海賊とよばれた男

【この小説が収録されている参考書籍】

評判

海賊とよばれた男の評価:

4.26/5点 レビュー 1,156件。 S ランク

Amazon書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点4.26pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全1,856件 381〜400 20/93ページ
No.1476
(5pt)

仕事する人に勇気を与えてくれる本でした!

ここまで信念を持って日本のために独立起業として貢献された会社や人々がおられた事に驚きでした。次から次へと起こる困難に立ち向かい、越えられない壁があっても素晴らしい対応、人を信じて育てて、泥臭く仕事する登場人物たちを想うと、普段の自分も清々しい気持ちで仕事に臨めます。
物語の中では、誰が苦労して、努力して、誰が卑怯で、煮え切らなくて、愚かであるか明確に記されていて、お馴染み百田節にニヤニヤさせていただきました。
この本を報道出来ないテレビ局が赤坂にあるなんて、意味がわかりません。感動したし、勇気もらえたし、映画早く見に行きたいし、出光でガソリン入れたくなりました!
海賊とよばれた男(下) (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 海賊とよばれた男(下) (講談社文庫)より
4062778300
No.1475
(5pt)

近代史の参考文献にもなるかと

百田尚樹さん作、映画公開前に海賊と呼ばれた男の上巻読了。序章から目頭熱くなり作品の中に引き込まれあっという間でした。下巻もとても楽しみ。
読者を物語の世界に十分没頭させてから、表立って語られない明治、大正、昭和当時の経緯や背景について丁寧にお調べになられ、その歴史をしっかりとこの名作の中に記されております。
私としてはお話も面白い上に、近代史の参考文献として繰り返し活用したいと思った一冊でした。
海賊とよばれた男 上 Amazon書評・レビュー: 海賊とよばれた男 上より
4062175649
No.1474
(5pt)

近代史の参考文献にもなるかと

百田尚樹さん作、映画公開前に海賊と呼ばれた男の上巻読了。序章から目頭熱くなり作品の中に引き込まれあっという間でした。下巻もとても楽しみ。
読者を物語の世界に十分没頭させてから、表立って語られない明治、大正、昭和当時の経緯や背景について丁寧にお調べになられ、その歴史をしっかりとこの名作の中に記されております。
私としてはお話も面白い上に、近代史の参考文献として繰り返し活用したいと思った一冊でした。
海賊とよばれた男(上) (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 海賊とよばれた男(上) (講談社文庫)より
4062778297
No.1473
(5pt)

仕事する人に勇気を与えてくれる本でした!

ここまで信念を持って日本のために独立起業として貢献された会社や人々がおられた事に驚きでした。次から次へと起こる困難に立ち向かい、越えられない壁があっても素晴らしい対応、人を信じて育てて、泥臭く仕事する登場人物たちを想うと、普段の自分も清々しい気持ちで仕事に臨めます。
物語の中では、誰が苦労して、努力して、誰が卑怯で、煮え切らなくて、愚かであるか明確に記されていて、お馴染み百田節にニヤニヤさせていただきました。
この本を報道出来ないテレビ局が赤坂にあるなんて、意味がわかりません。感動したし、勇気もらえたし、映画早く見に行きたいし、出光でガソリン入れたくなりました!
海賊とよばれた男 下 Amazon書評・レビュー: 海賊とよばれた男 下より
4062175657
No.1472
(5pt)

真の日本人の素晴らしさを改めて実感!

