フリーター、家を買う。

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評判

フリーター、家を買う。の評価:

3.70/5点 レビュー 140件。 B ランク

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平均点3.70pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全186件 121〜140 7/10ページ
No.66
(4pt)

フリーターでなくても

ずっとラノベ時代のファンでしたが、いまは賞をとってもおかしくないビッグ作家ですよね。
ちょっとこれまでの雰囲気と似てしまって、先が読めてしまったりしましたが
でもさすが有川さんですね。
でもタイトルはこれで良かったかのか・・・途中からフリーターじゃないわけだし、フリーターの響きにこだわりすぎた気もします
フリーター、家を買う。 Amazon書評・レビュー: フリーター、家を買う。より
4344017226
No.65
(4pt)

フリーターでなくても

ずっとラノベ時代のファンでしたが、いまは賞をとってもおかしくないビッグ作家ですよね。
ちょっとこれまでの雰囲気と似てしまって、先が読めてしまったりしましたが
でもさすが有川さんですね。
でもタイトルはこれで良かったかのか・・・途中からフリーターじゃないわけだし、フリーターの響きにこだわりすぎた気もします
フリーター、家を買う。 (幻冬舎文庫) Amazon書評・レビュー: フリーター、家を買う。 (幻冬舎文庫)より
4344418972
No.64
(5pt)

読む人・年代により思い入れがそれぞれかと

フリーターになってしまった誠冶は、考えが甘いなと思って読み始めていましたが、
自分にも17歳の息子がいて、こんな風に世間知らずなのも、仕事に対する自覚が無いのも
リアルな気がしました。
真面目だけど頑固で不器用な父誠一は、自分の父と似たような考えを持っていて、
ブルーカラーに対して最初は偏見があったり、母親の病気を受け入れられなかったり、
家族に対する愛情はあり、誠実に働いていながらもどこか言葉が足りずにギクシャクしてしまいます。
お嫁にいった姉が、さしずめ自分なのかなと思ったり・・
4人家族で保たれていたバランスが、一人抜けると会話が回らなくなるのも同じでした。
父・母・弟(私は兄)の3名では団欒といっても味気ないものになった描写など、誰かの家にもきっとある光景ではないでしょうか。
一つの家族とそれを取り巻く近所の人とのお付き合いも、多かれ少なかれ気を使うものです。
母が病気になるかどうかは程度問題ですか、思いつめることもあるでしょう。

誠冶が成長していく姿が、頼もしくもあり、短くて読みやすい文体の中にも、それぞれの人物の立場や感情が凝縮されている
良い作品だと思います。
フリーター、家を買う。 Amazon書評・レビュー: フリーター、家を買う。より
4344017226
No.63
(5pt)

読む人・年代により思い入れがそれぞれかと

フリーターになってしまった誠冶は、考えが甘いなと思って読み始めていましたが、
自分にも17歳の息子がいて、こんな風に世間知らずなのも、仕事に対する自覚が無いのも
リアルな気がしました。
真面目だけど頑固で不器用な父誠一は、自分の父と似たような考えを持っていて、
ブルーカラーに対して最初は偏見があったり、母親の病気を受け入れられなかったり、
家族に対する愛情はあり、誠実に働いていながらもどこか言葉が足りずにギクシャクしてしまいます。
お嫁にいった姉が、さしずめ自分なのかなと思ったり・・
4人家族で保たれていたバランスが、一人抜けると会話が回らなくなるのも同じでした。
父・母・弟(私は兄)の3名では団欒といっても味気ないものになった描写など、誰かの家にもきっとある光景ではないでしょうか。
一つの家族とそれを取り巻く近所の人とのお付き合いも、多かれ少なかれ気を使うものです。
母が病気になるかどうかは程度問題ですか、思いつめることもあるでしょう。

誠冶が成長していく姿が、頼もしくもあり、短くて読みやすい文体の中にも、それぞれの人物の立場や感情が凝縮されている
良い作品だと思います。
フリーター、家を買う。 (幻冬舎文庫) Amazon書評・レビュー: フリーター、家を買う。 (幻冬舎文庫)より
4344418972
No.62
(4pt)

★ひとつ減じた理由は

有川さんって本当に、お話を語るのがうまい……
何度も読み返してとまらなくなる点では★5つでもいいのですが、今回、★ひとつ減じた理由は、登場人物に少しだけ違和感を感じたからです。

