聖女の救済

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聖女の救済の評価:

3.86/5点 レビュー 319件。 A ランク

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未読の方はご注意ください

全288件 161〜180 9/15ページ
No.128
(5pt)

探偵「ガリレオ」が謎の解明に協力する

パッチワーク作家の夫が死亡する。
作家の弟子で,夫の愛人が発見する。

なんでもない事件のようで,
謎はつぎつぎに生まれる。

愛人は妊娠していることが発覚。
夫の前の恋人は,パッチワーク作家の友人だった。

夫の前の恋人の自殺した薬品と
夫が死んだ薬品が同じ種類であることが分かり、
謎がつぎつぎに解明していく。

本格推理小説というものはこういうものかと思った。

探偵「ガリレオ」が謎の解明に協力する。
聖女の救済 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 聖女の救済 (文春文庫)より
4167110148
No.127
(4pt)

殺人の動機が・・・

トリックと謎解は、確かに奇抜で面白いと思います。

後半は特に引き込まれました。

が・・・読み終わって、どうしても殺人の動機が、それが殺さなければならないほどの理由なのか、

いまいち納得できないでいます。

作者だけが満足して、読者の気持ちが置き去りにされているような気がします。
聖女の救済 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 聖女の救済 (文春文庫)より
4167110148
No.126
(4pt)

相変わらずのハイクオリティー

「一年以内に子供が出来なかったら離婚」する。その約束を守って、夫は妻に離婚を切り出す。しかし、妻にとっては、それが二つの意味でタイムオーバーだった。

作者のリーダビリティの高さは言うまでもないので割愛して、トリックにだけ言及する。
トリックは「容疑者Xの献身」に比べて、現実離れしていて最後まで分からなかった
しかし、思い返せば所々に伏線が散りばまられているので、頭のいい人は気づけるだろう。
ただ、やはり現実離れしすぎていて、不可能なトリックと考えざるをえない。

比喩やオシャレな使いまわしが殆ど無く、淡々とかつ、緻密に作り上げられた世界観は東野圭吾にしか作れない職人技だ。
聖女の救済 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 聖女の救済 (文春文庫)より
4167110148
No.125
(4pt)

話は面白かった!でも…

東野さんらしいトリックの仕掛けがよく効いて
あっという間に読んでしまいました。

最初の真柴夫婦の会話と、
真相が分かってからの真柴夫婦の会話。
同じ内容なのに、まるっきり違って聞こえるのがスゴイ!
タイトルの意味が最後に効いてきて、スッキリします。

ただ、、、容疑者Xの献身でも思いましたが、
これって別に物理関係ないのでは?
ガリレオシリーズも、最初の頃は純粋な物理トリックで、
物理学者ならではの解決方法を楽しめましたが、
だんだん心理トリックみたいになってきて、
これは湯川先生より、加賀さんに解決してもらった方が
いいのでは?と思ったりして。

その辺の違和感がマイナス1。
聖女の救済 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 聖女の救済 (文春文庫)より
4167110148
No.124
(4pt)

いつにも増して素晴らしいし驚嘆する

出版したら売れる東野圭吾の本だ。探偵ガリレオシリーズの作品でもある。「容疑者'の献身」で名実ともに頂点に立ったが、勢いは留まることを知らない。本書はシリーズとしてはその直後の作品になるが、脂はのりきっている。

今回は致死量の毒(亜ヒ酸)を何時の時点で何処に混入させたかという謎を追うものである。

ワンマン会社の社長が自宅で死んでいるのが発見される。一組のコーヒーカップがテーブルの上にあり、どうやらそのコーヒーを飲んで毒殺されたもようだ。諸般の事情で自殺は考えられない。

発見者は社長の妻が経営しているパッチワーク教室で働いている女性であるが、この女性と社長は不倫関係にあり、第一発見者という事なので、先ずこの女性が疑われる。警察の追及で、前日の夜から泊まっていたのも判明し、ますます容疑が濃厚になる。肝心の妻は何処に居たかとなるのだが、札幌の実家に帰っていたというのだ。

