赤い指

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評判

赤い指の評価:

3.98/5点 レビュー 301件。 A ランク

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平均点3.98pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全79件 61〜79 4/4ページ
No.19
(3pt)

悲しいホームドラマ。ミステリーとしては微妙かも。

自宅で家族のひとりが犯してしまった犯罪を隠す為に、一家そろってあらゆる手段で
素人ながらに必死に証拠隠滅を企てる話。というと、夏樹静子さんの「Wの悲劇」とか
林真理子さんの「聖家族のランチ」なども同系統のお話なのですが、この話がいちばん
悲しい。捜査の手が伸びてきた時に家長とその妻が選んだ最後の手段が酷すぎて
読んでいて腹がたったくらい。犯人には同情の余地無いし。
しかし、こういう「平凡」な家族、近所のどこにでもいそうで、そこが不気味でした。
ミステリーとしてはどんでん返し、複雑な伏線などは特にないので少し物足りないのは事実。
最後の選択、後味はけして悪くなかったのだけど、あとに何も残らなかった。
赤い指 Amazon書評・レビュー: 赤い指より
4062135264
No.18
(3pt)

現代社会のひずみを含んだ問題作

前原昭夫は、妻からの緊迫した電話を受けすぐに会社から帰宅する。家の庭には
女の子の死体が横たわっていた。中学生の息子直巳の仕業だと知った彼と妻は、
息子を警察の手に渡さないための、究極の方法を思いつく。
息子の犯罪を、夫婦二人で隠そうとする。だが、その方法は人として決して
やってはいけないことだった。親というのは、身勝手だと思っても子供の望む
ことを受け入れてしまうものなのか。昭夫は直巳の父親であると同時に、同居する
政恵の息子でもあるのだが・・・。見事なまでにバラバラな家族関係。同じ家に
住んでいても、みな孤独だったに違いない。ほんの少し、お互いがお互いを思い
やる気持ちを持っていたなら、こんな悲劇は起こらなかったと思う。痴呆、介護
などの問題も含んでいて、現代社会のひずみを垣間見るような作品だった。
赤い指 Amazon書評・レビュー: 赤い指より
4062135264
No.17
(3pt)

指レッド

容疑者Xほどではないが、厚くもないし、サラッと読めるという点ではよかった。
筋についてはここでは書けないが、やはりラストはちょっとムリがあるような気がする。
「そんなんアるかいな?」て。
でも、まあまあ楽しめたズラよ。
赤い指 Amazon書評・レビュー: 赤い指より
4062135264
No.16
(3pt)

ファンなのに残念

最近、証拠隠滅もの多いですね。読み始めの事件発生間際はワクワク感がありましたが、途中はダラダラで聊か疲れました。最後のドンデン返しはカンの良い方なら見抜けるでしょう。前作のほうが好きです。
赤い指 Amazon書評・レビュー: 赤い指より
4062135264
No.15
(3pt)

すごく重い

現代社会の問題点を反映させた良い作品だと思う。
けど、僕は東野圭吾にこういう作品を期待していない。
同じような人は多いのではないだろうか?
著者の枠に囚われない意欲的な作品は大好きだが、
この作品は別に東野圭吾じゃなくてもいいじゃないかと言いたくなる。
微妙に保たれていた作家の志向と読者のニーズの距離が乖離しはじめたのでは、と感じてしまった。
赤い指 Amazon書評・レビュー: 赤い指より
4062135264
No.14
(3pt)

人間ドラマとしてもミステリーとしてもイマひとつ・・・

どこに視点を置いて読むかで、感想が変わると思う。少年犯罪か、老人介護問題か、家族のあり方か・・・。
いろいろ盛り込んであるからか、人間ドラマとしては中途半端で、ミステリーとしては食い足りない。
物語の中心になる家族(父・母・息子)の三人が、ほんっとに馬鹿で嫌なやつらで、読んでて具合が悪くなるくらい。いらいらするよ。でもこれをリアリティというのか。
筋運びも犯罪を犯した側の視点から描かれ、それがどう暴かれていくのか、というかたちなので、ハラハラするというか、じれるというか、とにかくすごーくストレスを感じる!
ラストの父の行動は、よく考えると「うーん、そうするかなー人間だもの」と思えるけど、小説としては安易すぎてえーっと思ってしまう。
加賀刑事のサイドエピソードは、物語にもテーマにもうまく花を添えていて、そこはさすが東野圭吾、演出するぜ、っ感じ。
赤い指 Amazon書評・レビュー: 赤い指より
4062135264
No.13
(3pt)