話はどん底からスタートします。主人公は最初の就職に失敗して逃げ出してフリーターになり、プライドは高いけれど自分に甘アマなダメ男君。父親は(有川さんの作品に時々出てくる父親像のような気がしますが)社会的にはそこそこ立派だけど、父親としてはど〜なの? 的な人。
彼らの犠牲になる母親は、唯一の理解者だった男らしい姉が家を出てから疲れ果て、ついにぽっきり折れてしまう。

ここから、ダメな主人公の成長ストーリーと、家族再生の物語が、一気に始まります。

登場人物はみんな魅力的で、等身大で、まあ「いるよな〜こういうヤツ」といったリアリティを感じます。だからストーリーに共感して惹きこまれ、ぐいぐい読み進んでしまうのでしょう。
いつものように、会話のうまさも、さすがです。

ただ、いるよな〜こういうヤツ、が、私の場合、読み進むにつれて徐々に「いや、いないでしょう、そんなに物わかりのいい人は!」に変わっていってしまいました。
実際にあんな父親がいたとして、あの年まであの状態で来た人が、たとえあんなことがあったからといって、そこから劇的に変わるものでしょうか。
実際にあんなダメ男君がいたとして、たとえ家族があんなことになったからといって、あの年齢で劇的に成長して自分のダメっぷりを余すところなく恥じるものでしょうか。
いやいや、父親もダメ男君も、実はぜんぜんダメな人ではなく、きちんと他人の言葉をかみしめることができ、自分を省みて悪いところを治していける「自浄作用」を持った素晴らしい人だったのでは?

……という感じです。

でも、だからこそ!読後感は素晴らしく爽やかで、すっきり気持ちいいです。
フリーター、家を買う。 Amazon書評・レビュー: フリーター、家を買う。より
4344017226
No.61
(4pt)

★ひとつ減じた理由は

有川さんって本当に、お話を語るのがうまい……
何度も読み返してとまらなくなる点では★5つでもいいのですが、今回、★ひとつ減じた理由は、登場人物に少しだけ違和感を感じたからです。

話はどん底からスタートします。主人公は最初の就職に失敗して逃げ出してフリーターになり、プライドは高いけれど自分に甘アマなダメ男君。父親は(有川さんの作品に時々出てくる父親像のような気がしますが)社会的にはそこそこ立派だけど、父親としてはど〜なの? 的な人。
彼らの犠牲になる母親は、唯一の理解者だった男らしい姉が家を出てから疲れ果て、ついにぽっきり折れてしまう。

ここから、ダメな主人公の成長ストーリーと、家族再生の物語が、一気に始まります。

登場人物はみんな魅力的で、等身大で、まあ「いるよな〜こういうヤツ」といったリアリティを感じます。だからストーリーに共感して惹きこまれ、ぐいぐい読み進んでしまうのでしょう。
いつものように、会話のうまさも、さすがです。

ただ、いるよな〜こういうヤツ、が、私の場合、読み進むにつれて徐々に「いや、いないでしょう、そんなに物わかりのいい人は!」に変わっていってしまいました。
実際にあんな父親がいたとして、あの年まであの状態で来た人が、たとえあんなことがあったからといって、そこから劇的に変わるものでしょうか。
実際にあんなダメ男君がいたとして、たとえ家族があんなことになったからといって、あの年齢で劇的に成長して自分のダメっぷりを余すところなく恥じるものでしょうか。
いやいや、父親もダメ男君も、実はぜんぜんダメな人ではなく、きちんと他人の言葉をかみしめることができ、自分を省みて悪いところを治していける「自浄作用」を持った素晴らしい人だったのでは?

……という感じです。

でも、だからこそ!読後感は素晴らしく爽やかで、すっきり気持ちいいです。
フリーター、家を買う。 (幻冬舎文庫) Amazon書評・レビュー: フリーター、家を買う。 (幻冬舎文庫)より
4344418972
No.60
(4pt)

個人的には・・・

本編よりも、個人的には主人公の後輩である「豊川」目線のアフターストーリーのほうが好きです。

今度10月からドラマ化されるということで購入を決意したのですが、原作とドラマの設定が違うのが残念でなりません。

原作ではヒロインは後輩なのですが、ドラマでは先輩になるそうです。

ヒロインの後輩「千葉」と愛嬌たっぷりの「豊川」はこの原作でしか見られないので、

要チェックです!
フリーター、家を買う。 Amazon書評・レビュー: フリーター、家を買う。より
4344017226
No.59
(4pt)