ここで、賢明な我々は妻が犯人だと推察するのだが、問題はどういうトリックを使ったかだ。

いつにも増して素晴らしいし驚嘆する。

さて、ご愛嬌のシーンがひとつ。女性刑事の内海が出張で広島に向かうのだが、新幹線の車中、IPODで聴いていたのが福山雅治だった。
聖女の救済 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 聖女の救済 (文春文庫)より
4167110148
No.123
(4pt)

タイトルの真意

1年前に借りて読んでみたが断念。
今回改めて再読してみた。

帯にはこう書いてある。「新たなる敵・・・それは女」。
おそらく湯川が敵対してきた相手とは一回りも二回りも超越する。なぜなら今までの相手とは明らかに「相違」が大きすぎるからだ。

トリックにおいてはもはや「完全犯罪」ともとれる完璧さだった。そしてそのトリックの真実、つまり「解」を導き出した湯川でさえ言う。「おそらく君たちは負ける。僕も勝てない。これは完全犯罪だ」。

物語の重要点として「虚数解」、そして「草薙の恋」。物語の争点は湯川の「演算」だけでなく、草薙の揺れる心にも焦点となる。

内容も相変わらず向こうの世界に惹き込まれるような文章だ。人物の心情と心理、行動の表現については東野圭吾そのもの。作中湯川が忠告する。「先入観を持たせないため」。これについて「物理学史上屈指の大失敗」と絡めるのも見事と思った。

そしてこの本のタイトル、「聖女の救済」にも意味がある。それに意味を見出したとき、この物語は完遂したと言えるだろう。

ただ個人的に振り返ってみると、複雑なトリック故に理解に苦しんだ。恐らく分1行1行注意して進めないと置いて行かれるかもしれない。
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4167110148
No.122
(4pt)

最後の"オチ"に感嘆

『容疑者Xの献身』という、傑作でありつつも
長編かつ重い話を書いてしまうと
初期の『探偵ガリレオ』のような、歯切れのよい作品は
シリーズとしても書きづらくはなってしまうのだろう。

「『苦悩』しているのは作者では」
などと揶揄されていた前作に引き続き、
湯川は捜査から距離を置いているスタンス。
が、「恋をしている」という言葉に興味を覚え
今回もつい捜査に協力する流れは
やや初期の雰囲気に戻しつつあるのかと感じた。
作中でiPodが出てくるシーンなど、随分と思いきったな
と苦笑してしまうほど。

正直、トリックは兎も角
そこに至るまでの犯人の友人関係を含めた
複雑な胸中については説得力が足りないように思えたが
ラストの東野圭吾が仕掛けるトリックは
すっかり謎が解けたと思い安心していた足元を掬われた感じで
意外で非常に面白かった。
個人的にこういう"オチ"は非常に好きだった。
聖女の救済 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 聖女の救済 (文春文庫)より
4167110148
No.121
(5pt)

個人的には容疑者Xより上

映画化とかTVドラマ化でこのガリレオシリーズは超メジャーになりましたが、その中でも最高作です(自分的に)。
犯人の配偶者がちょっとキャラが立っていませんが、犯人は実にイメージしやすい。
トリックも、犯人の心情を考えると虚数解であっても無理はなく論理的。
短編のガリレオがトリック重視、長編は犯人の心理に突っ込んでいるということで叙情的になっていますが、反抗のために虚数解にたどり着いた犯人の気持ちはとても悲しく、容疑者X以上に胸に来ました。
映像化もしやすいので、なんかスペシャルかなんかでやりそうですね。
聖女の救済 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 聖女の救済 (文春文庫)より
4167110148
No.120
(4pt)

面白かったです!