結末が・・・

幼女を殺した息子をかばおうとした父母。痴呆の祖母に罪をきせようとした父母の計画は祖母のある行動で崩壊する。
読みやすい作品でしたし悪くはないと思いますが、東野作品にしては結末が平凡かなと感じました。
赤い指 Amazon書評・レビュー: 赤い指より
4062135264
No.12
(3pt)

加賀刑事と家族の物語

前半の加害者家族のやり取りは読むのも辛い殺伐とした展開で、読みづらいが後半物語りは流れ始め、物語の核心も見えて隠れして面白くなってくる。
しかしこの小説の終わり方には賛否両論分かれるところだ。
個人的には加賀刑事の視点で本作を読み解くと見事に作者の意図が理解でき、そういった意味で、加賀刑事と家族の物語として見事に完成された良作といえると思う。
赤い指 Amazon書評・レビュー: 赤い指より
4062135264
No.11
(3pt)

いやぁな、予感…

はっきりいって、オレとしてはちょっと苦手なテーマ。
少年犯罪物は、する方も、される方も「つらさ」だけが残る。
実際、当事者になったら自分はどうするんだろうなぁ?
なんて考えると、答えがでないまま数日悶々としてしまう。
この本の少年は、自分が何をしたのかを判断できないまま、自己逃避に入ってしまう。またそれを隠してしまう親。
なさそうで、ありそうな話です。
それにしても、祖母にはがっかり…
赤い指 Amazon書評・レビュー: 赤い指より
4062135264
No.10
(3pt)

赤い指に注目。

結末は凄い。
が、全体的に見るとずば抜けて面白いというわけではない。特にこの本をミステリ小説と思って読んだ方はそう思うだろう。ミステリという観点で読むのであれば、前作「容疑者Xの献身」のほうが面白い。要するにこの作品は、現代人の抱えている家庭問題、青少年の非行について書いた小説なのである。
殺人を犯した息子に対して、息子を殺人者にさせたくないがために事件を隠蔽すべきだという母と、息子を更生させるために警察に通報すべきだという父の感情のぶつかり合いには何か切なさを感じる。また、加賀刑事の前原家への思いやりには心打たれる。
赤い指 Amazon書評・レビュー: 赤い指より
4062135264
No.9
(3pt)

ラストは好きですが……

ラストは好きですが、最初の方が読みにくかったです。
刑事の視点→サラリーマンの母親の話ときて、その後に事件が発生しますが、私には唐突に感じられ、
息子の事などは、回想場面でなく、リアルタイムな描写の方がすんなり読めたという気がしてしまいました。
題材が重いのも、あまり好みではないのですが、作品の出来は良いと思うので、☆は1つプラスして3つにしました。
赤い指 Amazon書評・レビュー: 赤い指より
4062135264
No.8
(3pt)

読みやすくはありますが…

 一気に読めます。でも,それは「おもしろいから」というより,「軽い」から。もっと書きたいことあったんじゃないかなぁって思ってしまうくらい,性急にラストまで言ってしまいます。東野圭吾であれば,このテーマならもっと密度の濃い作品が書けたのではないでしょうか。僕はまだ,老いていく人たちの気持ちは分かりませんが,この作品の設定はやや無理があるんじゃないのかなぁ。もっとこのテーマに鋭く迫る東野作品を読みたい!
赤い指 Amazon書評・レビュー: 赤い指より
4062135264
No.7
(3pt)

現実的なようで非現実的

もったいないと思いながらも、一気に読んでしまいました。日々の生活環境の中で、まさに他人事に思えない事象でした。が、物語の締めくくりとしてはちょっと非現実的。こんなことはありえないだろうなと思ってしまいました。あこがれとか理想とか、幸福とか平和とか、人は思い描いてしまいますが、昨今の事件のように、実際は様々な思いが様々な情景を作り上げてしまう。そんな姿を代弁するような小説でした。
赤い指 Amazon書評・レビュー: 赤い指より
4062135264
No.6
(3pt)

親の心、子知らず!