個人的には・・・

本編よりも、個人的には主人公の後輩である「豊川」目線のアフターストーリーのほうが好きです。

今度10月からドラマ化されるということで購入を決意したのですが、原作とドラマの設定が違うのが残念でなりません。

原作ではヒロインは後輩なのですが、ドラマでは先輩になるそうです。

ヒロインの後輩「千葉」と愛嬌たっぷりの「豊川」はこの原作でしか見られないので、

要チェックです!
フリーター、家を買う。 (幻冬舎文庫) Amazon書評・レビュー: フリーター、家を買う。 (幻冬舎文庫)より
4344418972
No.58
(4pt)

家族再生御用達の家とは、家庭とは、家族とは

題名で「ん?」 表紙でSF? イラストで家が宙に浮いているしね。
フリーター。いやあ、その語感からしてちょいと引く。
家を買う。どうやって? その意外性に目が行く。
上手い題名の付け方だと思う。キャッチコピーのような題名。

最初から駄目駄目主人公、呆れる。
独りで家でくたくたになっていた、かわいそうなかーちゃん、
結婚して更にパワーアップしたに違いない、つえぇねーチャン、
企業戦士がこの程度なのか、酒癖の悪い逃げてるトーちゃん、
この家族どうなるんだ、家族療法的なカウンセリングでは救えないなあ、
本当にどうするんだと心配になってしまい、一気に引っ張ってくれた。
下手すりゃレベルの低いワイドショー的な世界になりそうで、
ならなかったところが上手い描き方だ。

現場のおじさんたちに励まされながら家族の絆をせっせと紡ぎ直し、
とうとう正社員にみこまれ、できることからせっせとこなし、
主人公が人事担当になる辺りからまるで別人。成長していく速度アップ。
再び一気に読ませてくれる。最初が辛かっただけにラストは爽快。
おまけの後日談もソフトでいい。
いやあ、なにげにちょっぴりカウンセリング本でしたな。
凹んで凹んで落ち込んだ後、こちらも癒された、そんな本でした。

でも、まあ、結果として孟母三遷の逆バージョンストーリー。
生き直し、育て直しではなくて、養い直しがこれからの時代のテーマかも。
周囲は変わらない、ご近所は変わりえない。
自分が変わっていかなければ新しい局面は生まれない。
これ、カウンセリングの鉄則。だから無条件にもろ手を上げずに星四つ。
フリーター、家を買う。 Amazon書評・レビュー: フリーター、家を買う。より
4344017226
No.57
(4pt)

家族再生御用達の家とは、家庭とは、家族とは

題名で「ん?」 表紙でSF? イラストで家が宙に浮いているしね。
フリーター。いやあ、その語感からしてちょいと引く。
家を買う。どうやって? その意外性に目が行く。
上手い題名の付け方だと思う。キャッチコピーのような題名。

最初から駄目駄目主人公、呆れる。
独りで家でくたくたになっていた、かわいそうなかーちゃん、
結婚して更にパワーアップしたに違いない、つえぇねーチャン、
企業戦士がこの程度なのか、酒癖の悪い逃げてるトーちゃん、
この家族どうなるんだ、家族療法的なカウンセリングでは救えないなあ、
本当にどうするんだと心配になってしまい、一気に引っ張ってくれた。
下手すりゃレベルの低いワイドショー的な世界になりそうで、
ならなかったところが上手い描き方だ。

現場のおじさんたちに励まされながら家族の絆をせっせと紡ぎ直し、
とうとう正社員にみこまれ、できることからせっせとこなし、
主人公が人事担当になる辺りからまるで別人。成長していく速度アップ。
再び一気に読ませてくれる。最初が辛かっただけにラストは爽快。
おまけの後日談もソフトでいい。
いやあ、なにげにちょっぴりカウンセリング本でしたな。
凹んで凹んで落ち込んだ後、こちらも癒された、そんな本でした。

でも、まあ、結果として孟母三遷の逆バージョンストーリー。
生き直し、育て直しではなくて、養い直しがこれからの時代のテーマかも。
周囲は変わらない、ご近所は変わりえない。
自分が変わっていかなければ新しい局面は生まれない。
これ、カウンセリングの鉄則。だから無条件にもろ手を上げずに星四つ。
フリーター、家を買う。 (幻冬舎文庫) Amazon書評・レビュー: フリーター、家を買う。 (幻冬舎文庫)より
4344418972
No.56
(4pt)