一年前にこの本を読んで、とても感動しました。一昨日、封切りの映画を観て感動を新たにしました。しかし、原作を読んだ時の方がより大きな感動を得ました。多くの方にお勧めしたい作品です。
海賊とよばれた男(上) (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 海賊とよばれた男(上) (講談社文庫)より
4062778297
No.1471
(5pt)

俯仰天地に恥じず、生き抜いた男の物語

巻末の解説において堺屋太一氏は、自分にとって上巻は歴史。下巻は体験したことであったと書かれていました。昭和34年生まれの私にとっても、下巻の後半は、まさしく体験であり、こんなことが起きていたんだと、認識を新たにしたところです。
 作者の百田氏も、下巻になると、その筆致が冴え渡ります。近代史を振り返るにも良い教材となるでしょう。
 それにしても、出勤簿も定年もクビもない会社。社員は家族という考え方。昔は多かれ少なかれ、こんな感じだったのでしょう。過労死なんて、考えられませんでした。なんせ家族なんですから。
 かくいう私も若かれし頃、バブル景気で世間は浮かれていましたが、我々の仕事は、当初予算以上に補正予算がついてしまい、深夜労働、泊まり込みなんてことは、日常茶飯事でした。でも、仲間や同僚とともに頑張り抜いたという記憶しかなく、現在の過労死のような孤独な戦いではなかった気がします。

 小説で描かれているような男たちがいたために、戦後復興がなされ、その後の経済発展につながったことは、紛れもない事実であり、作中に何度も出てくる「必ず日本は立ち直る。」と言うコトバに、このような人々がいたからこそと、感慨深いものがありました。
 しかし一方、主人公や彼を取り巻くような、すばらしい人々がいたにもかかわらず、なぜ「立ち直る」ではなく、「立ち直る」必要が生じる前に、何とか出来なかったのでしょうか。アメリカと一戦交えて勝てるわけがないことは、わかっていたでしょうに。また、開戦自体はやむを得ないとしても、あのような悲惨な結果になるまで継続させてしまったのは、何故だったのでしょう?これを問題にすると、本の主旨からズレていってしまいますが、やはり、志と不屈の精神だけではダメで、知識と教養を兼ね備える必要があるのかもしれません。しかし、私も含め今のほとんどの日本人には、四つともすべて欠けているのかもしれませんね。
 小説は出光興産を元に描いていることは周知の事実ですが、これを読むと、創業者グループが、合併に異を唱えるのもわかる気がします。なんせ「儲けよ」というコトバを一度も発したことのない人物が創業者なのですから、自ずから志が別の次元にあると言うものでしょう。
 ラスト近く、主人公の別れた奥さんの話題が出てきます。これが実際にあった話かどうかはわかりませんけれど、最後の最後に、このエピソードを入れるというのは、百田氏も意外とロマンチストなんだなと感じ入りました。これのおかげで、怒濤の勢いで展開する小説に一服の清涼剤が加わり、より一層味わい深くなりました。
 さてこれが、どのように映画化されたのか、見るのが楽しみです。その感想は、Ya〇〇〇!のレビューにて。。。
海賊とよばれた男(下) (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 海賊とよばれた男(下) (講談社文庫)より
4062778300
No.1470
(5pt)

俯仰天地に恥じず、生き抜いた男の物語

巻末の解説において堺屋太一氏は、自分にとって上巻は歴史。下巻は体験したことであったと書かれていました。昭和34年生まれの私にとっても、下巻の後半は、まさしく体験であり、こんなことが起きていたんだと、認識を新たにしたところです。
 作者の百田氏も、下巻になると、その筆致が冴え渡ります。近代史を振り返るにも良い教材となるでしょう。
 それにしても、出勤簿も定年もクビもない会社。社員は家族という考え方。昔は多かれ少なかれ、こんな感じだったのでしょう。過労死なんて、考えられませんでした。なんせ家族なんですから。
 かくいう私も若かれし頃、バブル景気で世間は浮かれていましたが、我々の仕事は、当初予算以上に補正予算がついてしまい、深夜労働、泊まり込みなんてことは、日常茶飯事でした。でも、仲間や同僚とともに頑張り抜いたという記憶しかなく、現在の過労死のような孤独な戦いではなかった気がします。