意図的かどうか分かりませんが、前作の容疑者Xと構図は似ています。
犯人を提示し、その犯罪を他者が隠蔽し、刑事があばく形です。
その為、どうしても前作と比較してしまうのですが、
今作は、前作ほどの大きなインパクトはありませんでした。
前作は、ダサ男のかなわぬ愛(無償の愛)に、共感を持ちましたが、
今作の、二通りの親子愛は、どちらにも理解できず、
特に、老母の息子に対する愛は理解出来ませんでした。
(あそこは犯罪をあばくのでは無く、進んで犯人役になるというのが、
常套ではないかと思います)
それに最後のドンデンも、何となく感づいてしまいました。
更に、最近の東野作品に多い、現実世界をリアルに持ち込みながら、
結末はエンタメに近い感じで終わるのもどうかと思います。
(ここらへんのサジ加減は、至難の技だとは思いますが・・・)
又、本編が短い。
深みを増すためにも、もう100ページはあってもいいかと思います。
しかしながら、打率十割の東野作品なので、読んで損無し。
今回は、クリーンヒットです。
赤い指 Amazon書評・レビュー: 赤い指より
4062135264
No.5
(3pt)

老人介護+引きこもり=??

家族。あって当たり前の存在なんだけど、中に入ってみるとめんどくさい問題が山積みで、そんな現実に向き合うのではなく、なんとなく「やりすごして」
生きていることのいかに多いことか。今回の舞台は、そんなごく平凡な家族に、一つの事件がおきることからはじまる。「家族」という山積みの矛盾と向きあわなければいけなくなったとき、人はどう覚悟するのか?、そんなテーマを感じさせる今回の作品。白夜行以来のファンなんですが、テーマ性には共感できたが、物語のオチには…。さらっと読むにはいいかも。
赤い指 Amazon書評・レビュー: 赤い指より
4062135264
No.4
(3pt)

良かったけど・・・。

一気に読めました。
ミステリーだと思って読み始めけど、ハラハラどきどきがあまりなく淡々とした内容でした。
最後の家族愛の部分では涙が出たけど、それまでの内容が少し薄っぺらい感じでちょっと物足りなく感じたのでこの評価になりました。
赤い指 Amazon書評・レビュー: 赤い指より
4062135264
No.3
(3pt)

類型的な家族像

一気に読ませる作品。人の激しい怒・哀など表現する筆が冴えている。
しかし、胸がふさがれる暗い気持ちにさせられる。
マスコミでセンセーショナルにとりあげられるような「家族問題」、いわゆる嫁姑・高齢化・ひきこもり問題などを類型化して人物を造形しているように思った。そういう意味では、この作者は家族というものに対して、貧弱な想像力しか持たないのではないか、と疑われる。
センセーショナルな内容、吊り広告も装丁も面白いし、売れる本ではあるのだろう。しかし値段だけの読み応え、心に響くものがあるかは疑問。
家族とは、そんなに悪いものではない。人生もそう悲観すべきものではない。完璧などないけど、みな希望を持って、できるだけのことをして懸命に生きているのだ。
こんな呪いのような本を読んだら、今の世の中で結婚して子供を持つこと、この世に生まれてくることすら、恐ろしいリスクであるかのように感じてしまう。
作者はこのような作品を書いて、何を伝えたかったのであろうか?結婚も子を持つことも、やめといたほうがいいよ、ってことですか?
リアルさの追求という意味でも、家族それぞれの内面という意味でも、村上龍の「最後の家族」のほうがよかったので、これを読んで(作者の狙いどおり)家族というものがこわくなった人には、そっちをお奨めします。
赤い指 Amazon書評・レビュー: 赤い指より
4062135264
No.2
(3pt)

「東京タワー・・」のコインの裏側を見るような・・

 リリー・フランキー著作『東京タワー・・』の後で読んだので愕然とした。
バスタオル1枚使い果たすほどの涙・鼻水が出なかった代わりに、救いよう
のない現代の家族関係が描写されている作品ではある。これがコインの裏側
の意味でもある。
 しかし東野の描く家族像はどれも類型化されすぎで、それを文章で表現
しようとしすぎるせいなのか、やや説明が多いように感じた。登場人物で
生きている実感を持っているものが少ない。ミステリー主体として考えれ
ば良い作品だと断言できるだけに感情移入できないもどかしさを感じる。
泣けなかったし、感心できなかったし、感情を高ぶらせることすらなかった。
構成の良さ等、作者を誉めることしかできないのであれば僕の評価は50点
が限界だ。
赤い指 Amazon書評・レビュー: 赤い指より
4062135264
No.1
(3pt)

佳作

推理する部分があまりないので、要するに「家族とは何か?」がテーマ。東野なりの問題提起、結論は描かれているが……「東野って、恋愛にしろ家族愛にしろ、愛を書くのが苦手?」と邪推してしまう。別に内容が悪いわけではないから、上手く邪推の理由が説明できないが……とりあえず、個人的に違和感があった。読んで問題はない佳作、しかし個人的に好きにはなれない作品。
赤い指 Amazon書評・レビュー: 赤い指より
4062135264