ずっしり胸にきました

有川さんの『植物図鑑』を読んでいたので、なんとなく口当たりのいい
さわやかな話なのかと思い手に取ったところ、かなりヘビィな話でした。
長年の近所のいじめによって、重度のうつ病などを患ってしまった母親の状態に主人公が
気がつくところからストーリーが始まります。
家族の話に耳を傾けようとしない無理解な父親や、意地悪な近所のオバさんなど、
いささかステロタイプでご都合主義とも思えるのですが、
それでも作者が書こうとしている部分はしっかりと伝わってきました。
正直、家族のやりとりなどは思いきり感情移入してしまい、
読んでて辛くなるくらいでした。
母親を守ろうと奔走するお姉さんの存在がすごく救いで、共感出来ます。
主人公の成長ぶりも素敵です。
ちょっと出来すぎなんじゃ?と言われても、明るい希望を感じさせるラストで良かった、と思いました。
フリーター、家を買う。 Amazon書評・レビュー: フリーター、家を買う。より
4344017226
No.55
(4pt)

ずっしり胸にきました

有川さんの『植物図鑑』を読んでいたので、なんとなく口当たりのいい
さわやかな話なのかと思い手に取ったところ、かなりヘビィな話でした。
長年の近所のいじめによって、重度のうつ病などを患ってしまった母親の状態に主人公が
気がつくところからストーリーが始まります。
家族の話に耳を傾けようとしない無理解な父親や、意地悪な近所のオバさんなど、
いささかステロタイプでご都合主義とも思えるのですが、
それでも作者が書こうとしている部分はしっかりと伝わってきました。
正直、家族のやりとりなどは思いきり感情移入してしまい、
読んでて辛くなるくらいでした。
母親を守ろうと奔走するお姉さんの存在がすごく救いで、共感出来ます。
主人公の成長ぶりも素敵です。
ちょっと出来すぎなんじゃ?と言われても、明るい希望を感じさせるラストで良かった、と思いました。
フリーター、家を買う。 (幻冬舎文庫) Amazon書評・レビュー: フリーター、家を買う。 (幻冬舎文庫)より
4344418972
No.54
(4pt)

素敵なお話でした

新卒就職3カ月で辞職したフリーターが、母親のために家を買おうと奮闘する話

ファンタジーでフイクションだからこそ、という部分は大いにあり『人生そんなにうまくはいかないだろう』と突っ込みたくなりつつも、作中に描かれる人間関係、特に主人公と深くかかわってゆく父親やバイト先の上司等々の台詞にはメッセージ性を感じます。

誰もが素直に生きれたら素敵だけれど素直に生きれない世の中。
思い通りになれば良いのだけれど思い通りにはなかなかならない世の中。
しかし全ては心の持ちようなのではないか、と思わせてくれる作品です。

ただ、作中には精神疾患に関しても描かれる部分があり、それが物語の一つの大きな鍵となってゆくのですが、疾患に関しては少し首を傾ぐ部分があることは否めません。少なくとも私は実際にこの症状ならば…と矛盾や描かれ方に少し疑問を抱きました。
ですので完全なるフィクション、として。またエンターテイメントとしてなら十二分に楽しめる作品、ということで星は四つにさせていただきます。
フリーター、家を買う。 Amazon書評・レビュー: フリーター、家を買う。より
4344017226
No.53
(4pt)

素敵なお話でした

新卒就職3カ月で辞職したフリーターが、母親のために家を買おうと奮闘する話

ファンタジーでフイクションだからこそ、という部分は大いにあり『人生そんなにうまくはいかないだろう』と突っ込みたくなりつつも、作中に描かれる人間関係、特に主人公と深くかかわってゆく父親やバイト先の上司等々の台詞にはメッセージ性を感じます。

誰もが素直に生きれたら素敵だけれど素直に生きれない世の中。
思い通りになれば良いのだけれど思い通りにはなかなかならない世の中。
しかし全ては心の持ちようなのではないか、と思わせてくれる作品です。

ただ、作中には精神疾患に関しても描かれる部分があり、それが物語の一つの大きな鍵となってゆくのですが、疾患に関しては少し首を傾ぐ部分があることは否めません。少なくとも私は実際にこの症状ならば…と矛盾や描かれ方に少し疑問を抱きました。
ですので完全なるフィクション、として。またエンターテイメントとしてなら十二分に楽しめる作品、ということで星は四つにさせていただきます。
フリーター、家を買う。 (幻冬舎文庫) Amazon書評・レビュー: フリーター、家を買う。 (幻冬舎文庫)より
4344418972
No.52
(4pt)