 小説で描かれているような男たちがいたために、戦後復興がなされ、その後の経済発展につながったことは、紛れもない事実であり、作中に何度も出てくる「必ず日本は立ち直る。」と言うコトバに、このような人々がいたからこそと、感慨深いものがありました。
 しかし一方、主人公や彼を取り巻くような、すばらしい人々がいたにもかかわらず、なぜ「立ち直る」ではなく、「立ち直る」必要が生じる前に、何とか出来なかったのでしょうか。アメリカと一戦交えて勝てるわけがないことは、わかっていたでしょうに。また、開戦自体はやむを得ないとしても、あのような悲惨な結果になるまで継続させてしまったのは、何故だったのでしょう?これを問題にすると、本の主旨からズレていってしまいますが、やはり、志と不屈の精神だけではダメで、知識と教養を兼ね備える必要があるのかもしれません。しかし、私も含め今のほとんどの日本人には、四つともすべて欠けているのかもしれませんね。
 小説は出光興産を元に描いていることは周知の事実ですが、これを読むと、創業者グループが、合併に異を唱えるのもわかる気がします。なんせ「儲けよ」というコトバを一度も発したことのない人物が創業者なのですから、自ずから志が別の次元にあると言うものでしょう。
 ラスト近く、主人公の別れた奥さんの話題が出てきます。これが実際にあった話かどうかはわかりませんけれど、最後の最後に、このエピソードを入れるというのは、百田氏も意外とロマンチストなんだなと感じ入りました。これのおかげで、怒濤の勢いで展開する小説に一服の清涼剤が加わり、より一層味わい深くなりました。
 さてこれが、どのように映画化されたのか、見るのが楽しみです。その感想は、Ya〇〇〇!のレビューにて。。。
海賊とよばれた男 下 Amazon書評・レビュー: 海賊とよばれた男 下より
4062175657
No.1469
(5pt)

今後の日本を考える上にも大切な本

虎ノ門ニュースを通じて百田さんの大ファンになりました。
映画化に伴い原作読ませていただきました。
戦後の歴史を知れると共に出光さんのような国士がいたことを誇りに思いました。
興奮と感動であっという間に読み終えてしまいました!
そしてカエルの楽園、カエルの楽園が地獄と化す日も拝読し中国が忍び寄る不安を感じながらも、出光さんのようなかつての国士が再建させてくれた日本を守るために強く熱く立ち向かわねばと感じさせてもらいました。

余談ですが、映画のCM・PRが始まりましたが百田さんのお名前は全く出ませんね。こんなにも原作者の紹介がないことは国益を考えないマスコミの闇を感じます。
海賊とよばれた男(上) (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 海賊とよばれた男(上) (講談社文庫)より
4062778297
No.1468
(4pt)

すっごい男がいたもんだ!

冒頭の第一章は、昭和20年~昭和22年までとなっていますが、すぐに第二章は、明治18年に飛びます。この上巻は、戦前から戦中にかけてが中心となっています。
 実在した人間をモデルに書かれている小説なのでありますが、文学的と言うよりも、歴史的事実を羅列したドキュメントドラマ風とでも言いましょうか、日本の近代史を振り返るにもとてもよい教材となるのではないでしょうか。
 思い起こせば高校時代(私は1959年生まれ)。メジャーと言えば、大リーグではなく、まず石油メジャーを刺していました。現代史の時間と見紛うばかりだった地理の授業では、ずいぶん話題になっていたものです。
 上巻を読み終えた今、下巻の展開が楽しみであります。全体の感想は下巻にて。
海賊とよばれた男(上) (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 海賊とよばれた男(上) (講談社文庫)より
4062778297
No.1467
(4pt)

感動しました!

