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五月香(めいか)ロケーション〈PART1〉感傷戦士(センチメンタル・エニュオ)



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五月香(めいか)ロケーション〈PART1〉感傷戦士(センチメンタル・エニュオ)の評価: 3.80/5点 レビュー 5件。 Cランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.80pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全2件 1~2 1/1ページ
No.2:
(3pt)

著者のファン以外にはオススメできないかも

森雅裕ファンとしては、彼の新刊が出ない今、古い小説を探して読むしかない。この本も、古本屋を探してようやく見つけた一冊なんだけど、なんじゃコリャって感じ。
出版されたのは1986年ということで、おそらくこういうヴァイオレンスアクションが流行っていたのかもしれないが、彼の作品らしさが殆ど無い。
唯一、主人公の女子高生、五月香(めいか)が、生意気でこまっしゃくれてるところ。彼女のセリフは、彼の作品に出てくる女性主人公特有のもの。

うーん、きっとこのころの著者は迷走状態だったのかな。彼のファン以外にはオススメできないかも。
五月香(めいか)ロケーション〈PART1〉感傷戦士(センチメンタル・エニュオ) (講談社ノベルズ)Amazon書評・レビュー:五月香(めいか)ロケーション〈PART1〉感傷戦士(センチメンタル・エニュオ) (講談社ノベルズ)より
4061812637
No.1:
(3pt)

強すぎ

台湾高砂族の中でも特に勇猛で知られる飛虎族の男を父に、飛騨忍者の末裔の女を母に持つ少女、梨羽五月香(なしば・めいか)。その例を見ない身体能力の秘密を探り、飛虎族の隠された財宝を利用しクーデターを起こそうとする謎の組織が五月香と家族を襲う。全身に傷を負いながらもたった一人で戦い続ける五月香。飛虎族の財宝を探し出し、クーデターを阻止することができるのか?
自衛隊特殊部隊との戦いや、その裏に見え隠れするアメリカコンピューター産業の組織などスケールの大きな話、血統からくる不思議な身体能力を持つ主人公 五月香のプロフィールなど、とてもおもしろく読み進めることができます。が、それも途中まで。運動神経・能力ともに抜群、車を運転させればレーサー並み、さらには拳銃の扱い方はもちろん射撃の腕も一流の女子高生 五月香。戦う相手が巨大な組織に五月香に負けず劣らずの身体能力を持つ男ということでそれなりの盛り上がりを見せ、五月香も傷付き窮地に追い込まれたりもするのですが、そのあまりの超人ぶりに、中盤過ぎあたりからシラけてきてしまいます
強く賢く戦う少女を題材にしたものは小説・マンガを問わずたくさんありますが、本作は、あまりに完全無欠に書きすぎるとおもしろくなくなってしまうという良い例ではないでしょうか。
もう少し五月香の能力を抑え、彼女の怒りばかりではなく弱さを書き込んでいたなら、もっと感情移入しておもしろく読めたことでしょう。
五月香(めいか)ロケーション〈PART1〉感傷戦士(センチメンタル・エニュオ) (講談社ノベルズ)Amazon書評・レビュー:五月香(めいか)ロケーション〈PART1〉感傷戦士(センチメンタル・エニュオ) (講談社ノベルズ)より
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