丁寧に描かれているのは、日本の一般的な家族の姿と感じました。

タイトルのみで本を選びました、
ドラマ化されんだーって思いながら。
読後の今は、タイトルがキャッチコピーみたいで、
広告戦略的なイメージが本書と合わないような気もしています。

無気力なダメ・フリーター誠治が、家族の不和・病気をきっかけに更正して家を買う話。

だめフリーターがどんな風に七転八倒して家を買うんだろう。
なんて、ポップな感じを私は期待してましたが、
紆余曲折が活劇みたいに描かれているわけではないです。

丁寧に描かれているのは、父、母、姉、息子の家族。
日本の多くの家族の抱える問題へ取り組み方。
これが丁寧に描かれていました。

特に父・誠一の妻・寿美子への接し方の描写は妙です。
誤解を恐れずに言わせて頂ければ、
団塊の世代に多い夫婦構造かもしれません。

自分が団塊の世代だ、あるいは団塊の世代を両親に持つ世代の多くは、
もっと言うと、日本文化の社会で育った一般家庭の人であれば、
共感できる側面が多いように思います。

姉・亜矢子がそんな“家族のあり方”への、
不満の代弁者になっている面もあり、
キャラクターは対比が効いていて個人的には非常に好感の本です。

例えば、大悦貞夫という土建屋のオヤジが出てきますが、
彼と猫とのエピソードのときの、彼のセリフにふいてしまった。

また、主人公が正社員になるまでの道のりも、
丁寧に書かれています。
主人公の成長ぶりはやや好都合な感じもしますが、
まあ私は許容範囲でした。

そういえば、父・誠一、息子・誠治の名前が非常に気になりました。
ときどき、どっちがどっちだ?と正直少し読みづらかったです。

全体的に、本の前半と後半で雰囲気が変わると思います。
前半真剣で後半ややポップな感じ。
後半の終盤には恋愛の話もありますよ。

読後には気になる点もありましたが、
個人的には楽しめたので★4つ。
ただ、友達や初対面の人には勧めないと思います。
文庫になれば、すすめるかも。
フリーター、家を買う。 Amazon書評・レビュー: フリーター、家を買う。より
4344017226
No.51
(4pt)

丁寧に描かれているのは、日本の一般的な家族の姿と感じました。

タイトルのみで本を選びました、
ドラマ化されんだーって思いながら。
読後の今は、タイトルがキャッチコピーみたいで、
広告戦略的なイメージが本書と合わないような気もしています。

無気力なダメ・フリーター誠治が、家族の不和・病気をきっかけに更正して家を買う話。

だめフリーターがどんな風に七転八倒して家を買うんだろう。
なんて、ポップな感じを私は期待してましたが、
紆余曲折が活劇みたいに描かれているわけではないです。

丁寧に描かれているのは、父、母、姉、息子の家族。
日本の多くの家族の抱える問題へ取り組み方。
これが丁寧に描かれていました。

特に父・誠一の妻・寿美子への接し方の描写は妙です。
誤解を恐れずに言わせて頂ければ、
団塊の世代に多い夫婦構造かもしれません。

自分が団塊の世代だ、あるいは団塊の世代を両親に持つ世代の多くは、
もっと言うと、日本文化の社会で育った一般家庭の人であれば、
共感できる側面が多いように思います。

姉・亜矢子がそんな“家族のあり方”への、
不満の代弁者になっている面もあり、
キャラクターは対比が効いていて個人的には非常に好感の本です。

例えば、大悦貞夫という土建屋のオヤジが出てきますが、
彼と猫とのエピソードのときの、彼のセリフにふいてしまった。

また、主人公が正社員になるまでの道のりも、
丁寧に書かれています。
主人公の成長ぶりはやや好都合な感じもしますが、
まあ私は許容範囲でした。

そういえば、父・誠一、息子・誠治の名前が非常に気になりました。
ときどき、どっちがどっちだ?と正直少し読みづらかったです。

全体的に、本の前半と後半で雰囲気が変わると思います。
前半真剣で後半ややポップな感じ。
後半の終盤には恋愛の話もありますよ。

読後には気になる点もありましたが、
個人的には楽しめたので★4つ。
ただ、友達や初対面の人には勧めないと思います。
文庫になれば、すすめるかも。
フリーター、家を買う。 (幻冬舎文庫) Amazon書評・レビュー: フリーター、家を買う。 (幻冬舎文庫)より
4344418972
No.50
(4pt)

はじめは暗くてどうなるかと思ったけど、最後は救われる気がした

主人公はフリーター。会社を三ヶ月で辞め、バイトも長続きしない青年。しかし、母親が重度の鬱病にかかってることが判明し、その看病に明け暮れるうちに、彼は大事なことに気づく...