「ガリレオの苦悩」と2巻同時に発売された東野圭吾の長編

図書館で予約をして1番に借りる事が出来たけど現在予約数が120件を超えている程の人気ぶりにびっくりです。

さてそんなわけで返却期限を意識しつつ読み始めましたが、何の事はない…
先が気になってあっと言う間に読めました。

一般の推理小説にある「犯人探し」とは違い、初めから犯人はわかっていて、その「トリック」を見出すまでの課程が(いやぁ〜実に興味深い)と言った感じでした。

全く関係なさそうな捜査で無駄足に終わろうとした事も全て事件と緻密に結びついていて作者の上手さが感じられました。

福山雅治の名前が出て来た所では笑えましたが。
聖女の救済 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 聖女の救済 (文春文庫)より
4167110148
No.119
(4pt)

TVドラマ版に引きずり込まれちゃったなぁ

「容疑者Xの献身」に続く探偵ガリレオの長編シリーズ。
 今回は、TVドラマで活躍した内海刑事が大活躍。草薙刑事の恋模様も絡んで、元々のガリレオシリーズの好きな人、TV・映画版の好きな人、容疑者Xの好きな人の全方向に向けたちょっと欲張りな作品です。

 草薙刑事が容疑者に惹かれていることもあって、内海刑事が登場するのも分かるのですがTV版に比べてあまりにも優秀すぎて、ちょっとちゃうよなぁと思ってしまいます。
 TV・映画版の印象が強すぎて、つい引きずり込まれてしまうんですよね。

 さて、本作は「容疑者X〜」と同様に容疑者が犯罪を犯すまでの経緯の一部を冒頭に記す(といっても、コロンボや古畑のように完全には見せない)ことで、読者は彼女を容疑者としてとらえて読み進めることになります。これは、「疑わしいけれど、どうやったか分からない」という内海刑事と同じような視点になる訳で、これは本当に巧いやり方だと思います。
 トリックがもう一つという声もありますが、トリックよりも湯川が話す「ふつうの人間は、どうやって人を殺すかに腐心し、労力を使う。〜」というアイデアが先にあってしまったんじゃないでしょうか? 虚数解の殺人、アイデアを生かし切れないトリックという感じがしました。

 ただ、冒頭のシーンに仕込まれた仕掛けやタイトルの意味など、ゾクッとする要素は十分に味わえましたので評価は決して低くはありません。「容疑者X〜」を超える作品とは思えないので☆は一つ落としましたが、ガリレオシリーズを知る人にはお勧めできる作品です。
聖女の救済 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 聖女の救済 (文春文庫)より
4167110148
No.118
(5pt)

東野圭吾の最高傑作

長編としての前作『容疑者Xの献身』は、メロドラマに傾きすぎたがために、却ってトリックや登場人物の言動などに、不自然さの目立つ仕上がりになっていました。この『聖女の救済』は、謎解きに徹することで、犯人の悪魔性を浮かび上がらせることに成功しており、厚みのある素晴らしい本格ミステリになっています。
 某所で本書のトリックを「小粒」と評している書評を見かけ、唖然としてしまいました。本書のトリックのキモは、犯人が行ったあるちょっとした工作にあるのではありません。工作をした後で犯人が行ったある行為こそ、本書のトリックのキモであることぐらい、ちゃんと読めば分かるでしょうに。実際に自分の近しい人が、こんな行為をしているところを想像したら、これがいかに人間の恐ろしさを浮き彫りにしたトリックなのかがよく分かります。
 容疑者がほとんど限られているのに、犯人当ての興味が無くなっていない点も素晴らしいですね。土屋隆夫の某長編を連想しました。
 伏線も綿密に張られていますし、ラストで明かされるある趣向も、単に「おまけ」的なものでなく、本書の構成の美しさを際立たせることに成功しています。
 個人的には、東野圭吾の最高傑作と言いたいほどの出来。文句なしの傑作です。
聖女の救済 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 聖女の救済 (文春文庫)より
4167110148
No.117
(4pt)