上に続けて、読みました。

岡崎勉明さんの東京講演でおすすめ頂いて、この本と出会えて良かったです。

何の仕事するかではなく、誰と仕事をするかが大事なのだと改めて、思わせて頂きました。
格言、名言、良い言葉が散りばめられていますので、これからも良い本と出会えるように読書を続けて行きます。
海賊とよばれた男 下 Amazon書評・レビュー: 海賊とよばれた男 下より
4062175657
No.1466
(5pt)

海賊とよばれた男

現在の企業経営者の方に読んでいただきたい一冊だと思います。
出光を見直しいたしました。
海賊とよばれた男(上) (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 海賊とよばれた男(上) (講談社文庫)より
4062778297
No.1465
(5pt)

海賊とよばれた男

現在の企業経営者の方に読んでいただきたい一冊だと思います。
出光を見直しいたしました。
海賊とよばれた男 上 Amazon書評・レビュー: 海賊とよばれた男 上より
4062175649
No.1464
(5pt)

感動したとしか言いようがない

この本を読み始めた時は”本当にこんな人物はいるのだろうか”と疑問に感じてしまった。出勤簿もない社員の一人も馘首しない…。ですがこの本を読んでいくにつれて<人と人との信頼がとても大切>だという事をとても感じさせられました。この本から仕事・勉強への向き合い方など様々な事をこの本の主人公’’国岡鐵造’’という人物から学ばさせられました。
海賊とよばれた男 下 Amazon書評・レビュー: 海賊とよばれた男 下より
4062175657
No.1463
(5pt)

感動したとしか言いようがない

この本を読み始めた時は”本当にこんな人物はいるのだろうか”と疑問に感じてしまった。出勤簿もない社員の一人も馘首しない…。ですがこの本を読んでいくにつれて<人と人との信頼がとても大切>だという事をとても感じさせられました。この本から仕事・勉強への向き合い方など様々な事をこの本の主人公’’国岡鐵造’’という人物から学ばさせられました。
海賊とよばれた男(下) (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 海賊とよばれた男(下) (講談社文庫)より
4062778300
No.1462
(5pt)

今ではここのガソリンスタンドしか使っていません。

戦後、日本には誇りを持てる人達が沢山いてくれたおかげで、
今の日本があるのだと思いました。
見終わった後、ここにでていたガソリンスタンドしか使っていません。
もうすぐ、映画もやるようなので、とても楽しみにしています。
岡田准一さんが主役ということで、期待しています。
海賊とよばれた男 下 Amazon書評・レビュー: 海賊とよばれた男 下より
4062175657
No.1461
(5pt)

今ではここのガソリンスタンドしか使っていません。

戦後、日本には誇りを持てる人達が沢山いてくれたおかげで、
今の日本があるのだと思いました。
見終わった後、ここにでていたガソリンスタンドしか使っていません。
もうすぐ、映画もやるようなので、とても楽しみにしています。
岡田准一さんが主役ということで、期待しています。
海賊とよばれた男(下) (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 海賊とよばれた男(下) (講談社文庫)より
4062778300
No.1460
(5pt)

歴史の勉強になります♪

岡崎勉明さんの格言メルマガに掲載されていたので読みました。戦後の東京で起こっていたことを知ることができ、とても勉強になりました。
海賊とよばれた男(上) (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 海賊とよばれた男(上) (講談社文庫)より
4062778297
No.1459
(5pt)

歴史の勉強になります♪

岡崎勉明さんの格言メルマガに掲載されていたので読みました。戦後の東京で起こっていたことを知ることができ、とても勉強になりました。
海賊とよばれた男 上 Amazon書評・レビュー: 海賊とよばれた男 上より
4062175649
No.1458
(5pt)

すばらしき「右傾エンタメ」?