最初は、ラブコメの女王らしくなく、重苦しい雰囲気が続く。それが一変するのは、母親の病気をきっかけに、彼がちゃんと就職をしようとするところから。彼はバイト先の土木現場で大事なことを学んでいく。
会社に就職してからの彼は、仕事に懸命に立ち向かい、成果を上げていく。
ちゃんと、ハッピーエンドで良かった。家族の病気や就職できないことを抱えている人には、甘すぎるって言われるかもしれないけど、こういう小説を読むとホッとする。
最後は彼女らしいエピソードで締めくくられているのもいい。
フリーター、家を買う。 Amazon書評・レビュー: フリーター、家を買う。より
4344017226
No.49
(4pt)

はじめは暗くてどうなるかと思ったけど、最後は救われる気がした

主人公はフリーター。会社を三ヶ月で辞め、バイトも長続きしない青年。しかし、母親が重度の鬱病にかかってることが判明し、その看病に明け暮れるうちに、彼は大事なことに気づく...

最初は、ラブコメの女王らしくなく、重苦しい雰囲気が続く。それが一変するのは、母親の病気をきっかけに、彼がちゃんと就職をしようとするところから。彼はバイト先の土木現場で大事なことを学んでいく。
会社に就職してからの彼は、仕事に懸命に立ち向かい、成果を上げていく。
ちゃんと、ハッピーエンドで良かった。家族の病気や就職できないことを抱えている人には、甘すぎるって言われるかもしれないけど、こういう小説を読むとホッとする。
最後は彼女らしいエピソードで締めくくられているのもいい。
フリーター、家を買う。 (幻冬舎文庫) Amazon書評・レビュー: フリーター、家を買う。 (幻冬舎文庫)より
4344418972
No.48
(4pt)

予定調和もまたよし

「植物図鑑」にはじまって,氏の作品は3作目。
氏自らが公言しているように,氏の作品はライトノベルであり,
気軽に読破できる点が最大の特徴及び利点。
逆に,それが軽く感じられるときもあるけれど,
そういうとき,またはそう感じる人は読まなければいいわけで,
それが作品の欠点にはならない。
フリーターの起死回生の物語,という斬新な切り口ではあるが,
周囲(特に父親)のアドバイスや本人の頑張りによって徐々に
事態は好転していくサクセスストーリー。
予定調和といえばそれまでだが,そこがまた心地よい。
軽く恋愛話も入っているが,氏のスタンスなのか不得手なのか,
どうしてそういうことになったのかがよく分からない。
加えて,どこか尻切れトンボな点も,「植物図鑑」をはじめ
多くの作品に見られるところ。
よって,その点でポイントを減じた。
フリーター、家を買う。 Amazon書評・レビュー: フリーター、家を買う。より
4344017226
No.47
(4pt)

予定調和もまたよし

「植物図鑑」にはじまって,氏の作品は3作目。
氏自らが公言しているように,氏の作品はライトノベルであり,
気軽に読破できる点が最大の特徴及び利点。
逆に,それが軽く感じられるときもあるけれど,
そういうとき,またはそう感じる人は読まなければいいわけで,
それが作品の欠点にはならない。
フリーターの起死回生の物語,という斬新な切り口ではあるが,
周囲(特に父親)のアドバイスや本人の頑張りによって徐々に
事態は好転していくサクセスストーリー。
予定調和といえばそれまでだが,そこがまた心地よい。
軽く恋愛話も入っているが,氏のスタンスなのか不得手なのか,
どうしてそういうことになったのかがよく分からない。
加えて,どこか尻切れトンボな点も,「植物図鑑」をはじめ
多くの作品に見られるところ。
よって,その点でポイントを減じた。
フリーター、家を買う。 (幻冬舎文庫) Amazon書評・レビュー: フリーター、家を買う。 (幻冬舎文庫)より
4344418972