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列車消失
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列車消失の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点2.75pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
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列車消失というタイトルに魅せられて読んでみた。 人脈のそれぞれの背景や描写は素晴らしいが、肝心なトリックはあくまでも紙上のものでしかなく、現実性において無理な構想である。著者が文学部出身だけに良い面と悪い面が出ている。 この小説は非常に会話の部分が多いが、最初に登場した時だけ人物の説明があるだけで、後は名前だけで表現されている為読者側からみれば読みにくい。こういう長編小説ならそのところを気遣って欲しい。 列車消失や怪奇的なミステリータッチの箇所は読者を引き込む筆力がある。しかしながら、所々物語の進展性や繋がりにギクシャクした感じを受ける。もう少し滑らかな感じにならないのか? また、事件捜査においてはリーダーシップが曖昧で、刑事たちの行動が素直に読み取れない箇所がある。 最後のトリックに至っては作品の重みが宙に浮いてしまった。 | ||||
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