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仇討ち免状
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仇討ち免状の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.60pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全10件 1~10 1/1ページ
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卯之吉を目の敵に狙う犯罪者集団から頭脳戦を仕掛けられますが、そこは、お約束のサポート衆の尽力で、するりするりと危機を脱していきます。ラストの仇討ち決着に向かって無理なく物語を進めてしまう、よく練られたシナリオが素晴らしい。 | ||||
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数年前から大富豪同心の大ファンです。電車の中や待合室で何度吹き出しそうになったことか。日頃、気を遣いまくって生きている私たちにとって、これほど痛快な主人公はいないと思います。 なぜか周囲が卯之吉の実態に気づかずに話が進むのですが、無理なく辻褄を合わせる作者の名人芸には感嘆するのみ。NHKのドラマも好きでしたが、原作の壮大なスケールを描くのは無理ですね。 楽しくなりたい人にお勧めです。続編を待っているのですが、大団円を迎えたのでもう無理なんだろうなあ…。 | ||||
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卯之吉の名声に泥を塗り失墜させんとする企みに、いつもながら本人は飄々と、周りはやきもきと気を揉む大騒動のお話でした。読んでいるこちらも当然、やきもきさせられ、なんとか卯之吉の無実を……と思うので途中までは気が気ではありませんでしたね。どうしようもない放蕩者なのに、もう卯之吉の活躍から目が離せません。それにしても、また敵が恐ろしく強いのでどんなラッキーで切り抜けるのだろうと思っていましたが、後半はまさかの銀八の策が効を奏するという面白展開でした。稽古や斬り合いの緊迫感、ワクワクとしました。あとは美鈴孃のファンなので、また可愛いシーンが見られて良かったです。全然恋の進展はないのですがそれもまた良し(笑) | ||||
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このシリーズ全部購入しました。主人が気にいっています。 | ||||
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この作品のシリーズは、全巻持っています。遊びにしか体力を使わない主人公ですが、いつのまにか事件を解決してしまいます、おもしろい。 | ||||
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綺麗な本でした。評価が落ちる事を懸念してか梱包が過剰かもしれませんね。 | ||||
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速くて、とてもきれいでした。包装もきれいでした。 申し分ありません。 | ||||
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待っていた新刊でした。最新の商品も出ているようですので、近いうちに購入予定です。 | ||||
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シリーズ10作目ともなると、評価が高い作品ほど読者の期待も大きく、作者もそれに応える筋書きにせんが為に、大いに悩むことと思います。 そういう意味ではこの大富豪同心シリーズも岐路に立っているのではないかと感じてしまいました。 この巻の筋書きは、卯之吉の宿敵「天満屋」が仕組んだ闇討ち事件に絡む敵討ちを中心に物語を展開させておりますが、 今までの様な卯之吉の非常識、おとぼけぶりと、卯之吉を取り巻く気の良い連中の勘違いが、それほど面白可笑しくは展開せず、 何か卯之吉そっちのけといった筋書き展開となっている様な気がします。 やはり「千両役者捕物帖」という同じような時代小説を別に仕立てているので作者も悩んでいるやも知れません。 これはあくまでも小生の個人的意見ですが、「二兎を追う者は一兎をも得ず」とも言いますので、 どちらかに専念した方が良いと思う次第です。 | ||||
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シリーズも第十弾、悠揚迫らざる出だしは、ほろ酔い気分で、吉原帰りのふたりの勤番侍です。ところが、黒い巻羽織姿の侍に試合を挑まれ・・・。 凄腕同心八巻を逼塞させようと、悪党を束ねる天満屋が雇った美貌の刺客、万里五郎助は卯之吉そっくりの同心羽織姿で、吉原近くにひそみ、何人かの侍を斬り、彼に濡れ衣を着せようとします。 始めこそ出仕を止められた卯之吉ですが、祖父三国屋と本多出雲守の談判で、事件はなかったことにされようとします。 ところが斬られたひとり、吉永春蔵の弟新二郎が国元から上京してきて、兄の敵を討とうとします。遊び人の兄とは違い、剣術ひとすじの無骨なこの青年の江戸での直情径行な冒険が全編にわたって描かれるのがメイン、今回、卯之吉は陰にまわってほとんど何もしていません。 自分も万里にやられかけた新二郎は国元で精進している新月一刀流の江戸の道場へ向かい、大先生に稽古をつけられたあと、卯之吉宅へ来て、さきほどのは偽同心と知り、そこから卯之吉の親衛隊というべき荒海三之助一家の犯人捜索活動が始まります。 新二郎が美鈴に惚れてまったく剣がつかえなくなったり、卯之吉に初めて吉原へつれてゆかれたり・・・・ 田舎の木訥な青年の江戸滞在記として、清爽な後味が残ります。 この巻では、卯之吉は狂言回しの役割にまわり、我関せず、で受け身に動いています。それを剣聖と誤解する純朴な新二郎。そして大捕物の後では、嬉々として手荒な蘭方医としての治療にいそしむ卯之吉。 卯之吉が活躍しないのと、ストーリーが単純すぎるほどわかりやすいのが難かもしれませんが、新二郎のキャラクターには味があり、柔弱優艶な江戸の空気の中に、山野の風が吹き込んだようなすがすがしさです。 それにしても美鈴のけなげな恋には進展があるのでしょうか。飄々といなす卯之吉の「本音」も次巻で、そろそろ聞きたい気がします。 | ||||
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