映画化を前にして上巻をまずは一読。ちょうどいま合併するかしないかで、話題になっている出光興産創業者の出光佐三がモデル。小説では、国岡商店の国岡鐡造として描かれている。敗戦によって、海外にあった「支店」が全滅。石油を取り扱うこともできなくなり、四苦八苦の状況にもかかわらず、社員をクビにすることなく、ラジオ修理やらなんでもやって、糊口をしのぐ。そのうちに……といったストーリー。
昨今の東京都庁の都議会界隈に潜む(?)タカリの輩のような、競争が嫌いな官僚やらと同様の無責任な構図が、戦前、戦中、戦後の石油業界にも蠢いていたようだ。そういう対立の中で、時にはGHQ・占領軍が良識を発揮して、国岡を手助けることもある。上巻は主に、彼が志を抱いて「石油」に手を染めていく戦前、戦中の活躍が描かれている。GHQなども内部にいろいろな対立があり、時には日本がストロングであってもいいと考え、時には日本を徹底的に足腰たたないようにしてやろうと考えたりもする。
『永遠の0』 (講談社文庫)は面白く(しかし涙と共に)読める娯楽戦争小説であったが、それと同様、楽しく読める娯楽経済小説だ。「現代史」を知る上でも、手頃な入門書ともなりうるではなか。この作品も「右傾エンタメ」なのか? そういうふうに貶める人たちがいるとしたら、発想が貧困なのだろう。こういう小説に「事実」も書かれていることに腹立たしくなるのかもしれない。
エロエンタメも、右傾エンタメも左傾エンタメもあっていいではないか。
いまは亡き五味川純平氏の小説『人間の條件』『戦争と人間』 (三一新書)なども、いまにして思えば「左傾エンタメ」だったのでは? 大ベストセラーになったのだから、筆力もあったのだろう。
ただ、あの人のエッセイ本『怒り、八つ当たり』 (三一新書)は、かなり昔に一読し、その共産圏に甘い認識には唖然呆然とした記憶だけが残っている。その点、百田氏の『大放言』 (新潮新書)はナイスブックでした。百田氏の次回作は『国士と呼ばれた男』などがいいのではないか? 国士といえば……。内田良平とか、勝野金政とか、岸信介とか……。
海賊とよばれた男(上) (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 海賊とよばれた男(上) (講談社文庫)より
4062778297
No.1457
(5pt)

すばらしき「右傾エンタメ」?

映画化を前にして上巻をまずは一読。ちょうどいま合併するかしないかで、話題になっている出光興産創業者の出光佐三がモデル。小説では、国岡商店の国岡鐡造として描かれている。敗戦によって、海外にあった「支店」が全滅。石油を取り扱うこともできなくなり、四苦八苦の状況にもかかわらず、社員をクビにすることなく、ラジオ修理やらなんでもやって、糊口をしのぐ。そのうちに……といったストーリー。
昨今の東京都庁の都議会界隈に潜む(?)タカリの輩のような、競争が嫌いな官僚やらと同様の無責任な構図が、戦前、戦中、戦後の石油業界にも蠢いていたようだ。そういう対立の中で、時にはGHQ・占領軍が良識を発揮して、国岡を手助けることもある。上巻は主に、彼が志を抱いて「石油」に手を染めていく戦前、戦中の活躍が描かれている。GHQなども内部にいろいろな対立があり、時には日本がストロングであってもいいと考え、時には日本を徹底的に足腰たたないようにしてやろうと考えたりもする。
『永遠の0』 (講談社文庫)は面白く(しかし涙と共に)読める娯楽戦争小説であったが、それと同様、楽しく読める娯楽経済小説だ。「現代史」を知る上でも、手頃な入門書ともなりうるではなか。この作品も「右傾エンタメ」なのか? そういうふうに貶める人たちがいるとしたら、発想が貧困なのだろう。こういう小説に「事実」も書かれていることに腹立たしくなるのかもしれない。
エロエンタメも、右傾エンタメも左傾エンタメもあっていいではないか。
いまは亡き五味川純平氏の小説『人間の條件』『戦争と人間』 (三一新書)なども、いまにして思えば「左傾エンタメ」だったのでは? 大ベストセラーになったのだから、筆力もあったのだろう。
ただ、あの人のエッセイ本『怒り、八つ当たり』 (三一新書)は、かなり昔に一読し、その共産圏に甘い認識には唖然呆然とした記憶だけが残っている。その点、百田氏の『大放言』 (新潮新書)はナイスブックでした。百田氏の次回作は『国士と呼ばれた男』などがいいのではないか? 国士といえば……。内田良平とか、勝野金政とか、岸信介とか……。
海賊とよばれた男 上 Amazon書評・レビュー: 海賊とよばれた男 上より
4062175649