犯人の存在感

映像を観たせいで湯川の声が福山雅治さんの声になり、時々内海刑事が柴咲コウになってしまう。この小説は映画にはならないのだろうか。映画になるのなら犯人はどんな俳優さんが演じるのだろう。この本の犯人は怖い。この怖さ、存在感は想像の世界にのみにあるような気がする。東野さんの挑戦だろうかと思った。トリックがもう少し納得させられるものだったらもっと嬉しかった。
聖女の救済 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 聖女の救済 (文春文庫)より
4167110148
No.116
(5pt)

タイトルの意味がわかったときゾッとしました

犯人はわかっている。でも、その人物には鉄壁のアリバイが・・・。
どうしてその人物に犯行は可能だったのか・・・・。
緊迫感やスピード感は少ない物のただ一つの答えを追い求めるだけのシンプルさで読者をグングン引っ張ります。

最後の方でタイトルの「救済」の意味がわかったときはゾッとしました。
通常ではありえないようなトリックを可能にさせたのは犯人の凄まじいまでの執念・・・。
綾音さん、宏美さん、潤子さん・・・女心の深みを解き明かすには、やはり内海刑事の女性ならではの発想は不可欠だった。
はじめはいつか映像化するために無理やり登場させたキャラに思えたけど、
内海刑事なしではこの事件の本当の意味での解決は不可能だったかも!?
今作の主人公はあくまで女性たち。
トリックの不可能さに驚くよりも、女の情念の深さを読むべき作品だと思います。
聖女の救済 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 聖女の救済 (文春文庫)より
4167110148
No.115
(4pt)

草薙刑事と内海刑事が活躍

ガリレオシリーズの長編。

「おそらく君たちは負ける。僕も勝てない。これは完全犯罪だ。」

帯を読んだ時点で、湯川を苦しめるほどの
難事件なんだろうなぁ…と予測。

読み始めると、先が気になってどんどん読み進められる。
今回は、犯人はわかっているけれど
トリックがわからない、という事件。

そして、今回は、草薙刑事と内海刑事が大活躍。
内海刑事はドラマのイメージが先入観としてあったけど
原作の方がしっかりしてる感じ。
常に冷静で、女性ならでは、の勘で、どんどん核心を突いていく。
ま、ちょっと強引すぎる点もあったけど(苦笑)
草薙刑事も、今までの頼りないイメージから
ちょっと浮上した感じかな?
そのせいか、湯川の存在感がかなり薄め…かも。
あと、今までの作品に比べて
ドラマのイメージが定着してしまって
頭の中にドラマのキャラクターが浮かんでくるのは
よかったのか悪かったのか(笑)

トリック自体は、湯川が語る通り「虚数解」。
「理論的には考えられるが、現実的にはありえない」
う〜ん…さすがにかなり強引さは感じられたけれど
そこまでに至った綾音の心情を考えれば可能なのか。

義孝の性格は女の敵だと思うけれど
それでも、やっぱり東野圭吾に描く女性像は
芯が強く、そして恐ろしい。
聖女の救済 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 聖女の救済 (文春文庫)より
4167110148
No.114
(5pt)

『聖女の救済』 題名の意味

基本的に話しの流れは冗長だと感じました。
ただし、読んでいて飽きると言うことはなく、まとまりは良いです。

今回の話から内海薫(ドラマでは柴崎コウが演じています)がメインとなり、映画化を睨んだ作品か?と穿った視線で多少読んでしまいましたが、
展開から考えて女性刑事である内海がメインに出てくるのは理解出来るかな?・・・という感じでした。
肝心のガリレオ先生ですが、今回は地味?
実験ばかりしていた気がします。
まぁ、それがガリレオ先生の本質なんでしょうけど。

