とにかく面白いです。
重いテーマを扱いながらも、読み終わった後に残るのは暗い気持ちではなく、むしろその逆の感情である、という点においても「東野圭吾はやっぱりすごい!」ということを再確認させられる一冊なのではないでしょうか。
変身 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 変身 (講談社文庫)より
4061856987
No.86
(4pt)

消えていく自分の怖さ

ドナーの協力により、脳移植手術を受けた主人公。手術は成功するが主人公を待っていたのは自己崩壊という恐怖。
よくありそうな設定なので、あらすじを聞いただけで別に読まなくても展開分かるしいいや…と思われる方がいらっしゃると思います。
が、自分を失っていく悲しさの描写が上手いので、どんどん話に引き込まれていきます!
生きているからそれでいい。それだけでは駄目なのだとこの物語は語ってくれます。値段も厚さもちょうどいい感じ。
秋の読書の一つにお勧めします!!
変身 Amazon書評・レビュー: 変身より
4061939963
No.85
(4pt)

消えていく自分の怖さ

ドナーの協力により、脳移植手術を受けた主人公。手術は成功するが主人公を待っていたのは自己崩壊という恐怖。
よくありそうな設定なので、あらすじを聞いただけで別に読まなくても展開分かるしいいや…と思われる方がいらっしゃると思います。
が、自分を失っていく悲しさの描写が上手いので、どんどん話に引き込まれていきます!
生きているからそれでいい。それだけでは駄目なのだとこの物語は語ってくれます。値段も厚さもちょうどいい感じ。
秋の読書の一つにお勧めします!!
変身 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 変身 (講談社文庫)より
4061856987
No.84
(4pt)

主人公純一の性格の変わっていくさまが絶妙

主人公純一は不慮の事故により、世界初の脳移植手術を受ける。手術は成功したが、徐々に絵が好きでおとなしい性格だった純一が移植提供者(ドナー)の性格に変わっていく。たとえば途中から自分のことを「僕」から「俺」というようになる。性格が変わっていくさまが絶妙なので一度読んでみてください。きっと物語の中にひきずりこまれます。
変身 Amazon書評・レビュー: 変身より
4061939963
No.83
(4pt)

主人公純一の性格の変わっていくさまが絶妙

主人公純一は不慮の事故により、世界初の脳移植手術を受ける。手術は成功したが、徐々に絵が好きでおとなしい性格だった純一が移植提供者(ドナー)の性格に変わっていく。たとえば途中から自分のことを「僕」から「俺」というようになる。性格が変わっていくさまが絶妙なので一度読んでみてください。きっと物語の中にひきずりこまれます。
変身 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 変身 (講談社文庫)より
4061856987