なにはともあれ、私が一番気になったのは書籍の題名である『聖女の救済』。
物語の最後でこの書籍の題名の意味が分かります。
ここで若干「おっ!!」って思えればこの本を買った意味があると思います。

容疑者Xの献身と比較してしまうと、確かにインパクトは薄いですが物語そのものは面白いのでオススメです。
聖女の救済 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 聖女の救済 (文春文庫)より
4167110148
No.113
(4pt)

読ませてくれる。

トリックがわからない。犯人がわかっているのにトリックがわからない。
 もどかしい思いとどう展開していくのか?と想像しながら読み進めていくとどんどん東野ワールドにハマっていく。

 トリックがわかった瞬間は、エッ!、となってしまい、まとめに向かう部分はトリックに気が付くのが遅かった自分を責めた。

 それにしても東野氏の読ませる力量はスゴイ!
聖女の救済 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 聖女の救済 (文春文庫)より
4167110148
No.112
(4pt)

かなり正当な推理小説

テレビドラマの方から入ってしまったので
理系バリバリのオタク系推理ものかと思いきや
かなり正当な推理小説なのでした。

もちろん最初から犯人は判っており
探偵が犯人をどう追い詰めていくのか、
が物語の焦点であるわけで
その触媒が理系知識ではなく
犯人の心情である点がオーソドックスなのだ。

そういう意味で湯川が探偵である必然は無いのだが
凡百の推理小説もどきに比べれば
質の高いエンターテイメントであることには変わりが無い。
聖女の救済 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 聖女の救済 (文春文庫)より
4167110148
No.111
(4pt)

トリックに合ったタイトル

夫が毒殺される事件が発生し、離婚を迫られていて動機のある妻が犯人だと思われるのだが、妻には北海道にいたという鉄壁のアリバイがあった上、毒殺の方法は不明。ドラマでもお馴染みの草薙刑事と内海刑事がそれぞれの視点から事件を調査しながら、湯川教授が巻き込まれていく展開に、どんどん引き込まれて一気に読んだ。
特に妻の性格が印象的だった。夫が浮気していることに感づいていながら離婚を迫られても平然としており、浮気相手の女性が自分の教え子であっても教え子を本気で心配して恨んだりせず、また刑事の尋問にも冷静に対処する穏やかで賢い女性。内海刑事が分析した通り「賢くて我慢強い」彼女ならではのトリックに、本書のタイトルはぴったりだと思った。
聖女の救済 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 聖女の救済 (文春文庫)より
4167110148
No.110
(4pt)

アイデア1発の作品

これは、あれですね。
アイデア1発があって、それを膨らませて1つの長編にするという、
その作家テクニックを読む作品だと思う。

だから、最初に犯人を提示して、読者に犯人探しを封印させて、
単純にその殺しの方法を、読者に推理してもらう。という、
古畑チックな構成になっているんだと思う。

それにしても、警察は湯川さんに頼り過ぎなのでは。。。
あと、テレビチックなのも。。。
聖女の救済 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 聖女の救済 (文春文庫)より
4167110148
No.109
(5pt)

さすがです、さすが!

『ガリレオの苦悩』から続けて読んだので、
ボリュームたっぷりで、大満足です。

『容疑者Xの献身』以来、
警察の捜査には協力をしない、
そう誓ったのだが、
内海薫の相談に、
ついのってしまう。
その、きっかけもまた、
草薙がらみで
ちょっと微笑ましいともいえる。

『百夜行』や『幻夜』を思い起こさせる、
“女”の登場。
わかりやすい動機とは裏腹に、
まったく手がかりのないトリック。
そして、
驚愕の結末へ!

犯人らしき人物は、
ほとんど一人。
でも、
アリバイも、証拠もない。
あるのは動機だけ。
東野作品だけに、
どう、どんでん返しがあるのか、
ハラハラしながら読み進みました。

そして、
最後に残る切なさもまた、
・・・らしい。
聖女の救済 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 聖女の救済 (文春文庫)より
4167110148